電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板 ( 利 水スレ電 力スレ )
22.6.29本格着工
21.2.17着工
揖斐川の電源開発(21.4[広瀬・徳山・久瀬]・22.8[西平]訪問)

木曽川 飛騨川 長良川 揖斐川[ 牧田川 根尾川[21.10訪問] 粕川[22.8訪問]](岡島頭首工西平PD左岸用水]・久瀬P・久瀬D東横 山横山坂内川広瀬・川上・金居原(計画)]徳山1G・東 杉原・徳山2G・[試案]奥徳山P(+8.8MW)冠山峠赤谷)

揖斐川は大木曽川水系に残った(私の水発整理の)最後の未着手河川であった。21.4と21.10に訪問しながらもだらだらと支流の根尾川等をまとめつつ 本体の着手に踏み切れなかったのである。遂に 着手す。

本項で扱う揖斐川上流域はお隣根尾川上流と一続きの3000mの 年間降水量が期待出来る地域である。 然るに電源開発が進んでゐるとは云えない地域である。徳 山ダムにもイイ感じの地図[tw]が載ってた。今はしょぼい開発しかされていない。飛騨川ではあんなにマジやった中電どないしてん。。さっと見て から開発余地を探ってみる。





~沿川風景~

下流から見て行きたいと思う。

牧田川合流

根尾川合流

粕川合流

岡島頭首工[水 土礎][地 理院EL.39m
西濃用水
揖斐川は木曽川の流域の35%に満たないのにかんがい用水の利用量は木曽川のそれと同じであり、流域的には殆んど変りのない長良川の1.9倍に相当する関 係上、木曽三川で最もかんがい用水が不足する地域で古来より水利慣行の強い、水争いの多い地域でありました。
本地域の水田用水は古くから揖斐川とその支流及びため池、地下水等に依存してきましたが、揖斐川の扇状地に拓けた地域であるために、かんがい用水の地下へ の浸透がはなはだしく、河川は渇水量が小さく、ため池や地下水等の水源も不安定であるため常時旱魃地帯でありました。
 そのうえ近年の地域発展等に伴い地下水利用が増え、揖斐川本流の河床低下も加わって地下水が低下し、ますます水不足に悩まされるようになってきました。 一方取水施設の老朽化により維持管理費が増大しており、地区内用水路の末端の未整備、基盤整備の遅れが農業近代化の阻害要因となっていました。
このため、昭和39年に完成した揖斐川上流の横山ダム(特定多目的ダム)に29,000千m3の水源を確保することによって取水の安定と増強を図ります。
 また、昭和43年に着手した西濃用水農業水利事業により揖斐川の中流部に岡島頭首工を新設し最大23.35m3/s取水し て受益地区の用水安定を図りま す。

中部電力(株) 西平発電所[水力
岐阜県揖斐郡揖斐川町上野
運開:1940.3[揖斐川電気工業(株)]
ダム式・調整池式
    認可最大出力:10,000kW      常時出力: 2,500kW
    最大使用水量:62.00m3/s
    有効落差:22.50m
    水車:立軸プロペラ水車×2台 総出力12,000kW
    流域面積:600.0km2
    取水:揖斐川[西平ダム]82.82m
    放水:揖斐川 [揖斐川左岸用水]59.93m

西平(にしだいら)ダム[便覧
河川     木曾川水系揖斐川
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     31.5m/144.4m/71千m3
流域面積/湛水面積     600km2 ( 全て直接流域 ) /45ha
総貯水容量/有効貯水容量     449.0万m3/122.2万m3[5.4h分]
ダム事業者     中部電力(株)
着手/竣工     1936/1939

22.8
右岸の道路を近づくとダムが見えてくる。

雨が降った直後だったのか凄い水量で副ダム内がうねっていた。水量もっと欲しいなあ♪

ダム堤体右岸側にある魚道。

靄?の立つダム湖の様子。手前は多分魚道。

道路はこの先で通行止めだった。


揖斐川左岸用水[岐 大
慣行水利権:2.63m3/s
潅漑期:5/1-9/30
当初潅漑面積:313ha
岐 阜大
西平ダム直下より取水。



久瀬発電所の放水位83.80mと西平ダムの満水位と思しき西平発電所の取水位82.82mには1m程差がある上に60m3/s内外の水を取水するにその水の 厚みもあるだろうから西平ダムの満水位を2m程嵩上げして貯水量増やしたい。
いま湛水面積45ha=450,000m2なので2m嵩上げすると100万m3程増やせそう。約倍増出来る。それに応じて発電機をダム式ではなくダム水路 式で現行機よりも落差稼いで設置出来るのではないか?

