電力TOP とは掲
2018.12.05
廃止可能な(廃止すべき)石炭・石油火力発電所検討
~2018年版~(→2015年頃版はこちら2019年版はこちら)

私が電力総研を始めたきっかけは福島原発の爆発とその後の日本や福島の惨状を目の当たりにして,であり,当時の逼迫する電力事情を見て如何に電源を原発代 替に安定的に且つ安価に確保するか,まあ実際は在野のウオッチャーであるから確保可能か,を検討して,脱原発が可能かどうか我が意見をまとめる為に情報を 集約する事になった。其処では当然に,安価な石炭火発とCO2フリーの風力の新設に期待しつつ石油を廃止してCO2を減らしていくというのが基本となっ た。

その後再生可能エネ,就中(なかんずく)太陽光の大量導入や電力自由化やFITの政策下で一定進んだ発電所の建設でかなり電力供給容量に余裕が出来た。 LNG火発の増強も一定範囲で進んでベース電源という概念が消えて限界費用の安い太陽光,風力と需要追从のLNGという世界の流れも太陽光・風力の劇的な 価格低下で見えてきている。

という事で,隔世の感は否めないのだが遂に石油だけではなく石炭の廃止をもにらめる状況になってきた。残念ながら先日の北海道の地震で北海道の電力容量が 必ずしも十分でないことが判明したが苫東厚真・京極・石狩湾新港・北本連系を上手に使い分けて行くしかあるまい。

北海道電力> <東北電力> <東京電力> <中部電力> <北陸電力> <関西電力> <中国電力> <四国電力> <九州電力> <沖縄電力>




<北海道電力>
北電管内の最大電力需要は冬のピークで5250MW程に なる。
今後は苫東厚真1650MW,石狩湾新港1708.2MW(27年着工30年完成予定)(京極も重要施設であるが冬の需要は終日一定の傾向であるので揚水 の機能は限定的らしい。 京極を計算から抜いたとして),北本連系900MWで計約4300MWが主力となっていく。
残りの1000MW程度であり再生可能エネやプラス水力でまあ需要を賄えてたことになるが(冬はダムの凍結とかどうなってるので あろう?)
しかしこれは石狩湾新港が全3機稼働してからの話であり,当面は570MW程度であり,3100MW程しか主力電源はないことになる。オリマルジョンの知 内700MWはフル稼働するとして,残る2400MWを再生可能エネで賄えれば下記を廃止出来よう。冬場の太陽光の変動は短期的な京極や高見・新冠の揚水を利用しつつ,数日の天候不順(風況)には数ヶ月単位で余 剰水力を保つダムや数日単位で確保してる調整池の水力で賄いたい。
発電所名
所在地
最大出力
(MW)
ユニット
No.
単機容量
運転開始
年月
発電
種別
使用
燃料
その他・備考
砂川発電所 砂川市豊沼町
250

3号機 125 1975.5 汽力
石炭
(国内炭)
2006年現在は、ミドルベー スでの運用が多い。
冬場は市内道路の積雪除去対策として、温排水の一部を供給している。
2010年12月より3号機に おいて木質バイオマス燃料(木質チップ)混焼実 証実験実施。
4号機 125 1980.2
奈井江発電所
空 知郡奈井江町
字キナウスナイ
350
1号機
175
1968.5
汽力
石炭
(国内炭)
2006年現在は、ミドルベー スでの運用が多い。
1・2号機ともに2019.3 休予
2号機
175
1970.2
石炭火発計
600






苫小牧発電所
苫 小牧市
真 砂町
250
1号機
250
1973.11
汽力
重油・原油・天然ガス
同一敷地内。詳しくはこ ちら
苫小牧共同火発は元々日本軽金属系。今は北海道パワーエンジニアリング所有。
苫小牧共 同火力発電所
250
3号機
250
1974.4
汽力
重油
伊達発電所
伊達市長和町
700
1号機
350
1978.11
汽力
重油
燃料輸送パイフライン(室蘭送油所(室蘭市陣 屋町)~伊達発電所)
輸送距離:約26km 輸送量:280kl/時
2号機
350
1980.3
音別発電所
釧路市音別町
148
1号機
74 1978 GT 軽油

