~一ノ戸川分岐~ 濁川で扱う |
~濁川~ 現況と新規開発 押 切川と野辺沢川の合流が319m,その上の日 中ダムが481mである。 それと併せると 濁川の317mがこの辺。その上の大 平沼が445mである。 宮川等と同様,喜多方近 傍(会津盆地北部)の水源になってる感じなのでどれほど取水できるか心許ない部分が強い。 富山や安曇野でもそうだったが,まずはそっから調べなければ始まらない。 さて,会津北部土地 改良区のウェブサイトを見るといっぱいあるw 地図は既に衰廃して使えなくなってるフラッシュを使ってるのか見えないww しゃーないので一つ一つ探して回って確認する。 |
~濁川~ ④慶徳頭首工[場 所][水 土里] 会津北部土地改良区 喜多方市豊川町米室 / 濁川 [多 分これ・G 空] 堤頂標高 EL=193.48m 計画取水位 EL=193.38m 計画取水量 0.598m3/s かんがい面積 187.9ha ゲート無し・ゴム堰 ⑥松野頭首工 喜多方市慶徳町松舞家 / 濁川 [地 理院・G 空] 堤頂標高 EL=206.78m 計画取水位 EL=206.68m 計画取水量 2.015m3/s かんがい面積 538.9ha ゲートあり (押 切川合流)EL.224m
⑦松野本頭首工 喜多方市熱塩加納町宮川 / 濁川 [地 理院] 堤頂標高 EL=259.71m 計画取水位 EL=259.61m 計画取水量 1.529m3/s かんがい面積 397.2ha ゲートあり ⑪半在家頭首工 喜多方市熱塩加納町宮川 / 濁川 [こ れか?] 堤頂標高 EL=325.80m 計画取水位 EL=325.20m 計画取水量 0.482m3/s かんがい面積 174.1ha ゲート有り(部分) 大平沼小水力発電所[水土里] 会津北部土地改良区 運開:1991年度 最大出力570kW(年平均)←年平均が意味不明。η(効率)が80%位の出力にはなってる。 最大使用水量時における有効落差は46.20m 水量:1.60m3/s 有効落差は46.20m 大平沼の常時満水位(EL449.00m)と発電所の放水位(EL392.20m) かんがい用水(Qmax=1.989m3/s)と大平沼の常時満水位 保持のため管理放流量の一部を導水トンネル下流で分岐し、水圧管路(φ800mm・L=24.13m)により発電所内の水車に導入して発電するものです。 大平沼ダム[水土里] 有効貯水量:184万m3 潅漑;Qmax=1.989m3/s 発電:1.60m3/s 大平沼の常時満水位(EL449.00m) 大平沼は、約400年前の地すべりによって濁川が堰き止められてできたものです。昭和42年8月の羽越水害によって堰堤が決壊してしまいましたが、県営災害復旧 事業により余水吐、取水塔、放水口等が設置されました。 その後、大平沼は国営会津北部農業水利事業により老巧化した取水施設 を改修して、従来60万m3であった有効貯水量を184万m3に拡大し ました。 |
~田付川~ ②塩川頭首工 喜多方市豊川町米室 / 田付川 [多 分これ] 堤頂標高 EL=195.17m 計画取水位 EL=195.07m 計画取水量 1.669m3/s かんがい面積 522.7ha ゲートあり ①一の堰頭首工 喜多方市字川原田/ 田付川 ←場所不明。。喜多方市字川原田に近いこ こには新井堰とある。 堤頂標高 EL=207.78m 計画取水位 EL=207.68m 計画取水量 0.585m3/s かんがい面積 158.4ha ゲート無し 関柴ダムからの導水放流口(こ れ) ③下台頭首工 喜多方市岩月町入田/ 田付川 [こ れ・す とびゅ] 堤頂標高 EL=309.69m 計画取水位 EL=309.59m 計画取水量 1.716m3/s かんがい面積 459.9ha ゲートあり 無行(ゆきなし)沼[場 所] 田付川は大 峠(旧道)沿いの川である。リンクは私の10年以上も前のレポだ。歳も取る訳である。。 廃物件としては,旧道の山形側が有名。山形県側にある鉱物資源(カオリンなど)は福島側の喜多方資本で鉱山開発 され,大峠はその 為の搬出路として育成された様だ。 山形側に最期迄未舗装区間が残ったのもそういう訳で福島側と関係の深い鉱山・峠だったようだ。 |
