水源池名 |
流域 |
容量 |
送水 |
水量 |
摘要 |
二瀬ダム |
170km2 |
夏期:1,600.0
万m3 冬期:2,000.0万m3 |
二瀬発電所 |
7.50m3/s |
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滝沢ダム |
108.6km3 |
夏期:2,500.0万m3 冬期:5,800.0万m3 |
滝沢発電所 |
4.25m3/s |
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大洞ダム |
72.9km2 |
5.5万m3 |
大洞第一 |
4.05m3/s |
3h46m分 |
夏期:4,100万m3 冬期:7,800万m3 |
15.80m3/s |
(二瀬ダム)→二瀬発電所5.2MW→[増強]宮平発電所6.6MW[+4.3MW]→((滝沢ダム)→滝沢発電所3.4MW→)(落合堰堤)→[増強]大滝発電所11.4MW[+5.3MW]→((大洞堰堤)→大洞第一11.9MW→大洞第二(約1.3MW))(強
石堰堤)→[増強]秩父発電所13.2MW[+5.8MW]:合計53.0MW[+15.4MW] |
~滝沢川~ 滝沢ダム[便覧] ▲ 河川 荒川水系中津川 目的/型式 FNWP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 132m/424m/1670千m3 流域面積/湛水面積 108.6km2 ( 全て直接流域 ) /145ha 総貯水容量/有効貯水容量 6,300.0万m3/5,800.0万m3 ダム事業者 関東地建→水機構ダム事業部 着手/竣工 1969/2007 東京発電株式会社 滝沢発電所[水 力] ▲ ▲[埼 玉県] 平成12(2000)年11月:埼玉県企業局により着工 平成19(2007)年 7月:運用開始 ダム式貯水池式 認可最大出力:3,400kW 常時:270kW 最大使用水量:4.25m3/s 有効落差:106.90m 取水:中津川[滝沢ダム]565.0m(or537m)←滝沢ダム満水位 放水:中津川450m程度←満水位と有効落差より推計 可能発生電力 11,396.0MWh/年 |
今は入川方面でしか取水してないが滝川方面からも取水すると取水量を倍
増する事が出来そうである。[→増強案] [増 設]川又発電所(3号機) ▲ 出力:3,500kW[+3.5MW] 水量:1.9m3/s 落差:220m 追加の流域面積: 37.9km2 |
【中津川奥地開発】
▲ 何故か中津川方面の開発は遅れて滝沢ダムが出来たのが2007年になってからである。滝沢ダムの奥地方面も手つかずである。 川又発電所は1958運開なのに。半世紀上遅れている。 調べて見るとやはり関東平野,山梨県北部にも近いこの辺は小雨の様だ。川又発電所の流域だと今,川又が取水している入川(荒川源流)よりは私が開発検討した滝川流域の方が雨量が豊富に見える。 出典:国交省 滝沢ダムの水位状況はこんな感じ。 滝沢ダム貯水池運用実績 出典:国交省 まだ余裕が在る感じかな?滝沢ダムの方が二瀬ダムより貯水量が多くて余裕があるのに勿体ないことである(同等の二瀬ダ ムの資料に運用実績は載っていなかった。載ってたけど多くが低い水位で運用していた時期のもので参考になりにくい,,残念だ。)。 先ずは荒川上流から滝沢ダムへの導水路があってもよいかも。 そして結構バラツキ在るけど560m越えてるのは5カ年60カ月中5カ月。8.3%である。この期間発電出来なくなるとはいえ冬期で水量も余り無い時期で ある。 また水面下5m位なら発電出来るかも(新丸山ダム建設に伴う笠置PSの更新で は常時満水位が6.5m上昇するも水路工作物の補強と防水壁の設置(と水車交換)で なんとか対応 出来る様だ。水車交換が増強によるものなのか,特別な装置が付いているのかは不明)防水壁の設置と水路工作物で6.5m水面下でも行けるとなるとなかなか お洒落である♪また松二(松尾川第二発電所)では放 水位が水車中心から最大 6.7m上で も大丈夫だそうな(高度成長期の枯れた技術である)。 いずれにせよ,中津川上流760mで取水して,満水水位下の560mで発電してみる。 流域は70km2程採れる。(相原沢も入れて。) [私案]中津川発電所 出力:11,900kW[+11.9MW] 水量:7.0m3/s 落差:200m 流域:70km2超 取水:神 流川・中 津川※・脇の支 流※・相 原沢・大 滑沢・脇の支流770m 放水:560m ※:堰堤で取水位嵩上するならこの辺に纏められるし導水距離も減らせる) |