中部電力(株) 久瀬発電所[水力
岐阜県揖斐郡揖斐川町東津汲
運開:1953.9
ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:17,000kW      常時出力: 4,400kW
    最大使用水量:58.00m3/s
    有効落差:34.62m
    水車:立軸フランシス水車×2台 総出力9120kW
    導水路:総延長2578.6m
    流域面積:550.0km2
    取水:揖斐川[久瀬ダム]123.30m
    放水:揖斐川[西平ダム]83.80m

21.4に訪問した際は,久瀬ダムを最後にしてすっ飛ばしてきてしまった。久瀬トンネルの外側に発電所があったらしい。久瀬ダムも小さめのダムで貯留量が 少なく水路式でも有効落差が35m弱しか無い。

久瀬(くぜ)ダム[便 覧
河川     木曾川水系揖斐川
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     34m/103.3m/44千m3
流域面積/湛水面積     512.2km2 ( 直接:486.2km2 間接:26km2 ) /36ha
総貯水容量/有効貯水容量     4631千m3/1002千m3
ダム事業者     中部電力(株)
本体施工者     大和建設
着手/竣工     1951/1953

21.4
国道から発電所には薄暗いトンネルを抜けて行く必要がある。突起物に注意の看板にぎょっとするww
特になにもなかった気がするけど。。

利水標有り。便覧より貯留量が一寸減少しているようで心配である。

ダムへの接近は此処迄


イビデン(株) 東横山発電所[水力
岐阜県揖斐郡揖斐川町東横山
運開:1921.6or9[揖斐川電気(株)]
水路式・流込式
    認可最大出力:12100kW(運開当時6400kW?)      常時出力: 5300kW
    最大使用水量:16.70m3/s
    有効落差:95.66m
    水圧鉄管:4条(水車:4台か?)
    流域面積:270.4km2
    取水:揖斐川226.67m
    放水:揖斐川123.55m

21.4

[廃止]中部電力(株) 西横山発電所[水力
岐阜県揖斐郡揖斐川町西横山
運開:1916.6[揖斐川電力(株)]・廃止:1963(横山ダムの建設に伴う)
水路式・流込式
    認可最大出力:3000kW
    水車:立軸単輪単流フランシス水車 最大出力1000kW×4台
    発電機:立軸交流発電機×4台
    取水:坂内川
    放水:揖斐川

中部電力(株) 横山発電所[水力
岐阜県揖斐郡揖斐川町西横山
    昭和39(1964)年4月:運用開始
ダム式・貯水池式
    認可最大出力:70000kW      常時出力:  800kW
    年間発電電力量:130000MWH(1億3千万キロワット時)
    最大使用水量:129.00m3/s
    有効落差:63.30m
    水車:立軸フランシス水車×2台 総出力37000kW
    発電機:立軸三相交流同期発電機×2台
    取水位標高:207.50m
    放水位標高:139.50m
    流域面積:471.0km2
    取水:揖斐川[横山ダム]
    放水:揖斐川



