募集量 | Ⅰ期 | 1000MW | 600MW(蓄電池容量目安 90MW-4h程度) |
Ⅱ期 | 400MW(蓄電池容量目安 60MW-4h程度、Ⅰ期の導入状況を踏まえ評価、検証) | ||
導入 スケジュール |
Ⅰ期 | 2022年度頃までに系統側蓄電池を設置 | |
Ⅱ期 | 導入後、1年程度の実績を踏まえ、評価、検 証を実施、Ⅱ期の必要な蓄電池容量、連系の条件(解列の条件等)を検討 | ||
容量の上限 | 1サイト20万kW(200MW)以内 | ||
募集対象 | 設置した系統側蓄電池に係る費用を共同負担す ることを前提とした連系を希望する案件 | ||
選定方法 | 入札により案件を選定 入札で案件の選定ができない場合には抽選を実施 | ||
購入価格 | FIT制度による | ||
受給期間 | FIT制度による (系統側蓄電池の運転開始から20年間) |
支庁 |
系統(10以下は丸めた数字) |
ズレ |
宗谷484MW 留萌700MW ───────── 1184MW |
西名寄1020MW 西滝川 70MW ─────────── 1090MW(▲94) |
旭川系統へ94? |
上川 7M |
旭川 110MW2件(+103) |
宗谷・留萌のどちらから1件103M程? |
石狩 30M |
北江別 30M (±0) |
一致 |
オホーツク 50M |
女満別 50M |
一致 |
釧路 5M 根室 19MW ───────── 24MW |
釧路 20MW(▲4) |
ほぼ一致(四捨五入の誤差であろう) |
胆振 261MW 日高 13MW ────────── 274MW |
伊達・室蘭 330MW 南早来 10MW ────────────── 340MW(+66) |
南早来はほぼ一致 胆振以外から伊達・室蘭に66か? 規模感からしてえりものプロジェクト群は入っていない |
後志 299MW |
西小樽 180(▲119) |
伊達室蘭に66,道南に52ほど? |
桧山 175MW 渡島 353MW ────────── 528MW |
道南 580MW(+52) |
後志から52ほど? |
蓄電池設置で接続容量が増やせる訳 東京電力が2019年に発表したやり方だが,デュレーションカーブってやつで,この上に飛び出した部分だけ蓄電池で吸収してやればいいと云う事で,東電よ りは北電の方が余裕が無いだろうが,似たような手法で余裕はき出させるのは簡単らしい。ただ今回の名寄の件はでは蓄電池を設置するのは南早来なので名寄幹 線がそれでは空く訳ではなさそうなんだけど。。北海道北部風力送電の豊富の720MWhも計算に入っているのかな?? こ の図は、時間ごとに変動する潮流の量を、大きい方から小さい方へと並べ替えたもので「デュレーションカーブ」と言われる。縦軸は想定潮流で横軸は1年間の 8760時間である。左京連系の限界(運用容量)は1300~1400万kWであり、現状(試行前、下の線)の想定潮流は、左端の最大値のところ(最過酷 断面)で連系の限界を若干上回る。そのため、現行ルールでは同連系は空容量ゼロとなる。再エネ追加後はカーブは少し上方に移るに留まり、最大値でも連系の 限界を1%程度上回るだけとなる。 ![]() 出典:http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/stage2/contents/column0138.html |
支庁 |
系統(10以下は丸めた数字) |
宗谷484MW 留萌700MW ───────── 1184MW |
西名寄1020MW→I期案件には間に合わないが大規模新規送電罔建設で可能(スライド13・14案件) 西滝川 70MW→20MWはスライド13・14案件,50MWはスライド10案件 ─────────── 1090MW(▲94) |
上川 7M |
旭川 110MW2件(+103)→増強不要で接続可能! |
石狩 30M |
北江別 30M (±0)→連系先を遠方の66kVに変更すれば可能(s-12) |
オホーツク 50M |
女満別 50M →一部なら増強不要(s-11)(此処は1件なので規模縮小すれば対策不要ってことか?) |
釧路 5M 根室 19MW ───────── 24MW |
釧路 20MW(▲4)→増強不要で接続可能! |
胆振 261MW 日高 13MW ────────── 274MW |
伊達・室蘭 330MW→260MWは運用対策で接続可能(s-10)・70MWは一部なら増強不要(s-11) 南早来 10MW→運用対策で接続可能(s-10) ────────────── 340MW(+66) |
後志 299MW |
西小樽 180(▲119) →2件10M:対策不要で接続可能・9件160M:運用対策で接続可能(s-10)・3件10M:連系地点の変更で可能(s-12) |
桧山 175MW 渡島 353MW ────────── 528MW |
道南 580MW(+52)→I期案件には間に合わないが大規模新規送電罔建設で可能(スライド13・14案件) 道南(桧山・渡島)は北本連系に引き続いて必要となる函館~道央間の送電線増設と一緒に解決出来ないか? |
北海道電力の風力発電募集、応募の半分が「条件満たさず」 入
