名称 |
場所 |
運営 | 操業 | 設備容量 | 規模 | その他 |
稚内風力発電所 | 声問ミルクロード沿い | (株)稚内ウィンドパワー | 1998年4月(2基) 2001年6月(2基) |
800kW(98年) 1,500kW(01年) |
400kW×2基 750kWk×2基 |
|
稚内公園風力発電所 | 稚内公園 | 稚内市 | 1998年10月 | 225kW | 225kW×1基 | |
稚内市水道事業風力発電所 | 声問ミルクロード沿い | 稚内市環境水道部 | 2000年12月 | 1,980kW | 660kW×3基 | |
さらきとまないウィンドファーム | 更喜苫内牧野 | (株)ジェイウインド | 2001年10月 | 14,850kW | 1,650kW×9基 | |
宗谷岬ウインドファーム | 宗谷丘陵 | (株)ユーラスエナジー宗谷 | 2005年11月 | 57,000kW | 1,000kW×57 基 | |
天北ウインドファーム | 恵北・増幌地区 |
(株)天北エナジー(ユーラス・稚内グリー ンファクトリー) | 2018年5月 |
30,000kW |
3MW*10基 | 売電単価22円 日 経16.7 |
稚
内港湾内 |
ユー
ラスエナジー |
2014
年頃計画あり |
||||
合計 |
106,355kW |
豊富に世界最大級蓄電設備 ユーラス、風力発電促進へ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/221189 08/24 11:13 更新 ![]() 国内風力発電最大手、ユーラスエナジーホールディングス(東京)は、宗谷管内豊富町に世界最大級となる総蓄電容量72万キロワット時(720MWh)の蓄電池設備を建設することを 決めた。天候に発電量が左右される風力発電を導入しやすくする狙いで、投資額は約 500億円。9月に着工し、2022 年度までの完成を目指す。 ユーラスや、コスモエネルギーホー ルディングス系の風力発電会社、エコ・パワー(東京)などは23年度までに、稚内市と豊富町に、道内で稼働中の風力の発電能力(38・7万キロワット)の 1・7倍にあたる計66万キロワット(660MW) 超の風力発電所建設を計画している。世界的にもまれな大規模蓄電池の建設で、国内有数の資源量を持つ道北の風力開発を加速す る。 蓄電池を設置するのはユーラスが主 体の北海道北部風力送電(稚内)。ユーラスと、エコ・パワー、稚内信用金庫、北海道電力、北洋銀行、北海道銀行が出資し、13 年に設立した。蓄電池の容量72万キロワット時は、標準的な道内家庭約9万5千戸が1日に使う分にあたる。 風力に追い風、地元歓迎 豊富に世界最大級の蓄電池建設へ 税収増など波及期待 https://www.hokkaido-np.co.jp/article/221517 08/25 05:00 【豊富、稚内】 蓄電池は容量72万キロワット時。建設予定地は町修徳の民有地で、蓄電池と変電設備が整備される予定だ。すでに造成工事の準備が始ま り、9月13日に地鎮祭、早ければ同月中に着工、2022年度の完成を目指す。 町内には現在、風力発電所はないが、蓄電池整備と合わせて同社が23年度までに町と稚内市に計画する計66万キロワット超の風力発電所の建設が本格化す る。 |
道
北の送電網整備が18年秋にも本格着工へ─総事業費500億円 https://e-kensin.net/news/9681.html 2017年08月17日 07時30分 風力発電の導入拡大に向け、道北で送電網を整備する北海道北部風力送電(本社・稚内、伊藤健社長)は、一連の整備を2018年秋に本格着工する予定だ。延長は約80 キロで、総事業費は約500 億円。21年秋の 完成を目指す。整備に伴う資器材の調達などに一定の時間がかかるため、同社はことし12月末までに施工業者を決める必要があるとしている。 風況に優れる北海道北部は、国内でも指折りの風力発電適地だが、電力需要が少なく送電網が脆弱(ぜいじゃく)なことから、風力発電の導入拡大の課題と なっている。 このため、国の補助を得て、実証事 業の位置付けで北海道北部風 力送電が送電網を整備する。同社はユーラスエナジーホールディングス(本社・東京)、エ コパワー(同)、稚内信用金庫、北海道電力、北海道銀行、北洋銀行が出資している。 現在、詳細設計を進めている段階だが、送電網は中川町、天塩町、幌延町、豊富町、稚内市を通る内陸側のルートで検討し、延長は18万7000V(187kV) 仕様が 68・7キロ,6万6000V(66kV)仕様が7・5キロの計76・2キロで計画。中川町で北電の変 電所に接続する。 