(日橋川へ姥堂川・大塩川などが合流) ~姥堂川~ ⑨堂畑頭首工 喜多方市豊川町高堂太 / 姥堂川 [こ れ?・G 空] 堤頂標高 EL=202.23m 計画取水位 EL=202.15m 計画取水量 0.503m3/s かんがい面積 142.9ha ゲート有り(部分) 関柴ダム 導水取水口[→田付川へ(こ れ)] ~大塩川~ ⑤三吉頭首工 喜多方市熊倉町柳舞川 大塩川 [こ の辺・す とびゅ] 堤頂標高 EL=208.40m 計画取水位 EL=208.30m 計画取水量 0.844m3/s かんがい面積 258.1ha ゲートあり ⑧諏訪頭首工 喜多方市熊倉町都 / 大塩川 堤頂標高 EL=231.64m 計画取水位 EL=231.52m 計画取水量 0.342m3/s かんがい面積 105.2ha ゲートあり(部分) ⑫綱取頭首工 耶麻郡北塩原村大字北山 / 大塩川 [こ の辺?・] 堤頂標高 EL=286.20m 計画取水位 EL=286.10m 計画取水量 1.196m3/s かんがい面積 328.7ha ゲート有り(部分) |
~濁川系統開発~ ▲ さて頑張って引っ張って来る。この一ノ戸川,雨量豊富な飯豊山のお膝元[→この図参照]なので意外に雨量取れそう。 【大平沼貯留】 大平沼 満水位:449m→450m 流域:57.3km2 取水:五 枚沢・黒 俣沢・一 ノ戸川 放水:大平沼小水力発電所(1.60m3/s)・[新設私案]濁川発電所(4.0m3/s) 大平沼小水力発電所[水土里] 会津北部土地改良区 運開:1991年度 最大出力570kW 水量:1.60m3/s 有効落差は46.20m 大平沼の常時満水位(EL449.00m)と発電所の放水位(EL392.20m) 放水:濁川[⑪半在家(Q=0.482m3/s・EL.325.20m)・⑦松野本(Q=1.529m3/s・EL.259.61m)] ⑪半在家頭首工 喜多方市熱塩加納町宮川 / 濁川 [これか?] 堤頂標高 EL=325.80m 計画取水位 EL=325.20m 計画取水量 0.482m3/s かんがい面積 174.1ha ゲート有り(部分) [私案]濁川発電所 出力:7,600kW[+7.6MW] 水量:5.0m3/s 落差:180m 取水:濁川[大平沼]450m 放水:濁川[松野本頭首工→⑦1.529m3/s・⑥2.015m3/s・206.68m④0.598m3/s・193.38m]260m ⑦松野本頭首工 喜多方市熱塩加納町宮川 / 濁川 [地 理院] 堤頂標高 EL=259.71m 計画取水位 EL=259.61m 計画取水量 1.529m3/s かんがい面積 397.2ha ゲートあり (押切川合流) ⑥松野頭首工 喜多方市慶徳町松舞家 / 濁川 [地 理院・G 空] 堤頂標高 EL=206.78m 計画取水位 EL=206.68m 計画取水量 2.015m3/s かんがい面積 538.9ha ゲートあり ④慶徳頭首工[場 所][水 土里] 会津北部土地改良区 喜多方市豊川町米室 / 濁川 [多 分これ・G 空] 堤頂標高 EL=193.48m 計画取水位 EL=193.38m 計画取水量 0.598m3/s かんがい面積 187.9ha ゲート無し・ゴム堰 |