横山(よこやま)ダム[国土交通省中部地方整備局管轄][水力] [便覧(再)][便 覧(旧)
河川     木曾川水系揖斐川
堤高/堤頂長/堤体積     80.8m/220m/319.800千m3(副ダム含)
流域面積/湛水面積     471km2 ( 全て直接流域 ) /170ha
<旧>
目的/型式     FAP/中空重力式コンクリート
総貯水容量/有効貯水容量     43000千m3/33000千m3        
    発電容量:33,000,000立方メートル(有効貯水容量の内)
    灌漑容量:25,000,000立方メートル(有効貯水容量の内)
    梅雨期洪水調節容量:11,000,000立方メートル(6/16-7/31)(有効貯水容量の内)
    夏秋期洪水調節容量:22,000,000立方メートル(8/1-10/15)(有効貯水容量の内)
    夏秋期予備放流容量: 3,000,000立方メートル(夏秋期洪水調節容量の内)
     堆砂容量:10,000,000立方メートル
        計画洪水位標高:209.0m(サーチャージ)
        常時満水位標高:207.5m
      梅雨期制限水位標高:201.0m
    非常用洪水吐越流頂標高:195.2m
    夏秋期予備放流水位標高:192.7m
     常用洪水吐越流頂標高:181.3m
         最低水位標高:180.0m
ダム事業者     中部地方建設局
着手/竣工     1957/1964 
    年間発電電力量(横山発電所分):130000MWH
    年間発電電力量(下流増加分) : 77000MWH
    計画高水流量:2800m3/s
      調節流量:1650m3/s
       流下量:1150m3/s
<更新>
目的/型式     FP/中空重力式コンクリート →Aが消えた??徳山ダムに移したか?
総貯水容量/有効貯水容量     40000千m3/30000千m3→おいおい縮小かよ,何やってんねん。。
ダム事業者     中部地方整備局
着手/竣工     1990/2010

21.4

徳山発電所1号機放流口



~坂内川~

イビデン(株) 広瀬発電所[水力][DB
岐阜県揖斐郡揖斐川町坂内広瀬
運開:1925.3or5[揖斐川電気(株)後の揖斐川電工]
水路式・流込式
    認可最大出力:8000kW      常時出力:3240kW
    最大使用水量:8.36m3/s
    有効落差:119.96m
    水圧鉄管:2条
    取水位標高:364.23m
    放水位標高:233.91m
    流域面積:120.2km2
    取水:坂内川(浅 又川坂 内川)、白川(殿 又谷白 川) 364.23m
    放水:坂内川 233.91m

浅 又川を渡る場所に水道橋と沈砂池?がある。開渠だったのが蓋をされた様な跡がある。
開渠は石積みで橋の上が丸くコンクリートで埋められてるようである。
21.4
これは浅又水路橋で,脇の池は第二沈砂池であり手前のトンネルは広瀬第三隧道と云うらしい。

沈砂池

浅又川取水堰

前からも


<連続していそうで40m以上の未利用落差がある。>
水量5m3/sで落差40mで1,600kW位にはなるぞ。。

またこの辺で坂内川に沿って遡ってきたR303は支流の八草川側に進路を取り長大な八草トンネルで滋賀県側に抜けていく。

イビデン(株) 川上発電所[水力] [DB
岐 阜県揖斐郡揖斐川町坂内川上(EL.380m位に放水出来そう…)
    所有:揖斐川電気(株)[運開]
    昭和10(1935)年12月:運用開始
  ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:4,000kW(運開当時2950kW?)      常時出力: 960kW
    最大使用水量:4.70m3/s
    有効落差:105.22m
    流域面積:33.9km2
    取水:坂内川[神岳ダム]525.m
    放水:坂内川[広瀬発電所]409.0m

どうみてもこ こ[G]が放水口380m そこそこ[地理院]なんだけど放水位が409mなんだよなぁ。。
一方でシリーズ発電所の広瀬PSは浅又川脇にある沈 砂池標 高が380m程ある表記になっている。

   神岳(かみがたけ)ダム[水力] [場 所
    昭和 9(1934)年:着手    昭和0(1935)年:竣工
    堤高:20m、堤頂長:52m、堤体積:8,000立方メートル
     総貯水容量:21.5万m3    有効貯水容量:15.0万m3
    流域面積:34  km2    湛水面積: 5ha



~八草川~






長大な八草トンネルで山をぶち抜くが,計画変更になったっぽい新しめの橋がトンネルの東口脇にはある。
1997年竣工でかような2車線橋を造ったのに,これを無視する形で対面に橋を架けて山をぶち抜いている。

こちらがは橋を越えるとこんな感じ。直ぐに狭くなる。

狭くなる所か通行止めである。

表示を拡大:

トンネル開通前は車道だった筈だが車道としては終わってる様だ。但し進入禁止という訳ではなく通り抜けは出来ないですよと云う事のようだ。


金居原発電所[=計画中止]

上池をこっちがわのどこかに造る予定だった模様。
こ の辺なら843m。もう一寸低くても此 処らで768m
一方で下池を金居原の近くに造るとしてこ の辺だと250mしかない。

小さくなりがちな上池だけど上池も大きく造って貯水容量を沢山とりたい。下流の発電所にも有利になる不特定利水込みでダム建設できひんやろか??