電力線などを渡す鉄塔は265基を予定し、地形などによって異なるが、鉄塔間の距離は約350m、高さは40―60mを基本とする。併せて、変電所を1 カ所、開閉所を2カ所整備する。 送電網としての受け入れ可能量は 約30万キロワット(300MW)。一方、想定している風力発電所からの接続量(定格発電力)は約60万キロワット(600MW)(と は註:定格出力660MWとの差60MWはどうなってるんだ?)で、この約30万キロワットの差をどう扱うかが実証事業の ポイ ントになる。 風力発電は風況による変動が大きく、場合によっては受け入れ上限との差が大きくなる。このため、実験では受け入れ容量を上回る風力発電設備と接続。上限 を超える場合は送電側から発電量を制御し、送電網を最大限に有効活用するシステムの構築を図る。(このシステムが上の記事の720MWの巨大蓄電池) 伊藤社長は「これまでは受け入れ容 量と同規模の発電所しかできなかったが、この実験を通し、容量の倍の発電所の建設も可能になるのでは」と話す。 送電線工事には特殊な技術が必要で、道外でも複数の送電線整備が控えていることなどを踏まえ「補助金の関係上、契約は18年度となるが、遅くても年内に 施工業者を決めないと人や物の確保が難しい」(伊藤社長)とみている。 今回の送電網整備は1次計画の位置 付け。本道の風力発電のポテンシャルの高さから、風力発電容量約80万キロワット(合計800MW・200MW の増強か) とする2 次計画も持っているが、北電の受け入れ可能量などがあり、現時点では具体的なルートや着手時期は未 定だという。 |
北海道北部で新しい送電網建設へ 風力発電
向け、連系容量600MW増加見込み 2018年10月09日掲載 印刷記事を保存 https://www.kankyo-business.jp/news/021294.php 北海道北部風力送電(北海道稚内市)は10月4日、北海道北部地域における風力発電の導入拡大を目指し77.8キロメートルの送電網を整備すると発表し た。2018年10月から順次建設工事に取りかかり、変電所なども新設、世界最大級の蓄電池システムも導入する。 総事業費は約1000億円。運転開始は2023年3月を予定。こ の送電網による風力発電総連系定格容量は約600MW。なお、この事業は資源エネルギー庁による「風力発電のための送電網整備 の実証事業」の採択を受けて行う。 北海道北部、風力発電の適地 道北地域(稚内市、豊富町、幌延町、天塩町、中川町など)は、風況がよく風力発電の適地であるものの、電気を運ぶための送電網が弱いため、風資源を有効活 用できていないという現状がある。資 源エネルギー庁の事業は、こうした課題を有する道北地域において、送電網の整備と技術的課題の実証を行い、今後の風力発電の大 量導入に向けた系統制約の解消と安定的な電力供給を目指すものだ。 同庁は 2013年に送電網を整備する実証事業の担い手である事業者(補助事業者)の公募を行い、北海道北部風力送電を採択した。 さらに 同庁は2016年7月、北海道北部風力送電に対して送電 事業の許可を行った。送電事業とは一般送配電事業者に振替供給を行う事業であり、2016年4月以降の新電気事業法において新 たに設けられた事業類型だ。それまで は電源開発(東京都中央区)の1社のみだった。 また、北海道電力(札幌市)は、2017年3月に北海道北部風力送電が建設を計画している送電設備に関して、同社と振替供給に関する基本合意書を締結した ことを受け、この送電線への接続検討申込みと契約申込みを開始している。 |
番
号 |
路
線名 |
電
圧 (kV) |
設
備容量 (100%*回線数) |
運
用容量値 (MW) |
空
容量 |
そ
の他備考 |
|
当該設備 |
上位系統考慮 |
||||||
61 |
道北幹線 |
187 |
766 |
383 |
24 |
0 |
|
63 |
名寄幹線 |
187 |
338 |
169 |
0 |
0 |
|
2 |
北幌延線 |
100 →187 |
136 |
68 |
0 |
0 |
ネーミングが変な気がする。。 そもそも幌延なんか通ってないし幌延より南だ 西名寄(変)~西中川(変)の昇圧が決定! |
31,33 |
宗谷1・2号線 |
100 |
66 |
33 |
38 |
0 |
|
30 |
宗谷1・2号線 | 100 |
160 |
80 |
80 |
0 |
|
3 |
宗谷1・2号線 |
100 |
160 |
80 |
0 |
0 |
|
5 |
稚内線 |
100 |
92 |
46 |
0 |
0 |