~押切川系統開発~ ▲ 【日中ダム導水】野辺沢川[こ こに取水堰建設] 日中ダム[便覧] [水 力] 東北農政局 目的:FAWP 堤高/堤頂長:101m/423m 流域面積/湛水面積 40.6km2 ( 全て直接流域 ) /79ha 総貯水容量/有効貯水容量 2,460.0万m3/2,310.0万m3 洪水調節容量:1,100.0万m3(有効貯水容量の内、洪水期6月14日~10月31日) あ利水容量:2,310.0万m3(有効貯水容量の内、非洪水期11月1日~6月13日) 利水容量: 1,210.0万m3(有効貯水容量の内、洪水期6月14日~10月31日) 満水位標高:480.00m 制限水位標高:463.00m 低水位標高:426.50m 着手/竣工 1970/1991 日中発電所[水力] 運開:1995.7[福島県企業局] 譲渡:2005.3.31[東星興業→2015 合併で現社] ダム式・貯水池式 認可最大出力:1,700kW 常時出力: 450kW 年間発生可能電力量:7,853MWh(785万3千キロワット時) 最大使用水量:2.50m3/s 常時使用水量:0.96立方メートル毎秒 最大有効落差:88.90m 常時有効落差:71.08m 水車:出力1830kW×1台 流域面積:40.6km2 取水:押切川[日中ダム]480.00m 放水:押切川390.00m [私案]押切川発電所 出力:6,800kW[+6.8MW] 水量:4.0m3/s 落差:200m 放水:押切川[日中ダム]480m 取水:押切川[八方頭首工(→7.17m3/s)]287.97m ⑩八方頭首工 喜多方市熱塩加納町山田 / 押切川 [こ れか] 堤頂標高 EL=288.07m 計画取水位 EL=287.97m 計画取水量 7.170m3/s かんがい面積 2,819.0ha ゲート有り (濁川合流) ⑥松野頭首工 喜多方市慶徳町松舞家 / 濁川 [地 理院・G 空] 堤頂標高 EL=206.78m 計画取水位 EL=206.68m 計画取水量 2.015m3/s かんがい面積 538.9ha ゲートあり ④慶徳頭首工[場 所][水 土里] 会津北部土地改良区 喜多方市豊川町米室 / 濁川 [多 分これ・G 空] 堤頂標高 EL=193.48m 計画取水位 EL=193.38m 計画取水量 0.598m3/s かんがい面積 187.9ha ゲート無し・ゴム堰 |
宮川(鶴沼川)[→潅漑を含めた詳細はこちら参照] ▲ 高橋頭首工 取水位 EL 275.88m 最大取水量 左岸 2.216m3/s 右岸 2.392m3/s 合計4.608m3/s 5/21~9/10取水量 左岸 1.082m3/s 右岸 1.232m3/s 合計2.314m3 東北電力(株) 宮川発電所[水 力] 所在地:福島県大沼郡会津美里町尾岐窪 運開:1921.6 水路式・流込式 認可最大出力:820kW 常時出力:440kW 最大使用水量:1.67m3/s 有効落差:65.15m 水車:横軸フランシス水車 出力880kW×1台 導水路:総延長3373.1m 流域面積:73.9km2 取水:宮川、源 太川(源田沢)364.51m 放水:宮川293.97m 宮川頭首工 取水位 EL 336.0m 最大取水量 4.439m3/s 5/21~9/10取水量 2.475m3/s 宮川発電所取水堰堤[地 理院] 取水位:364.51m 宮川ダム[便覧] [水土里] 河川 阿賀野川水系宮川 目的/型式 FA/重力式コンクリート・フィル複合 堤高/堤頂長 42m/288m 流域面積/湛水面積 40.8km2 ( 全て直接流域 ) /17ha 総貯水容量/有効貯水容量 1562千m3/1489千m3 ダム事業者 福島県 着手/竣工 /1962 ダム天端標高 EL437.00m かんがい面積 550ha 流域面積 直接流域 40.87k㎡ 設計洪水位 EL 435.69m※ サーチャージ水位 EL 514.70m※ 常時満水位 EL 429.60m※(クレスト高) 最低水位 EL 408.00m ※ 設計洪水量 412.30m3/s かんがい期間 5/17~6/20 用水補給量:0.492m3/s(1,489千m3) 洪水期 7/1~10/31 洪水調節量:1,488,570m3 新宮川ダム発電所(小水力発電) 1,100kW 新宮川(しんみやかわ)ダム[便覧] [wiki] [福 島県] 河川 阿賀野川水系宮川 目的/型式 A/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 69m/325m/480千m3 