流入 | |
送水 |
真名川発電所:15m3/s 五条方発電所:16m3/s 真名川[真名川ダム以下]:13.7km2 合計:31m3/s |
真 名 川 頭 首 工 |
富田発電所:16m3/s ○Q=16m3/s 真名川用水:12m3/s 河道用水:2.0m3/s ※ 木落・五箇・横枕用水:1.6m3/s ※ 魚道:0.56m3/s ※ 合計:25.16m3/s |
堰堤付近 |
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堰堤直下の佐開橋付近 23.7 |
【中島付近の思考実験】 ▲ 現状では中島PSの使用水量=五条方PSの使用水量=16m3/sであり,笹生川ダムの水は中島発電所と五条方発電所で発電されており,中島発電所付近で採れる水は取水せず(詰まり五条方では利用せずそのまま下流に流して)真名川ダム・発電所で使う様である。 笹生川の川端に立つ中島発電所は高い壁に護られている様に見えた。(デジカメが不調で…DataChefというサイトで明るく調整してみた。高い壁見えます??) 24.9 此処で川との水のやりとりをしないということは,真名川ダムが満水で中島・五条方も発電していない時に(のみ)水が使い切れないということになる。 この様な状況ががどれだけの時間があるのかは不明だけど。現状では(常時発電量のみを手掛かりにすると)真名川の水が尖頭的に,五条方の水を常時的に使っている様にも見えるので,五条方へは割と継続的に水は流れていっていてそういう状況は少ないのかもしれない。 今,雲川と笹生川の合流と中島発電所のあるジャンクションを活かしてここで取水して真名川ダムで発電するとその落差分,余分に発電ができる筈である。 取水しようとすると更に43km2程度の取水域にはなるんだけど。。 五条方の取水位以下も結構水量あるので中島第二発電所放水位レベル(EL.420m)で取水して真名川ダム満水位(平 常時最高貯水位EL.365m/第一期洪水準備貯水位346m)で放水を試みる。EL.420mで176.0km2もあるが,中島発電所の集水面積 141.76km2を控除すると34.3km2。笹生川ダム70km2以外は溢流もあるだとうし,そうだとすると70km2程度。5m3/s程度を期待し たいが最高貯水位は時期が短い上に冬期でもあって一冬掛けて水を下流に供給するのではないかと考えると殆どの時期で水は350m程度以下なのではないだろ うか?有効落差65m程度とすると2.7MW程度。流石に小さいか。。 中島発電所の水を真名川ダムへ向けて放水して発電して逆調整,更に真名川ダムから取水して五条方で発電など考えたがこれは少々アクロバチカルではある。。 [私案]新真名川発電所or中島第三発電所or五条方発電所(3号機) 出力:4,200kW~2,100kW~5,500kW~2,750kW 水量:20~10~10~5m3/s 落差:25~25~65~65m 導水:主導水路を五条方と共用:300m/別途建設:1.2km 流域:直接取水:43.4km2+中島発電所141.76km2 取水:笹生川・中島鎌谷川・雲川・中島発電所373.60m 放水:真名川[真名川ダム]389m~348.0m→高水位時の浸水対策が必要(発電停止か?) 真 名川ダムの建設に伴い今は廃止されてしまった?真名川→五条方発電所や,そもそも設置されなかった?中島発電所→真名川の水路を整備してここで柔軟に水の やりとりを出来る様にするだけでも大分違いそうな気もしたのだが,そもそも中島・五条方は一体という前提で中島での取水にこだわる必然性はあんまないのか も。 逆に空き地になった中島地区を貯水池にして万全を期すという考え方もありそう。 |