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2025.12.9独立

豊川用水・宇連ダム・豊川水系の発電(ボツ案)

0.概要諸元一覧〕・ 【年間利用 水量推定】 1.設楽ダム・寒 秋川発電・豊川  2.豊川用水 (大入川大入頭首工]・河 内川振草川振草頭首工〕]・宇連川宇連ダム宇連ダム発電所(780kW)]・佐 久間導水佐久間導水と相川[別頁])・大島ダム大島ダム発電所(240kW)・大野頭首工・ 3.新規開発構想足込・ 柿野導 水 宇連ダム導水(新振草頭首工案) 谷川導水・(鳳 来寺庫発電所[試案]三 河大野発電所[試案]) 


〜大入川〜

大入(おおにゅう)頭首工[→豊川用水本篇・新豊根津具篇]   
位置 愛知県北設楽郡豊根村大字上黒川
流域面積 75.57 km 2
下流補償流量 2.61 m 3/s
取水量 最大 5.00 m3 /s(→振草川上流へ)
構造 可動型コンクリート堰提
堰長 30.0 m
ゲート高 3.8 m
導水路延長 2.6 km
流域面積:74.4km2[宇連ダムと振草頭首工の数値より]


さてここで折角大入で5m3/s取って振草迄送水するなら(現地訪問した1月上旬は正月休みか冬期農閑期のせいか取水は停止してた様に見えたが・・併し太 金和峠越えると雪景色の 名残だったし冬期の取水も悪くないような気もする。)視野に這入って来るのは大入(EL=516m)と振草(EL=255m)の間の落差と少なくとも最大 5m3/sを用いた発電が可能ということになる。
もっと大胆に6.6km程トンネルを掘って地下発電所を建設して振草頭首工で放水すると10.6MWという結構デカい発電量が確保出来る。

勿論,問題は通年でやってないのではないかということで夏場だけちょろっと動くようではこ んなデカい発電所建設しても稼働率が低くてお話しにならないのではないかという点である。
流域面積 75.57 km 2とそれ程狭い訳で はないがガチで取ってしまうと勿論,新豊根発電所,更には佐久間発電所以下にも影響を与えてし まう。
そもそも大入頭首工での取水量5m3/sってのは普段は維持流量 を確保する為にそれ程取水出来ない為に増水時に大量に取る為に多めに設定してある水 量な可能性が高い(→その後利水調査を進めて行く内に判明したが,発電もそうだが貯水用に取水する頭首工はどこもそんな傾向 であった。)。何しろ大入頭首工での下流維持流量が2.61m3/sもあるの だ。

ここは無しっぽいな。。

大入導水放流水を含んで上流400m付近(河内川の鴨山川への合 流がEL.397m)から取水して振草付近で発電する発電所も考えられるが,大千瀬川上流の御殿川上流の神田川の標高が低くて神 田(かだ)付近でもEL353mである。従って流域が歪になりパットせずである。ボツだな〜。

24.7現在では大入頭首工の取水は止めて豊川用水佐久間導水路経由での導水を 考えており,津具川上流を水源に発電(+16MW)をしつつ,各種導水を主に相川からダムありで考えて居たが,25.11現在ではダム不 要で宇連ダムへ直接送水(案)が良いだろうと思うに至っている。

〜振草川〜

河内川注水口




振草頭首工(大千瀬川中流)[][]    
位置 愛知県北設楽郡東栄町大字中設楽
流域面積 72.64 km 2
下流補償流量 1.44 m 3/s
取水量 最大 15.00 m3/s
構造 可動型コンクリート堰提
堰長 34.0 m
ゲート高 2.5 m
導水路延長 6.1 km

〜宇連川〜


宇連ダム[→豊川用水本篇]    △
新城市川合
事業主体:愛知用水公団→水資源機構
目的:AWI
 型式:重力式コンクリートダム
堤頂巾4.5 m/堤頂長245.90 m/堤高65.0 m
満水位: EL.229.15m  / 最低水位: EL. 178.85 m
流域面積/湛水面積: 174.5km2 ( 直接:26.26km2 間接: 148.2km2 ) /123ha (1.23km2)
総貯水容量/有効貯水容量:2,911.0万m3/2,842.0万m3
満水位/最低水位:229.15m/178.55m
着手/竣工:1949/1958
ゲート    鋼製ラジアルゲート×3門



その他の導水(案)    