1,2号機ともに2019.2廃予

2号機
74
1978
石油系火発計
1,348






火発合計
1,948






風力発電の開発は北電の報告では1430MWの風力が予定(未運開の1040MWにユーラスの600MWが含まれ るかどうかが焦点。)されていて,更に系統側蓄電池事業に1000MWのポテンシャルがある(応募は不調でⅠ 期案件としては213MWに止まった他450MWがサイト蓄電池案件に移行し たそうな。この450MWのサイト蓄電池案件が未運開の1040MWに含まれるかどうかも焦点。ユーラスとこいつら併せて1040MWだとするとその他の 案件が殆ど無いということになってしまうが。。)。まあいずれにせよ風力が2000MW程度になることは視野に入ってきたが勿論稼働率20%位なので蓄電 池などで平滑化したとしても400MWのフル稼働電源分であり稼働し次第ガンガン廃止出来ると云う訳では無い。。石狩湾や風力の増強とともに古い順に休廃 止していけば十分であろう。音別・奈井江の次は苫小牧の2火力計500MWだな。


<東北電力>



<東京電力>
一生懸命東京湾岸火発のリプレースや常磐沿岸での石炭火発開発に余念なし。リプレースが進み老朽火発の廃止に一定の目処。


<中部電力>
もとからLNGの比率が高く原発比率が低く脱ベース電源に一番近い電力会社。
勿論石炭の開発もぬかりなく石油火発の廃止でも他社に先駆けている。
ここに纏めた


<北陸電力>
もう殆どの火発が古い北陸電力。どないすんねん。。以下の2000MWを廃止したい。北海道電力同様原発依存のツケが回ってきてるんちゃうか。中国電力も 四国電力も同様の傾向がなきにしもあらず。
発 電所名 所在地
定 格出力
(MW)
ユ ニット 運 転開始
年月
燃料
熱効率
発電
方式
そ の他・備考
ユニット名
出力
(MW)
種類
年間使用量
富 山火力 富山県富山市 250
4号機 250 1971.1
原油・重油




富 山新港火力
富山県射水市
1,500

1号機
500
1974.10
原油・重油 約65万t


LNG1号機を建設中,LNG2号機を計画中。
2号機にはLNG対応工 事がなされた。
石炭1号機の廃止は延期された。
電力と蒸気は近隣の食品コンビナートの工場に供給され、余剰電力は売電される。
2号機 500
1981.11
原油・重油LNG
約65万t


石炭1号機
250
1971.9
石炭重油 約50万t


石炭2号機 250 1972.6
石炭重油 約50万t


福 井火力 福井県坂井市 250
三国1号機 250 1978. 9
重油・原油






2,000








ま あ現実的にはLNG対応工事の投資をして運開も一寸だけ遅い新港火力2号機は残しつつ,富山火力と福井火力を廃止して

富山新港火力
2号機 500MW LNG・原油・重油 1981年
LNG1号機 424.7MW LNG 2018年
LNG2号機 424.7MW LNG 可及的速やかに前倒し
────────────────────────────
       1349.4MW

とするのが現実的かなあ。700MWぐらいなんとか確保したいが 関電や中電からの応援や水力発電の増強や再生可能エネの増加で賄えるかな?地道に水力を増強する姿勢は評価したいが。

こんな暢気なこと書いてたら事態は結構深刻らしい。
2018.2.13
「日本一電気料金が安い」北陸電力の苦境
https://diamond.jp/articles/-/159034
週刊ダイヤモンド編集部

 北陸電力が苦しんでいる。

 1月31日、電力10社の第3四半期決算と今期決算予想が出そろったのだが、同社の2018年3月期第3四半期累計は、連結で1億円、個別では過去最大 の24億円の最終赤字に陥ったのだ。

 18年3月期通期決算は、過去最大となる30億円の連結最終赤字の見通し。他の電力各社が黒字を確保するなか、北陸電力は唯一、2期連続最終赤字とな り、“一人負け”となっている。

