出典:気象庁資料
図-1.1.4 揖保川流域年平均等雨量線図 (1981年~2010年平均) |
図-1.1.5 一宮
月別平均降水量・気温
(1981年~2010年平均) |
図-1.1.6 姫路
月別平均降水量・気温
(1981年~2010年平均) |
目的別 | 件数 | 最大取水量 | 備考・その他 | |
水道用水 | 1 | 0.02m3/s | ||
工業用水 | 3 | 5.16m3/s | ||
農業用水 | 許可 | 176 | 23.24m3/s | 潅漑面積 約4,000ha |
慣行 | 196 | ─ | 潅漑面積 約730ha | |
発電用水 | 6 | 30.95m3/s | 草木・原・野尻・上野・安積・神野 | |
その他 | 1 | 0.03m3/s | ||
合計 | 383 | 59.40m3/s |
ダム名 | 場所 | ダム事業者 | 着手 | 竣工 | 目的 | 総貯水容量/有効貯水容量 | 流域面積/湛水面積 | 発電利水量 (最大) |
その他 | |
引原ダム | [便
覧] [水 力] |
引原川 | 兵庫県 | 1953 | 1957 | 多目的ダム | 2,195万立米/1,840万立米 (内発電用1,680万立米) |
57.5 km2 直接:48.2km2(引原川) 間接: 9.3km2(音水川) /0.88km2(88ha) |
5.50m3/s | 天端標高:475.0m 発電最低水位標高:445.0m ダム湖:音水(ずい)湖 |
草木ダム | [便 覧] | 草木川 | 関電 | 1913 | 発電 | 24.8万立米/24.8万 立米 | 13.4 km2/0.07km2(7ha) | 0.89m3/s | ||
安富ダム | [便 覧] | 林田川 | 兵庫県 | 1970 | 1985 | 防災等 | 295万立米/255万立米 | 15.5km2 /19ha | 0.00m3/s | ダム湖:富栖湖 天 端標高:218m位? |
発電所名 (場所) |
情 報 |
事業 者名 |
運開 | 形式 | 出力 | 使用最 大出力 |
有効 落差 |
水車 | 集 水・放水 | その他備考 | |||
最大 | 常時 | 取水(標高) | 放水(標高) | 集水面積 | |||||||||
原発電所 (宍粟市波賀町日ノ原) |
[水] |
関電 ※ |
1958.4 | ダム水路式 ・貯水池式 |
5,000kW | 2,600kW ※0 |
5.5m3/s | 109.9m | 2台・計 5,300kW |
引
原川[引原ダム] (472.0m) |
引
原川(野尻発電所) (357.25m) |
57.5km2※2 | ※2010.3末迄は兵庫県企業局 |
野尻発電所 (宍粟市波賀町野尻) |
[水] | 関電 | 1927.10 | 水路式 ・流込式 |
1,160kW※ | 286kW | 2.50m3/s |
57.57m | 1台・ 1230kW |
引
原川・赤西川 (345.77m) |
引原川[上野発電所] (285.3m) |
※1990.8出力増強 | |
上野発電所 (宍粟市芳賀町有賀) |
[水] | 〃 | 1928.2 | 水路式 ・流込式 |
780kW | 223kW | 3.14m3/s |
30.90m | 1台・ 830kW |
引
原川[野尻発電所]・広路川 (282.1m) |
引
原川(西谷取水口) (256m) |
||
草木発電所 (宍粟市一宮町百千家満 ) |
[水] | 〃 | 1913 | 水路式 ・流込式※1 |
1,400kW | 420kW | 0.89m3/s | 202.20m | 1台・ 1520kW |
草
木川 (514.6m)※ |
揖
保川 (302m) |
14.4km2※2 | ※ダム(540m)とは700m 程離れている |
安積発電所 (宍粟市一宮町安積) |
[水] |
〃 | 1939 | 水路式 ・流込式 |
5,600kW | 1,450kW | 8.90m3/s | 71.00m | 2台・計 9,920kW |
三
方川取水口(246.4m)4.56m3/s ・深 河谷川(245m)0.17m3/s・ 谷 川(244m)0.22m3/s・ 西 谷取水口(251m)3.95m3/s※ |
揖
保川 (168.5m) |
※4 今は5.6MW
[関
電]だが水車が9.9MWもある水
発DBの記述は可怪しい。 嘗てはもっと出力高かった?DBの記載ミスか? 風景はこちら |
|
神野(かんの)発電所 (宍粟市山崎町清野) |
[水] |
〃 | 1923 | 水路式 ・流込式 |
1,190kW※ | 308kW | 10.20m3/s | 14.61m | 1台・ 1,260kW |
揖
保川 (147.412m) |
揖
保川 (132.3m) |
372.7km2 | ※1991.8出力増加 風景はこちら・増強はこ ちら ※5 |
合計 | 14,530kW |
発電所 | 運開年 | 効率 | 摘要 |
草木 | 1913 | 79.5 | |
神野 | 1923 | 82.9or81.5 | 使用水量が10.02or10.20(※5) |
野尻 | 1927 | 82.2 | |
上野 | 1928 | 82.0 | |
安積 | 1939 | 90.4 | 異常値? |
原 | 1958 | 84.4 |
<揖保川側> 揖保川(三方川取水ダム)…4.56m3/s(起伏ゲート用水0.158m3/s含む) 深河谷川…0.17m3/s <引原川側> 谷川…0.22m3/s 引原川(西谷取水口)…3.95m3/s 安積発電所…8.90m3/s・5,600kW 三方川取水ダムで起伏ゲート用水に使う0.158m3/sはこの目的の他,ゲートを立て終わったら発電にも使っている様だ。 そうすると全て和すと恰度8.9m3/sとなる。(何処かが最大量取水したら他が取れないという十津川第一的な運用はしていない模様) 深河谷川→水量豊富だったし倍増以上の0.37m3/s(+0.2m3/s)ぐらいは余裕で行けそうだった。(勿論或る一瞬を見ての判断はナンセンス) 因みに集水面積は5.5km2程度であった。いざとなったら増やせるかも知れぬ。 谷川…めっちゃ小川と云うか沢だったwまあこれは現状の0.22のままでOK。 物部川では1/10掛けだったがこの辺は集票面積の0.03程度が妥当なのかも知れない。谷川も深河谷もほぼ当て嵌まる。 ibogawa00.htmlIbo-Tani00.png 引原川→上で検討した様に3.95→7.64m3/sと+ 3.69m3/sの増強が可能っぽい。が,取水設備の整備が必要かもしれぬ。 見付けた時は夕暮れ時になってしまって見難いけどまあこんな感じでその辺のしょぼい農業用水の井堰風の風情である。。 まあ割りと平地なので余りたっぷりとした容積を得られ無いってのはありそう。。 揖保川→集水面積見ると153km2もあり,現行の4.56m3/sはささやかに見える。 とは言え集水面積10km2に対する取水量m3/sの係数ほぼ30%である。むむぅ。。 因みに引原ダムに対する原発電所はほぼ100%である。(物部川の法則はダム無しの状態で100%。この差はやはり降水量などの関係か。) 合計して,最大使用水量(7.64+4.56=)11.59m3/sが 可能っぽい。 この場合,7,200kW(+ 3.3MW)位 には増強出来そうな感じ。 こちらでより抜本的に構想した。 |
発電所名 | 開発出力 | 使用水量 |
山崎 | 3.2MW | 10.7m3/s |
播磨新宮 | 4.2MW | 12.0m3/s |
合計 | 7.4MW |