一寸標高が低いけど620mだと浅又川と八草川で9,4km2程の流域になる。
この両側に堤高100m級のダムを建設などしたらどうであろう??




中部電力(株) 杉原発電所[=計画中止][衆 院
出力:24,000kW[予定]

杉原ダム[=計画中止]
事業者:中部電力(株)

電源開発(株) 徳山発電所=計画中止[電発
電源開発基本計画組入:1982年 計画変更:2004年
混合揚水発電
出力:400,000kW[予定]
上池:揖斐川[徳山ダム]
下池:揖斐川[杉原ダム]

中部電力(株) 徳山発電所[水力] [中 電
運開:2014.5.15[2号機]/2016.3.24[ 1号機]
ダム式・貯水池式(1号機)/ダム式・流込式(2号機)
    認可最大出力:161900kW(1、2号機同時運転時の最大)
    1号機最大出力:139000kW    1号機常時出力:     -kW
    2号機最大出力: 24300kW    2号機常時出力:  5290kW
    最大使用水量:100.40m3/ss(1号機:82.38m3/s・2号機18.97m3/s:1、2号機同時運転時の最大は単純和より 0.95m3/s少ない。何この微妙な差は。。)
有効落差:1号機:181.96m 2号機:145.71m
    水車(1号機):立軸フランシス水車 出力135000kW    水車(2号機):立軸フランシス水車 出力23300kW
    導水路:総延長249.74m
    放水路(1号機):総延長4144.2m
    取水:揖斐川[徳山ダム]400m
    放水:揖斐川[横山ダム(1号機)]


徳山ダム[水力] [便覧
河川     木曾川水系揖斐川
目的/型式     FNWIP/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積     161m/427.1m/13700千m3
流域面積/湛水面積     254.5km2 ( 全て直接流域 ) /1300ha
総貯水容量/有効貯水容量     6億6,000.0万m3/380400千m3
ダム事業者     中部地建→水機構ダム事業部
着手/竣工     1971/2007
   総貯水容量:660,000,000立方メートル
  有効貯水容量:380,400,000立方メートル
 洪水期洪水調節容量:123,000,000立方メートル(6/16-10/15)(有効貯水容量の内)
   洪水期利水容量:257,400,000立方メートル(6/16-10/15)(有効貯水容量の内)
    新規利水容量: 78,000,000立方メートル(洪水期利水容量の内)
     不特定容量:115,000,000立方メートル(洪水期利水容量の内)
    渇水対策容量: 53,000,000立方メートル(洪水期利水容量の内)
      発電容量: 11,400,000立方メートル(洪水期利水容量の内)
非洪水期洪水調節容量: 14,000,000立方メートル(10/16-6/15)(有効貯水容量の内)
  非洪水期利水容量:366,400,000立方メートル(10/16-6/15)(有効貯水容量の内)
    新規利水容量: 78,000,000立方メートル(非洪水期利水容量の内)
     不特定容量:224,000,000立方メートル(非洪水期利水容量の内)
    渇水対策容量: 53,000,000立方メートル(非洪水期利水容量の内)
      発電容量: 11,400,000立方メートル(非洪水期利水容量の内)
堆砂及び底水容量:279,600,000立方メートル
標高
       堤頂標高:406.0 m
   洪水時満水位標高:401.0 m(サーチャージ)
    常時満水位標高:400.0 m
非常用洪水吐越流頂標高:392.05m
  洪水期制限水位標高:391.0 m
 常用洪水吐越流敷標高:385.6 m
     最低水位標高:363.5 m
       基礎標高:245.0 m
面積
流域面積:254.5 km2
湛水面積: 13.00km2
計画高水流量:1920m3/s
  調節流量:1920m3/s
   流下量:   0m3/s
洪水終了後の最大流下量:200m3/s