 主な要因は同社の主力石炭火力発電所2機が同時期に定期点検によって稼働停止し、落ち込んだ発電量を補うため石油火力発電所等を稼働させなければなら ず、その燃料費がかさんだことだ。

 火力発電所は定期検査が義務づけられており、電力会社は点検を実施する際、急激な発電量の減少とコスト増を避けるため、検査時期が重ならないようにす る。

 今回、北陸電力はやりくりがうまくいかず、2機合計140万キロワット(とは註:敦賀2号機と七尾大田2号機というこのようである。残るは小さい方の敦 賀1号機・七尾大田1号機各500MWに老朽化した石炭1・2号機各250MWということで確かに半減である。やりくりが巧くいかないというのは七尾2号機が9/22に停止 作業中にタービン付近で発火した様である。復帰がなる前の11/11,今度は敦賀2号 機のボイラーから蒸気が漏洩して停止したようだ。)、同社の石炭火力発電所の能力の約半分を止めなければならない状況に陥ったのだ。

 しかし、同社の厳しい収益環境は過渡的なものではなく、今後も続く。来期以降、今度は老朽化した送電設備等の修繕費が押し寄せ、加えて今年11月に運転 開始するLNG(液化天然ガス)火力発電所の償却負担ものしかかるからだ。

700MWも廃止する余裕は余りなさそうである…。詳しくはこちらで検討

更に陸電も10%50MWの供給を受ける電発高砂(石炭・500MW・1968-69)が原発の再稼働が進む関電の電力余剰でリプレースが中止となった(経緯は関電の項参照)。 SCと熱効率の悪い陸電敦賀1号機500MW(この辺参照)を電発と共同で敦賀2号機と同じ700MW程度でリプレースするのがよい。敦賀に土地が余ってるかどうかは知らないが福 井火力を廃止してその跡地にでも立てれば良かろう。既に廃止済の発電所もあるみたいであるし。

後は積極的に設備更新を続ける中部電力(JERAへ設備を統合予定)だが,GT後付けの排気再燃型CCの廃棄も始まり(知多1・2号機)つつあって,今後も知多5・6号機の廃棄等が予想される。後付けされたGTを譲受してLNG化された2号機に据え付けても良いかも。

<関西電力>系統罔図(巨大!)はこちら
ここも九電と並んで原発再稼働で需給が緩みまくってる。価格に敏感な関西人に赤字垂れ流した関電が値上げで対処した結果激烈な競争が開始されたことも大きい。
いくつかのリプレースを断念して財務を整えて今後の大量廃棄に期待したい。

2000年 和歌山LNG火力発電所(3700MW)着工
2004年 御坊第二火力(4,400MW・オリマルジョン)中止
2005年 和歌山発電所工事中断
2011年 東日本大震災,以降順次原発停止。
2012年~2013年 暫定基準のもとで大飯原発3・4号機が一時的に再稼働
2014年 関電は相生石油火発(750MW=375*2)でLNG利用の為の設備投資を発表。和歌山LNGを2024年以降に新設の意向と報道>>2197 電発高砂のリプレース発表(500MW→1200MW・新1号機2021運開・新2号機2027以降運開),兵庫県知事はIGCCの導入を要求>>3330-3331
2015年 関電は赤穂石油火発(1200MW)の石炭への燃料転換(2020年予定)を発表>>2831
2016年 関電高浜(2360MW)再稼働,安定供給へ>>3594 相生発電所1・3号機のLNG利用に向けた改良工事竣工。
2017年 関電大飯(1740MW)再稼働合格>>4178 相生発電所2号機(375MW)は三菱商事と組んでバイオマス火発(200MW)とすることを発表。
2017年 海南火発1~3号機停止(●1・2号機1970運開450*2+3・4号機1974年運開600*2=2100MW)・赤穂の火発(石油・1987年稼働・600*2=1200MW)の石炭火発転換中止>>4271-4272
2017年 6月に高浜3,5月に高浜4(計1740MW)が再稼働。和歌山市の自治会がLNG火力発電所工事再開を要望
2018年 関電との話し合いが付かないこともなって電発高砂(●1・2号機・石炭・1968-69運開・250*2=500MW)リプレース中止>>4665。3月に大飯3,5月に大飯4(計2360MW・合計4100MW)が再稼働。
2020年 2月に美浜3(826MW・合計4926MW)再稼働予定姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・1200MW)廃止予定
2021年 電発高砂のリプレース完成後,1・2号機(500MW)廃止予定→リプレース取りやめに伴い(当面?)存続
2023年 相生2号機のバイオマス化完成・運開予定