札はナシに https://www.kankyo-business.jp/column/020618.php 環境ビジネス編集部 2018年06月25日号掲載 北海道電力(北海道札幌市)は6月15日、系統側蓄電池による風力発電募集プロセス(I期)において、60 万kW(600MW)の募集容量に対して、応募は32.1万 kW(321MW)にとどまったと 報告した。 このため、案件選定のための入札は実施しない。今後、2022年度の蓄電池運転開始に 向け、準備を進めていく。まずは応募状況を踏まえたシミュレーションにより、必要となる蓄電池容量と一律負担金単価を再検討し、7月末を目途に対象事業 者に提示する。また、事業者 に提示する風力1kWあたりの蓄電池費用負担は、蓄電池の容量に比例 しない連系設備や通信設備などがあることから、これまで募集容量60 万kWを前提に提示していた額より高くなるとの見通しも示した。 系統側に蓄電池を設置する新しい取り組み この募集は、北海道エリアで風力発電設備が連系を行 うにあたり必要となる系統側蓄電池の費用を共同負担することを前提に、連系を希望する風力発電設備を入札により決定するために実施したものだ。I期の募集期間は4月20日~5月17日。 また、この募集プロセスでは、系統への影響を確認しながら段階的に風力発電の導入量を拡大していくため、I期とII期に分けて募集し、I期(募集容量60 万kW)・II期(募集容量40万kW)で合わせて計100kWの連系を予定している。蓄電池の運転開始時期はI期は2022年度、II期はI期の導入の 状況を踏まえて検討するとしている。 これまで、系統側蓄電池の設置を対象とした募集プロセスの実施例がないため、資源エネルギー庁と電力広域的運営推進機関(広域機関/東京都江東区)と協議 の上、準備を進めてきた。 34.7万kWが「条件未達」 (※全文:1532文字 画像:あり) |
北海道電、風力発電の応募 計画の半分に https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31824620V10C18A6L41000/ 2018/6/15 22:00 北海道電力の真弓明彦社長は15日…4~5月にかけ募集していた新たな風力発電事業者について、実際の応募 が計画に届かなかったことを明らかにした。同社によると、計60万キロワット分の計画値に対して応募は計32万1千キロワットと約半分にとどまった。 風力発電事業者は風力発電の安定運用に必要な系統側 蓄電池の費用約247億円を負担し、かつ2022年度に風力の運用を始める必要があった。事前の意向調査では計70万キロワットの接続要請 があったものの断念する例が相次いだことについて、真弓社長は 「風力発電の設置には時間がかかるということのようだ」と、事業者にとって時間的な制約があったとの見解を示した。 一方で、今回の北電の計画への参加を見送った事業者の多くは、自 前で蓄電池を設けた上で改めて風力発電事業を行う方針という。真弓社長は「新たな風力発電全体としては60万キロワットの規模を維持でき る」と話した。… |
系統側蓄電池による風力発電募集プロセス(Ⅰ期)の一律負担金単価の提
示について http://www.hepco.co.jp/info/info2018/1227420_1762.html 2018年8月2日 7.8 万kWh(2.6万kW×3時間)の蓄電池の概算額を検討した結果、84億円となったことから、このうち、一般負担分4.2億円を除いた79.8億円につ いて、風力発電1kWあたりの系統側蓄電池の一律負担金単価を3.7万円とし、本日、対象の事業者さまに通知しておりますので、お知らせいたします。 1ヶ 月程度の検討期間を設定し、対象事業者さまには、8月31日までに費用負担同意書を提出いただきます。 ![]() |
(6月25日 第16回系統WG報告時点) |
(8月2日時点) |
Ⅰ期蓄電池プロセスの 優先系統連系希望者 |
||||||
区分 |
件数 |
容量[MW] |
件数 |
容量[MW] |
件数 |
容量 |
||
I期案件として応募 |
34 |
321 |
31(▼3) |
213(▼118) |
16(▼15) |
167(▼46) |
||
サイト蓄電池案件への移行 |
9 |
347 |
11(△2) |
450(△103) |
19(△8) |
470(△20) |
||
小計 |
43 |
668 |
42(▼1) |
663 |
35(▼7) |
637(▼26) |
||
I期プロセスから辞退 |
6 |
27 |
7(△1) |
32(△5) |
14(△7) |
58(△26) |
||
合計 |
49 |
695 |
49 |
695 |
49 |
695 |
発電所 |
定格出力 | 出力変化速度※1 | ||
設備仕様値 | 運用値※2 | |||
苫東厚真 |
2号 |
600MW |
1.2万kW/分(2%/分) | 1%/分 |
4号 |
700MW |
1.4~2.1万kW/分(2~3%/分) | 同左 | |
石狩 |
1号 |
569MW |
1.7~2.8万kW/分(3~5%/分) | 同左 |
19/2/20 系統側蓄電池による風力発電募集プロセス(Ⅰ期)の結果について https://wwwc.hepco.co.jp/hepcowwwsite/info/2018/__icsFiles/afieldfile/2019/02/20/190220a.pdf 1.系統側蓄電池による風力発電募集プロセスの成否 成立 2.応募件数・応募容量並びに優先系統連系希望者の件数・連系容量
3.一律負担金単価※1※2
※1 応募容量が募集容量(60 万 kW)以下となったため、入札を実施せず、一律負担金単価を負担 ※2 応募容量を踏まえて容量を縮小させた系統側蓄電池に対し、優先系統連系希望者で共同負担する特定負担分を応募容量で除した負担金単価(万円/kW) |