最奥部で発電するぞ♪発電所の位置は要検討だけどこ の辺(下図橙色の□)なら林道も通じてゐる様だ(徳山ダム方面ではなく川上発電所方面からホ ハレ峠経由である)。直ぐ西隣りは日野川上 流である。赤谷のダム湖の近くでの様子はこんな感じ。


この赤谷での取水堰の更に上流,この辺で高倉揚水発電所計画があった が中止になってしまった。赤谷の流量安定化の為にも是非復活させたい。
>上池ダムは堤高100メートル、堤長300メートルで堤頂は標高800メートル余である。
だそうだからEL.700m超の場所にダムは造られる様だ。こ の辺か?800mから640mに落とす水力発電所があっても良いかも知れない。水量は大して取れないであろうけど。。
想定される上池の流域面積は5.6km2程度。EL.795mで0.65m3/s取水してEL.640mで発電すると落差150m程度取れて800kW程 度の小水力発電は得られるぞ♪

[私案]奥徳山発電所
出力:8,800kW[+8.8MW]
水量:4.5m3/s
落差:236m
流域面積:41.1km2
取水:赤谷(あかんだに)流域[赤 谷中 ツ又タ ンド谷イ チン谷]・西谷流域[西 谷金ヶ 丸谷(・励 谷)蔵ヶ 谷(蔵ヶ 谷東沢)(入 谷奥沢)]640m
放水:揖斐川[徳山ダム]399m

冠山峠道路

工事してて林道も良くわからんので念の為可成り奥迄行ったけど引き返してきた。

 21.4




インテの大集団に遭遇w
大学(院)時代,こちらのやんちゃ話しをネタに色々チューンしたインテRに乗ってた後輩をお にゅう峠に連れ出して酷い悪路を走らせたことを根に持たれて未だにちくちくいわれてるけどこいつらも此処で引き返して冠山林道の方にはいかないん だろうなw


さて冠山道路は23年に開通するようである。22.8には福井の嶺南と嶺北が分断される水害が発生したし,その際は高倉の林道なども寸断されたようである [よごれん
ここが開通してたら生き残ってたかなぁ・・


冠山峠道路、2023年全線開通 福井県池田町―岐阜県揖斐川町、全長7.8キロ
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1305665
2021年4月25日 午後5時00分

冠山峠道路

 福井県池田町と岐阜県揖斐川町を結ぶ国道417号冠山峠道路(7・8キロ)が、2023年内に全線開通することが4月23日分かった。

 総事業費は約300億円。延長1238メートルの冠山峠1号トンネル(仮称)が17年7月、延長4834メートルで全体の約6割を占める冠山峠2号トン ネル(仮称)は20年11月に貫通している。現在はトンネルや橋の建設、改良工事を進めている。

 池田町-揖斐川町間は1時間25分で結ばれ、現在利用されている林道より1時間10分、北陸自動車道経由より50分早くなる。林道は冬季通行止めとなる が、冠山峠道路は通年通行できる。

 また、4車線化される福井、石川県境の国道8号あわら市牛ノ谷-笹岡間(4・3キロ)について、国は22年度から用地取得に着手する。


その奥。ダム湖の様子。
21.4
場所は覚えてないがダム湖が終わった後。赤(あかん)谷に沿って遡上した冠山林道が才の谷を遡上する為に赤 谷と別れる辺りであろうか?


その奥2。矢張り場所は覚えてないが赤谷と別れる辺りの才の谷を渡る橋だったか?


最奥部。4月に行ったのに未だ冬季通行止めだった。こ の辺だったかな?

雪国あるあるの雪を良い事に管理しないよ~,でも雪どけしたら勝手に通る分は自己責任だけどという事で地元民が雪溶け后,普通に利用してる可能性もあるん だけど流石にこんな山の中では憚られた,というか遭難したら怖いので引き返してきた。