いい加減長期計画停電中の多奈川第二1200MW(600*2)[1977運開・2005停止]宮津エネ研750MW(375*2)[1989運開・2001停止]は廃止で良かろう。
更には競争激化で電力設備が余ってる関西地区なのでこのまま老朽化して停止中の1~3(450*2+600)と定期検査期間残が長くて停止を免れた4号機(600)の関電・海南(石油・1972~74運開・2100MW)とリプレースの予定が立たないまま廃止予定期日が迫る電発高砂1・2(石炭・1968,69運開・2020年廃頃予・500MW・関電50%・中部40%・北陸10%)は廃止で良かろう。関電と中電には余裕がある。陸電は何らかの対処が必要かも。
赤穂(1987運開・石油・1200MW)といい御坊(1984-85運開・石油・1800MW)と云う中途半端に新しい癖に石油火発の発電所をなんとかしたい。それより一寸古い相生(1982-83)は既にLNG化とバイオマス化と転換が進んでいる。
同じく原発の再稼働の進んだ九電はなんとLNG汽力火発のの新小倉の一部休止にも踏み切っている。関電だと姫路第二5・6号機(LNG・1973運開・2020年廃予)の廃止に相当か。関電も頑張って御坊と海南の廃止して石油火発ゼロにせえ。

休止や燃料転換された石油火発・老朽化火発(予定含む)
相生1~3号機 1125MW (375*3) →1・3号機:LNG化 2号機:バイオマス化
海南1~4号機 2100MW(450*2+600*2) →1~3号機(2100MW):休止 4号機も定期検査が来たら休止であろう。
姫路第二5・6号機 1200MW(600*2) LNG 1973
─────────────────────
 合 計    4425MW (石油3225MW・LNG1200MW)

残る石油火発・老朽化LNG
赤穂1~2号機 1200MW(600*2) 石油 1987
御坊1~3号機 1800MW(600*3) 石油 1984-85
─────────────────────
 合 計    3000MW

美浜3で4926MW再稼働で廃止が4425MWである。高砂もリプレースを断念でも予定通り廃止すべきであろう。北陸電力分50MWは措置が必要かもし れぬが(北電の項参照)。
赤穂は調整力が足りない中国電力に売却してLNG化,御坊は御坊第二で計画されてたオリマルジョンを利用出来るように改造したらどうだろう?ってのが個人 的な提言。赤穂や高砂で石炭のリプレースを断念したのでベース的な電源は不要であるとはいえオリマルジョンは安価であるしベネズエラの政情不安はあるもの の燃料の多様化は魅力的である。重油はCC化とかあんま聞かないけどピーク用で稼働率低いから?オリマルジョンが安価でミドル運用ならCC化も検討できな いか?

<中国電力>
Web site等に拠ると老朽化した中 国電力の火 力発電は以下の4箇所
発 電所名 所 在地 定格出力
(MW)
ユニットNo
単機容量
(MW)
運転開始
年月
燃 料
発 電
様式
そ の他・備考
玉 島発電所
倉 敷市玉島

1,200
1号機
350
1973.3
天然ガス・重油・原油
汽力
1号機のみ天然ガス併燃化工事(2014年4 月)
水島同様古いが
2号機
350
1974.4
重油・原油
汽力
3号機
500
1976.6
汽力
大 崎発電所 広 島県豊田郡
大 崎上島町
0(250) 1 -1号 250
2000.11-2011.12休
石炭
PFBC 稼働率上がらず休止。
岩 国発電所 岩国市藤生町 850
2号機
350
1972.4
重油・原油 汽力