2020.6追記 >187kVで中川に届いても此処で100kVに降圧しなければならない。将来的には西名寄迄昇圧して変電ロス減らすべきである。 ととはは書いていたが,久々に北 海道北部送電のウェブサイト内の資 料を見ると中川以南も186kVと なるらしい! ![]() 中川から先,西名寄の183kVに 接続するように宗谷1・2号線か北幌延線を昇圧するものと思われる。途中の変電所などを考慮すると北幌延線が良さそう♪ →と云う事で調べてみた。みっけ♪ 2020 年度供給計画(一般送配電事業者届出分)の概要 https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/info/2019/__icsFiles/afieldfile/2020/03/25/200325.pdf 主要送電線路整備計画
主要変電所整備計画
|
https://solarjournal.jp/sj-market/21247/2/ 再エネが繋げない? 送電線「空き容量ゼロ」は本当か 2017/12/28 「空き容量ゼロ」なのに 実際の利用率は20%未満 解 析の結果は驚くべきもので、東北電力が「空き容量ゼロ」としている全14幹線(送電線の線路)において、実際の利用率はいずれも20%未満(2016年9 月1日~2017年8月)であることが分かった(表1)。利用率が最も小さい十和田幹線(上北~岩手)の利用率は2.0%、次いで北部幹線(上北~岩手) が3.2%、最大でも北奥幹線(能代~青森)の18.2%だった。 実潮流に基づく空き容量の年間平均値は、最小の奥羽幹線(羽後~宮城)でも1154MW、最大の十和田幹線(上北~岩手)に至っては9756MWもある。さらに、懸念材料とされてきた送電混雑も、実際には年間を通じて全く発生していないことが明らかになった。 北 海道電力エリアにおいても、状況に大差はない。「空き容量ゼロ」とされた幹線は6路線あるが、実際の利用率は次の通り、いずれも20%未満だ。函館幹線 (双葉~北七飯):15.3%、日高幹線(南早来~岩清水):13.4%、旭川南線(旭川~旭川嵐山):12.9%、道南幹線(西双葉~大野): 10.9%、道央南幹線(西双葉~南早来):9.5%、名寄幹線(西名寄~旭川嵐山):8.2% |
番
号 |
路
線名 |
電
圧 (kV) |
設
備容量 (100%*回線数) |
運
用容量値 (MW) |
空
容量 |
そ
の他備考 |
|
当該設備 |
上位系統考慮 |
||||||
2,3 |
北星線 |
66 |
118 |
59 |
69,67 |
0 |
|
4,5,6 |
北星線 |
66 |
82 |
41 |
48,48,41 |
0 |
|
26,28 |
沼田線 |
66 |
112 |
56 |
5,1 |
0 |
|
30 |
苫前線 |
66 |
33 |
33 |
0 |
0 |
|
32,33 |
苫前線 |
66 |
35 |
35 |
0 |
0 |
|
35 |
苫前線 |
66 |
─ |
─ |
2 |
0 |
|
81 |
苫前線 |
66 |
─ |
─ |
26 |
0 |
西名寄系統 |
80 |
苫前線 |
66 |
─ |
─ |
6 |
0 |
〃 |
78 |
苫前線 |
66 |
26 |
26 |
7 |
0 |
〃 |
76 |
羽幌炭鉱線 |
66 |
18 |
18 |
2 |
0 |
〃 |
71 |
羽幌炭鉱線 |
66 |
22 |
22 |
5 |
0 |
〃 |
51 |
宗谷1・2号線 |
100 |
118 |
59 |
0 |
0 |
〃 |
系統連系プロジェクト |
ユーラス道北・北海道北部風力送電 | |
参加企業 |
北海道電力(主催),各接続業者 |
ユーラスエナジーH、エコパワー、稚内信用
金庫、北海道電力、北海道銀行、北洋銀行(北海道北部風量送電に出資) |
発電規模 |
1000MW (I期600MW・II期400MW) 1サイト200MW以内 |
I期:660MW II期:200MW 合計:800MW |
蓄電池規模 |
I期:90MW-4h程度(360MWh) II期:60MW-4h程度(240MWh) 北電負担 |
I期:720MWh |
完成予定 |
I期:2022年 II期:I期の成果を確認してから |
2021年秋目標 |
系統接続負担 |
蓄電池本体および連系設備の費用、設置工事
費用、20年間の保守、運用、メンテナン スおよび蓄電池の充放電損失に係る費用を共同負担すること(概ね5%程度) |
中川変電所接続なら300MW迄余裕あるの
で其処迄送電線(下記)建設,発電量との差額は蓄電。 |
送電線 |
西名寄系統:道北幹線から総延長240km (道北幹線の昇圧とともに190kmは275kV) |
中川変電所から総延長76.2km (100kVに接続の中川変電所から豊富の蓄電池併設変電所迄187kV) |