【乳岩川・亀淵川】
導水:2.8km 流域:4.2km2 効率:1.5
取水:亀 淵川乳 岩川宇 連ダム

【谷川】
導水:4.2km  流域:6.2km2 効率:
取水:谷 川1谷 川2谷 川3宇 連ダム

ちょいと距離に比して面積が小さ過ぎるw




発電構想    
更に 宇連ダム(地図上でEL =235m程満 水位EL=229.15m)と振草頭首工(地図上でEL=255m程)の間には25m程の落差がある。水量は最大15m3/sである。
これをそのまま発電に使うとすると…2,400kW程度で ある。
ちいせえ。。更に上で見た様に厳冬期は導水してなかった様で,この手の導水は洪水時に大量に取水して貯水池に貯めておくものであり,通常は15m3/sな んぞ通水しておらず普段は完全に設備が遊んで仕舞うであろう。
稼働率そして収益率に不安はある。これはナシだな,,
別の方途を探ってみる。

差し当たっては振草での取水量(推定2億トン/年)を発電込みで大千瀬川流 域から宇連ダムへ導水することを 考える。大入はここ(相川)こ こ(大千瀬)で新豊根・佐久間経由を色々考えた。

こちらはもう一寸落差を取って発電込みで導水してみる。面積は減るので不足分や大雨時で発電取水を停止した際などは振草頭首工の出番であろう。

振草川・鴨山川(大入頭首工の水の放流先の河内川含む)・下粟代川の合流点のこ こ(EL.342m)での取水が軸になるだろう。落差を100m程度しか取れないけど。。この標高なら御殿川の上流の神田川でも頭首工が分散せず に済む(333mを越えると小さな支流がいっぱい分岐して面積が減ってしまう)。更に足込川にも足を伸ばして取水して見た。流域図はこんな感じ。★★


水量7.0m3/s・出力5.9MWで導水路延長が14km。しかも振草からの導水量は予想より少なめの 年間5,400万トンという話 も。色々話にならなさそう。 ここにメ モだけ残して置く。









〜亀淵川と佐 久間導水〜   

振草頭首工と並び豊川用水のもう一つの生命線が佐久間導水である。







〜大島川〜   

大島ダム





【三河大野発電構想】           
三河大野でもまずはお約束の電源開発w
宇連ダムの水量が足りない時に付加的に放水する運用と思われる大島ダム側は流域面積的にも期待出来ないと思われる。
しかし宇連ダム・大島ダ ム・佐久間導水(亀淵川)が連 携して一定の水量を確保する運用の筈であるから全部から取水すれば安定する筈である。

先ずは既に宇連ダムから直下に落として小水力発電しているから,宇連ダム直下を基準取水位として,佐久間導水放水口の下流の亀淵川や大島ダム下流をメイン に発 電。農閑期は兎も角,宇連ダ ムが渇水時には亀淵川や大島ダムから放水がある訳で補完性はバッチリな筈である。しかも豊川用水,自流分で賄う分が結構多い (1億6,500万トン/年計画)そうな。

そして大野頭首工近傍に落として発電という感じでは無かろうか?強気の15m3/sはやり過ぎであろうか?(振 草頭首工の冬期は取水をしない様子から冬期は宇連ダムからの放水が殆ど無さそうなので・・。)
途中の大津谷川と槇原川をどう処理するかも鍵。

宇連ダム直接流域:26.3km2(A)
大島ダム直接流域:18.4km2(B)
亀淵川・乳川・大津谷川・槇原川等:24.3km2(C)  (A)+(B)+(C)=69km2
豊川用水水量:15〜30m3/s

[私案]三河大野発電所
出力:7,300kW[+7.3MW]〜14,600kW[+14.6MW]
水量:10m3/s〜20m3/s
落差:88m
導水:
取水:大 島川(要サイフォン)亀 淵川・乳岩川・宇連川[宇連ダム]・大津谷川[大津谷ダム(要新設)]・槇原川(要サイフォン)168m
放水:豊川[大野頭首工]76m

豊川用水の30m3/sを考えると10m3/sは少なすぎるかなぁ。。冬期は遊んでしまうこと必至だけど近年の資本財価格の低下の趨勢は冬期の遊休を許容 してくれるのではないか。
更に海老川からも取れそうだな〜。


ただ,宇連ダム,大島ダムでの50m程度の落差を用いての発電ではペイするのはぞれぞれ2.0m3/sと0.6m3/sとなったようだ。なかなか厳しいか も。
大島ダムの流域18.4km2で0.6m3/sとして,宇連ダムの2.0m3/sは直接流域(宇連川)26.2km2で解釈すべきか否か。保留と云った所 であろう。

今,宇連ダム(8,400万トン/年)は大島ダム(1,100万トン)の7.6倍程度の供給量であるが,そのダム発電所の使用水量は2.0と0.6と 3.3程度である。
なんかの連立方程式で解けるかもしれないけどad hocの謗りは免れ得ないか。





大野頭首工[便覧
愛知用水公団→水資源機構
目的:AWI
堤高/堤頂長:26m/66.2m
流域面積/湛水面積: 130km2 ( 直接:85.3km2 間接:44.7km2 ) /16ha
総貯水容量/有効貯水容量:  109.6万m3/90.6万m3  
着手/竣工     1949/1961