流域面積/湛水面積 40.7km2 ( 全て直接流域 ) /46ha 総貯水容量/有効貯水容量 10320千m3/9300千m3 ダム事業者 東北農政局 着手/竣工 1978/2004 設計洪水位:EL.514.8m 常時満水位:EL.513.2m 最大取水量 8.822㎥/s サーチャージ水位 EL 514.70m 常時満水位 EL 513.20m(クレスト高) 最低水位 EL 481.70m 利用水深 31.5m 利用水深 31.5m(EL513.20m~EL481.70m) 取水深 2.0m~1.0m(かんがい期) 取水量を纏めて見る。
新宮川ダム513.2m(8.822m3/s・流域40.7km2 )→新宮川ダム発電所458.4m(2.6m3/s)→宮川ダム429.6m→宮川頭首工336.0m(5/6~9/10:2.475m3/s以上)→ (宮川発電所1.67m3/s・293.97m)→高橋頭首工275.88m(5/6~9/10:2.314m3/s以上) |
~大川用水~ 東北自然E(株) 本郷発電所[水力] [DB] 運開:1957.1[東星興業(株)] 水路式・流込式 認可最大出力:2100kW 常時出力:1470kW 最大使用水量:10.16立方メートル毎秒 有効落差:25.21m 水車:横軸フランシス水車 出力2300kW×1台 導水路:総延長5659.0m 放水路:総延長662.9m 流域面積:896.7平方キロメートル 取水:阿賀川[馬越頭首工]→大川幹線用水路 266.00m 放水:大川幹線用水路 234.36m 馬越頭首工から潅漑用に最大 8.38m3/s取水される 水に加えて10.16m3/sを利 用して発電をしているようだ。 途中,東ノ沢・西ノ沢・戸沢川等取水出来そうな川があるが[DB] に拠ると取水箇所は1箇所の様なのでいずれもスルーのようだ。 (途中の沢から取水した後,発電所からの取水は大川幹線用水路の1箇所のみという可能性は導水路が5.6km超となってて取水地点が馬越頭首工扱いになっ ていそうだから低そうである。) |
~小野川~ 大内(おおうち)ダム[場 所][水力]… 揚水上池 昭和49(1974)年:着手 平成 3(1991)年:竣工 堤高:102.00m、堤頂長:340.00m 総貯水容量:18,500,000立方メートル 有効貯水容量:16,000,000立方メートル 天端標高:797.00m(余盛立) 天端標高:796.50m 満水位標高:792.00m 低水位標高:762.00m 基礎標高:695.00m 流域面積:3.7 平方キロメートル 湛水面積:0.705平方キロメートル |
~鶴沼川~ 鶴沼川発電所 羽鳥ダム[矢吹原土地改良区] 所在地 福島県岩瀬郡天栄村大字羽鳥 河川名 一級河川阿賀野川水系 鶴沼川 目 的 農業用水 形 式 中心遮水型ゾーン型フィルダム 堤 高 37.1m 堤 長 169.5m 堤体積 318千m3 満水面積 2.01km2 満水位 686.00EL.m 最低水位 664.00EL.m 総貯水量 27,321千m3 有効貯水量 25,951千m3 かんがい取水量(年間総量) 32,500千m3 着手/竣工 /1956 水力さんには羽鳥ダムが鶴沼川PSへの補給もしているとあったが,ダムは潅漑線用でしかも自由越流タイプなのでダムが水を均すという機能で結果的に水流が 安定していると云う事らしい。 近年は水不足に悩んでもいるようで,羽鳥ダムからの発電用の水を期待するのは難しそう。 近年の水不足について http://yabukihara.org/dam.html 羽鳥ダムの満水時の有効貯水量 (約2,600万m3) に対し、年間総取水量(約3,400万m3)であるため、不足の800万m3(通常通水において約26日分の水量)については梅雨時期の降雨による貯水量 回復がなければ、かんがい期間すべてに通水することができません。 近年の天候を鑑みると降雨によ る貯水の回復が期待できないため、降雨による回復がないと想定したうえで通水計画をしています。 |