【宮平発電所増強】 ▲ この2課題 を一挙に解決するのが現行よりやや低い取水位での発電所建設である。 現行2機の発電機を設置しているので3号機となる。 [増強私案]宮平発電所3号機 出力:4,300kW[+4.3MW] 水量:8.0m3/s(7.55m3/s・0.45m3/s) 落差:64m 取水:荒川[栃本発電所3.5m3/s・二瀬発電所3.3m3/s・滝沢発電所4.25m3/s]450m 放水:荒川[落合堰堤(大滝堰堤[→大滝発電所])]381.0m |
東京発電株式会社 大滝発電所3号機 水路式・流込式 認可最大出力:5,300kW[大滝合計:9.6MW] 最大使用水量:7.00m3/s(5.65m3/s・1.45m3/s)(大 滝合計:13.10m3/s) 有効落差:90.5m 水車:立軸単輪単流フランシス水車 最大出力2300kW×2台 導水路:総延長2050.9m 流域面積:290.24km2 取水:荒川[宮平発電所] 381.75m 放水:荒川[秩父発電所] 287.85m |
~大洞川~ 大洞ダム[便覧] ▲ 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長 24.7m/45m 流域面積/湛水面積 72.9km2 ( 直接:57.9km2 間接:15km2 ) /ha 総貯水容量/有効貯水容量 11.0万m3/5.5万m3 ダム事業者 埼玉県 着手/竣工 1958/1960 ~大血川~ 東京発電株式会社 大洞第一発電所[水力] ▲ 所有:埼玉県企業局[運開]-東京発電株式会社[現在] 昭和33(1958)年3月 :着工 昭和35(1960)年5月 :運用開始 平成20(2008)年3月31日:東京発電へ移管 ダム水路式・調整池式 認可最大出力:11,900kW 常時出力: 550kW 年間可能発電量:47096MWH(4709万6千キロワット時) 最大使用水量:4.05m3/s 有効落差:343.06m 水車:立軸フランシス水車 出力11900kW×1台 導水路:総延長8478.4m 流域面積:57.9km2 取水:大血川、大洞川[大洞ダム] 687.0m 放水:荒川[大洞第二発電所] 334.0m 東京発電株式会社 大洞第二発電所[水力] ▲ 所有:埼玉県企業局[運開] 昭和36(1961)年12月 :着工 昭和38(1963)年 2月 :運用開始 平成20(2008)年 3月31日:東京発電へ移管 水路式・流込式 認可最大出力:1,600kW 常時出力: 0kW←荒川と大血川が集まる川の真ん真ん中にあるのに!? 年間可能発電量:6854MWH(685万4千キロワット時) 最大使用水量:5.00m3/s(4.05m3/s) 有効落差:37.28m 水車:横軸フランシス水車 出力1600kW×1台 導水路:総延長1161.2m 放水路:総延長203.2m 流域面積:78.5平方キロメートル 取水:荒川[大洞第一発電所(4.05m3/s)・ 大血川] 330.20m 放水:荒川[秩父発電所]290.94m 大洞第一発電所と秩父発電所の間の未利用落差を埋める発電所。 |
【秩父発電所増強】
▲ 延長距離(放水地点) 放水位(落差) 効率 0.9km延長(こ こら) 190m(▲5.4m) 6.0m/(km) 2.2km延長(こ こら) 184m(▲11.4m) 5.18m/(km) 4.4km延長(こ こら) 174m(▲20.4m) 4.63m/(km) [私案]秩父発電所増設機 出力:5,800kW[+5.8MW] 水量:7.5m3/s(5.1m3/s・2.4m3/s) 有効落差:80m 取水:荒川[大滝発電所 (6.10m3/s)[11.75m3/s]・大洞第二発電所(5.0m3/s)[4.05m3/s]]290.20m 放水:荒川195m |