~名倉川~ 真弓発電所は矢作川沿いに立地しているが取水は名倉川である。黒田川との出合付近にあって取水量を確保している様だ。76.4km2で3.9m3/sとも うちと採れそうである。 真弓発電所 取水堰[場 所] 名倉川(黒田川合流部)489.28m 流域面積:約76.4km2? 取水量:3.90m3/s? 名倉発電所取水堰の直ぐ上流,稲武大橋からの眺め。 下流 上流
流量分布図だとこの辺は 1,800mm。平谷で 議論するように近年の中電の設置方針から判断すると126%等の強気の数字が出てくる事になる。 実は1960年代より世界経済では資本財価格の低下が始まって以後猛然と進んでゐるので近年の発電所が相対的に安価となった資本財を分厚く積んでおくのが 最適になっているのかも。 それにしても1960年代からの資本財低下は要するにコンピュータ化なんだけどこんなゴリゴリの重電の製造物にも及んでいるのであろうか?勿論設計その他 PCの威力は絶大であろう。 とはいえこんなとこで126%を適応するのはバランス的に抵抗があるのも事実。但し真弓取水堰へ送っても大した発電力にならない(落差が70m程しかなら ない) 真弓の取水堰をスルーして矢作川に直送すると真弓の増強にもなって恰度良いのかも。 仕切り直して,矢作ダムへ直送を考える。 [仮称]名倉川発電所 出力:16,500kW[+16.5MW] 水量:6.7m3/s 落差:290m 流域:53.3km2(→これに拠り真弓発電所の直接流域が23.1km2と大幅に減るので導水等で補水する必要があるかも。真弓発電所の最大使用水量が 3.9m3/sであり30km2程の流域は欲しい感じである。7km2程導水したい。) 導水:8.5km 取水:黒 田川支流・黒 田川[黒田発電所]・名 倉川580m 放水:矢作川[矢作ダム]288m 真弓堰堤への導水として野入川が近い。近い場所は710m程なので導水序でに発電してみる。名倉川支流なので水量増加には繋がらないけど,井山川も加えて 12.9km2程。215mの落差で3,100kW程。まあ大した規模ではないがやらないよりましか。 野入川の水は押山発電所で利用するのでその辺との衝突も無い訳では無いがまあ面積僅少だし誤差の範 囲内であろう。 野入川での取水は多めに確保して真弓発電所の水量確保に努めたい。 [私案]野入川発電所 出力:3,100kW 水量: 落差: 導水:2.9+1.9=4.8km 流域:12.8km2 取水:野入川・沢・沢・井山川 710m 放水:名倉川[桑原堰堤] もう少し欲しい。途中の入山川から補水出来る。1.3km2, |
~上村川~→別項 中部電力(株) 下村発電所[水力] [wiki] 所在地:岐阜県恵那市上矢作町下 運開:1920.12[矢作水力(株)=最初に建設・水利権:第四水力] 水路式・流込式 認可最大出力:4,700kW 常時出力:2,500kW 最大使用水量:6.68m3/s 有効落差:83.82m 水車: 出力4840kW×1台 導水路:総延長4454.8m 流域面積:187.5km2 取水:上村 川[下村堰堤]397.67m 放水:上村川[矢作ダム288m]308.62m 下村堰堤[水力] [訪 問記] 岐阜県恵那市上矢作町漆原 水系:矢作川水系上村川 目的:P 堤高/堤頂長: 4.3m/54,3m 事業者:中部電力(株) 竣工/改修: 1920年/2003年 流域面積:187.5km2 この下村発電所は取水量が少ない上に,放流後矢作ダム迄20m程無為に流れ落ちている。8km程の導水で 下村堰堤から矢作ダム迄導水出来るので 使い切れてない水 を使って発電したい。 更に4.5km伸ばせば根羽川からも導水出来る。押山発電所が使い切れてない分を取水してこれまた矢作ダム迄直結したい。 と思ったけどわざわざ4.5kmも伸ばす必要なくて,根羽川の水は下村発電所迄導水して3.6kmで済むし,途中中屋沢辺りでも補水出来る。 浮かせた水量を新下村へ回せば良い。水が足りない時は下村発電所を停めて,根羽川→下村発電所上部水槽→下村堰堤→新下村発電所と水を融通して発電も可能であろう。 [増強私案]新下村発電所or上村川発電所 出力:13,500kW[+13.5MW] 水量:15m3/s 落差:106m 導水:8.0km(上村堰堤→矢作ダム)[1.69] 流域:合計310.1km2(10.3m3/s利用済) 上村川上流187.5km2(6.68m3/s利用済)・根羽川上流6.6+116.0= 122.6km2(3.62m3/s利用済) 取水:上村川[上村堰堤]398m 放水:矢作川[矢作ダム]285m [改造私案]下村発電所[→現況諸元] 水路式・流込式 認可最大出力:4,800kW[+0.1MW] 常時出力:2,500kW[] 最大使用水量:6.82m3/s[+0.84m3/s] 有効落差:83.82m 水車: 出力4840kW×1台 導水路:既設:4.45km+新設:3.6km=9.06km[新下村と併せて18.3MW・17.1kmとなる。] 流域面積:187.5km2+根羽川上流6.6+116.0=122.6km2(押山発電所3.62m3/s利用済)・1.2km2(中屋沢)・3.0km2谷下(地名) 取水:上村 川[下村堰堤]・谷下沢(→沢名ソース:ストビュウ)・中屋沢・根羽川397.67m 放水:上村川[矢作ダム288m]308.62m 納得の規模である♪ 矢作ダムで発電するので上村川の水を使うからここで掲載♪ |
~桧原川~ r10は桧原川沿いに三河側の折元峠へ向かう。 途中,釜ヶ入の甌穴なるものがあった。 22.8 そこそこ水流ある様な気はした。 |
河川 |
名倉川 |
根羽川 |
上村川 |
飯田洞川 |
既設 |
[既設]真弓発電所 運開:1923.3① 最大出力:5,600kW 常時出力:2,000kW(35.7%) 水量(常時):3.90m3/s (1.53[20%]) 流域面積:76.4km2 (流域水量比:51.0%) |
[既設]押山発電所 運開:1922.7② 認可最大出力:3,600kW 常時出力:1,300kW(36.1%) 水量(常時):3.62m3/s (1.95[16.8%]) 流域面積:116.0km2 (流域水量比:32%) |
[既設]下村発電所 運開:1920.12③ 最大出力:4,700kW 常時出力:2,500kW(53.2%) 水量(常時):6.68m3/s (3.79[20.2%]) 流域面積:187.5km2 (流域水量比:35.6%) [既設]島発電所 運開:1927.12⑤ 最大出力:1,600kW 常時出力:380kW(23.7%) 水量(常時):4.09m3/s (1.95) 流域面積:78.7+α km2 (流域水量比:52.0%) [既設]上村発電所 運開:1925.11④ 最大出力:9,800kW 常時出力:3,800kW(38.8%) 水量:4.09m3/s (1.49[18%]) 流域面積:78.7km2 (流域水量比:52.0%) [既設]平谷発電所 運開:1996.4 最大出力:8,100kW 常時出力:790kW(9.75%) 水量(常時):8.50m3/s (1.18[17.5%]) 流域面積:67.2km2 (流域水量比:126%) |
[既設]飯田洞発電所 運開:1921.10⑥ 最大出力:630kW 常時出力:220kW(34.9%) 水量(常時):1.95m3/s (1.11[21.8%]) 流域面積:50.9km2 (流域水量比:38.3%) |
新設 |
[仮称]名倉川発電
所 出力:16,500kW[+16.5MW] 水量:6.7m3/s 落差:290m 流域:53.3km2 導水:8.5km 取水:黒 田川支流・黒 田川[黒田発電所]・名 倉川580m 放水:矢作川[矢作ダム]288m |
[私案]根羽発電所 出力:10,200kW[+10.2MW] 水量:6.0m3/s 落差:200m 流域:57.4km2 取水:矢作川(根羽川)・小川川610m 放水:矢作川[新下村堰堤]400m [私案]奥根羽発電所 出力:5,100kW[+5.1MW] |
[増強私案]新下村発電所 出力:13,500kW[+13.5MW] 水量:15m3/s 落差:106m 導水:8.0(上村堰堤→矢作ダム)+4.5(根羽川→上村堰堤)=12.5km 流域:合計310.1km2(10.3m3/s利用済) 取水:上村川[上村堰堤]・根羽川398m 放水:矢作川[矢作ダム]285m |
[私案]阿岳発電所 運開:構想 最大出力:7,400kW 常時出力: 水量(常時):3.0m3/s 流域:24.5m3/s (流域水量比:126%利用) |