芦ノ湖[wiki] ▲ 自然湖(カルデラ湖) 貯水量: 面積 7.03[1] km2 周囲長 21.1 km 最大水深 43.5 m 平均水深 15.0 m 水面の標高 723 m >水源の大部分が湖底からの湧き水である。本来は北部(箱根町仙石原)から流れ出る早川の水源 であるが、水 利権が神奈川県側に無い為に、非常時(近年は主に増水)を除いて芦ノ湖から早川への放水は一切行われていない(湖尻水門には常時放水路も設備されていな い)。 >歴史的経緯から、芦ノ湖の水利権は神奈川県には無く、裾野市・長泉町・清水町・御殿場市で構成される静岡県芦湖水利組合にある(深良用水も参 照)。この為、神奈川県側では湖水利用が出来ない。ただし、渇水や増水などの非常時は、芦ノ湖の水を利用(緊急放水[注釈 1])できる。土木工事許認可権については神奈川県に有るため、水門・水道管施設の維持管理は神奈川県が担っている。また、湖岸の集落である箱根、元箱 根、湖尻(および仙石原)の下水は、全て仙石原浄水センターに集めて浄化した後に早川に放流しており、水質の汚濁防止策も神奈川県側が担っている。 深良水門 ▲ 取水:潅漑(深良用水[→こちら]) |
| 【増強私案】運
開時より容量が強化されたようだが,常時出力が非常に高い。最大使用水量が高めに取れる目安の落差200m超であり,流域面積からの目安でも
4.2m3/s程度は取れそうということでここはもっと増強しても良いだろう。温泉街の水道需要等で水が足りない可能性もあるかも知れないけど。またこの下は山崎発電所の取水口迄ちょいと間がある。一気に持ってくとこんな感じ。 [私案]箱根湯本発電所 出力:7,200kW 落差:243m 水量:3.5m3/s 導水:4.5km 取水:早川[川久保発電所]355.03m 放水:早川[山崎発電所取水堰]108m なかなかの規模感♪下で更に増強を試みる。 |
| ~須雲川~ [復活]東京発電(株) 須雲川(すくもがわ)発電所[JW] [環境金融機構][IT] ▲ 運開:?[電力会社]-廃止? 再開:1954[箱 根町内の旅館・自家用120kW]-廃止1984(町が買い取って所有・水道水供給に利用) 再開:2013.2着工/2013.7運開(工費:約2億円) 出力:190kW[予定] 発電量:約1.1GWh/年 水量:0.58m3/s 落差:41.84m 水車:横軸フランシス水車 東京電力RP(株) 畑宿発電所[水 力][足柄縣] ▲ 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿 運開:1941.9[小田原電気鉄道] 水路式・流込式 認可最大出力:1,300kW 常時出力: 550kW 最大使用水量:0.89m3/s ←私の10km辺り1m3/sの法則に良く合致してるな~♪ 有効落差:181.92m 水車:横軸ペルトン水車 出力1500kW×1台 導水路:総延長1749.6m 流域面積:9.0km2 取水:須雲川、大沢川485.19m 放水:須雲川[三枚橋発電所]293.84m 三枚橋発電所取水堰堤[DB] 目的/ P(三枚橋発電所・1.39m3/s・EL.290.07m) 取水河川 須雲川[畑宿発電所0.89m3/s・EL.293.84m] (主要取水設備) 高さ/堤頂長 3.64m/ 26.12m (制水門) 型式 スライド・ゲート×1門 (制水門)径間(口径)/高さ 2.36m / 3.38m 三枚橋発電所 旗の平調整池[G][地理院] |

| 【開発(案)検討】 ▲ 三枚橋PS(1.39m3/s)・山崎PS(3.06m3/s)やその他全流量を合わせて取水して海へ投下して発電したらどうだろう?? EL42m以上で芦ノ湖を抜いて石橋に流れ込む玉川を入れると78.8km2あるから8.0m3/s程期待持てる。落差40mとして出力計算してみると 2,600kW。ちいせえ。。 ![]() 三枚橋発電所放水口付近で取水するとすると集水域は3.8km2程(橙線で囲われた面積)減るので75.0km2。7.8m3/s程取れるとすると今回は 山崎発電所の放水分は取水出来ないので5.0m3/s程とする。計算すると2,900kWとなる(赤線のライン)。相変わらずちいせえ。。 山崎発電所 は廃止して全 量を新発電所で利用,更に山崎PSも三枚橋PSも常時出力比 高めと云う事でもっと水量確保出来て75km2で10.0m3/s程[133%]という形で行くと5,800kWとなる(同じく赤線ライ ン)。山崎発電所の廃止分を考慮すると+4.3MWとなる。この位だと形になるけど態々廃止はなぁ。。 ということで仕切り直し。 |
| 【増強私案】 塔ノ沢発電所の増強案(箱根湯本発電所(案))と併せてみるとどうか? 塔ノ沢発電所取水地点(現行取水量)での未利用水量(3.5m3/s)を使って三枚橋地点で発電,その放水と三枚橋発電所の放水(1.39m3/s)とその地点での取水を使って相模湾で発電である。 これによって山崎発電所(49.9km2・3.02m3/s)の水量確保にやや不安が発生するがその場合は拡張案を採用すると流域面積がやや拡がる(0.7m3/s分程)。塔ノ沢発電所の2.23m3/sと塔ノ沢取水域以下の山崎取水域(49.9-42.0=7.9km2で0.8m3/s程)と思えばまあ稼働率は許容範囲内に収まるのではないか? ![]() 更に三枚橋も増強したい。現行で13.2km2であって1.39km2はまあまあであるが,有効落差が200mちょいあるので落差補正を掛けてもう一寸現代的には水量増やせそう。 1m3/s増強しても1.8M程度でパッとしないので,水車の出力範囲内で水を増やしてみる+.71m3/s。この位なら季節導水路で対応可能と見切り発車である,, [私案]箱根湯本発電所 出力:8,300kW[+8.3MW] 落差:280m 水量:3.5m3/s 導水:5.5km 取水:早川[川久保発電所]355.03m 放水:早川[三枚橋発電所放水口]70m [早強私案]三枚橋発電所 最大出力:3,300kW[+1.1MW] 使用水量:2.1m3/s[+0.71m3/s] 有効落差:207.91m 水車:横軸ペルトン水車×2台 総出力3360kW 導水路:総延長4710.6m 流域面積:13.2km2 取水:須雲川[畑宿発電所]290.07m 放水:早川69.89m [私案]石橋山発電所 出力:2,600~3,500~4,300kW[+2.6~3.5~2.8[山崎廃止]MW] 水量:4.5~6.0~7.5m3/s[133%] 落差:68m 流域:75.0km2 導水:2.6km 取水:早川[三枚橋発電所(1.39m3/s)・箱根湯本発電所(案)(3.5m3/s)] ・玉川 放水:相模湾(石橋) 合計で+12.9MWの新規開発となった♪ 三枚橋発電所には小さな調整池もあるので多少の調整力も期待出来る。 |