3号機
500
1981.9
汽力
下松発電所 下松市 700 3号機 700 1979.9
重油・原油 汽力

下 関発電所 下 関市長府港町 575
1号機
175
1967.3
石炭
Sub-C
2009年に高硫黄石油燃料に対応出来る2号機運開>>410
2号機
400
1977.9
重油 汽力
石炭計
石油計
天然ガス計
175(425)
2,800
350





天然ガス・石油併燃は天然ガスにカウント。
合計
3,325
(3,575)






こいつらを廃止して再生可能エネの供給力と揚水とCCの需要追从で補いたい。
各電源毎に纏めてみるとベース電源偏重で調整力軽視な電源構成に見える。。

<四国電力>




<九州電力>
出典:http://www.kyuden.co.jp/effort_thirmal_k_hatsuden_index.html

原発の再稼働が進み4GWを手に入れて一転して電力供給が緩みっぱなし九 州電力。老朽化火発の一掃では中電と競う。ほぼ原発稼働分の4GW程度を休廃止としたかする予定としている。予定が全て実現した暁には旧一電初の石油火発0が実現する!!
しかもなんとLNG(非CC)の新小倉の一部(1979運開の4号機)休止に迄踏み込む等意欲的だ。ここまでやられちゃうとこれはもう原発推進派の九電の環境派に対する超絶アピールだな~w
発 電所名 所 在地 最 大出力
〔MW〕
ユ ニット名 単 機容量[MW] 運 転開始
年月
熱 効率 発 電
方式
主 要燃料 そ の他・備考
松浦
長 崎県松 浦市
志佐町白浜免
開発 700
(1700予)
1号機
700
1989.6
40.7
SC
石炭 九 州電力初の海外炭を用いる大型火力発電所として開発が行われ、隣 接する電 源開発松 浦火力発電所と 併せ「東洋一の石炭火力」と称される。
(九電2号機と併せて計3,700MW,中電碧南火力が4,100MW。)
海 外炭受け入れの専用岸壁を中心とした松浦港も大型船舶の国際貿易港として機能
九電2号機は2001.4には工事が開始されたがその後中断,運用開始時期が2023年以降に変更となった。
電発松浦火力2号機が点検中の事故で停止中。2014年のお盆前には暫定復帰するも完全復活は来年夏前にずれ込み。
2号機
=建設中
(1,000)
2023以降

USC
電発
松浦火力
瀬崎 2,000
1号機

1,000

1990.6

43%
(LHV)
SC
2号機 1,000 1997.7 44%
(LHV)
USC
苓北 熊本県天草郡
苓北町
1,400 1号機
700
1995.12 42.1%
(HHV)
SC
石炭 発電所構内には、発電の余熱を利用して海水か ら食用塩を製造する設備がある。>>wiki
2号機
700
2003.6
42.8%
(HHV)
USC
・苅田
(かりた)
福岡県京都郡
苅田町長浜町
360
(735)
新1号機 360

2001.7 42.8%
(HHV)
PFBC 石炭

※1:ガスタービン(75MW)と蒸気タービン(290)を合計して 最大36万kWとなるよう運転される。
新1号機は安定稼働に問題のあるPFBC。システムとは関係ないクラゲの襲来などもあるが近年も不安定な稼働の様である。
経営責任問われないぎりぎりの年数だけ利用して即廃止されるであろう。

●新2号 機
375
1972.4
-2017.5廃


重油・原油
・豊前
福 岡県豊前市 0(1,000)

500
500
1977.12
-20年度廃


重油・原油 老朽化した高コストの石油系火力発電所。
2020年度停止を打ち出したが計画を前倒しして1号機は2019年廃止・2号機は 2018年停止
●唐津
佐賀県唐津市 (875)

(375)
(500)
1971.7-2015廃
1973.6-2015廃


重油・原油 2015年廃止
●相浦
長崎県佐世保市
(875)
(375)
(500)
1973.4/1976.10
-2019.4廃


重油・原油 2019年廃止予
・川内
鹿児島県
薩摩川内市
(1,000)

0(500)
0(500)
1974.7
1985.9


重油・原油 2018 年停止
休廃止済電源
4,125