電力総研
水 力あれこれ
信濃川
魚野川
中津川
と はずがたりな掲示板
(
利 水スレ
・
電 力スレ
)
20.10.20運開
清津川の水力発電(清津峡の電源開発)
清 津川発電所
湯沢発電所
カッサ川ダム
二居ダム
奥清津発電所・奥清 津第二 発電所
カッサダム
二居川開発
清津峡の 電源開発
農業用水はこちら
湯沢発電所水利権問題
さて散々
心配しながら進めてきた開発
だが,探してみた訳ではなく周辺地域のあれこれうろうろ検索掛け てたらやっぱあったww
こりゃ導水減らす圧が強くて増やすのはとんでもない感じやな,,orz
東 京電力湯沢発電所の水利権問題
結構深刻っぽい。
十日町なんて信濃川が貫通しておりこんな水量豊富な地域の癖に何を我が侭いっておるのか。って感じだけどなあ。。
隣の中津川みたいに,切明(20MW/11m3/s)・中津川第一(12.6MW/36.44m3/s)・中津川第二 (22.5MW/13.91m3/s)・下船渡(6.1MW/13.91m3/s)と水を使い切ってから云えよなぁ。。
とはいえ
水を取られる ばっかりで固定資産税とか入らない十日町の不満も非常に良く解る。
湯沢は新幹線も停まるしスキー場も乱立してるし盛り上がってるのに,こち らは雪しか積もらない。。(宮脇俊三『線路のない時刻表』だったかと思うけど雪深い十日町イメージが強い。)
清津川が信濃川に合流する越後田沢(中里村)など北越南線のルートに擬せられていたが結局それも実現しなかった。
ということで,こちらにも富(固定資産税)を産む水力発電所群を設置していくしかない。
抜本的解決策となるとこっちにも富を産む巨大な水力発電開発して経済発展を期していく,これしかない!
先ずは関係する
清津川PS
や
湯沢PS
のお さらいをしてから
基本方針を確認
し,清津峡での電源開発に挑む。
東京電力RP(株) 清津川発電所[
水 力
]
[増強試案]
運開:1958.12
水路式・調整池式
認可最大出力:16,000kW→
17,000kW[+1.0MW]
常時出力: 3,800kW
最大使用水量:8.00m3/s→
8.5m3/s
有効落差:241.05m
水車:立軸フランシス水車
出力 17000kW×1台
導水路:総延長12647.2m
流域面積:カッサ川ダム:112km2 (直接:18km2 間接:[清津川・浅貝川・他]94km2 )→125.2km2 カッサ川ダム:112km2+追加[外ノ川・高石沢・足尾沢川]:13.2km2
取水:(清津川887.72m+浅貝川891.5m)→カッサ川[カッサ川ダム]879.0m →追加:
外 ノ川
・
高 石沢
・
足 尾沢川
・870m
放水:清津川[湯沢発電所]630.73m
現在,8.0m3/sで16.0MWで運用している清津川PSであるが,水車は17.0MW迄発電出来るようだ。詰まりもう0.5m3/s程強化可能。
北側から取水すると行ける。出来ればカッサ川ダムの容量を増やしておきたい。
東京電力RP(株) 湯沢発電所[
水力
]
運開:1923.5
水路式・流込式
認可最大出力:15,600kW 常時出力: 6,800kW
最大使用水量:6.12m3/s
有効落差:301.49m(以前は300.72m)
水車:
総出力19440kW
導水路:総延長6798.6m・
流域面積:163.0km2
取水:清津川発電所、清津川630.86m
放水:魚野川[
石打発電所
]312.2m
山の向こうの
魚野川
へ放水。
また
湯沢PS直下の石打PSの直下で新たに発電所の開発を構想している
のでそれを超える発電 効率を清津経由で実現したい。
[新設試案]塩沢発電所
出力:7,000kW[+7.0MW] →約0.49kW/(m3/s)
水量:14.4m3/s 落差:59m
取水:魚野川[石打発電所]258m
放水:魚野川[魚野川頭首工]195m
石打発電所
出力:5,600kW → 約0.42kW/(m3/s)
水量:13.50m3/s 落差:49.42m
取水:魚野川[湯沢発電所]312.20m
放水:魚野川258.54m
湯沢発電所
出力:15,600kW → 約2.55kW/(m3/s)
水量:6.12m3/s
落差:301.49m
取水:清津川発電所、清津川630.86m
放水:魚野川[石打発電所]312.2m
新単位(!?)
放流水 1m3/s辺りの出力(単位:kW/(m3/s))
を 計算すると
湯沢・魚野川ルートは合計3.46kW/(m3/s) でEL195mに至 る。
これを今から検討する清津峡・信濃川ルートで凌駕するのが目標である。
先ず何より重要なのが流量の安定である。治水ダムが無いのでなんともならないとはいえ,
①本流に位置する
二居ダム[堤高:87.00m・有効貯水容量:1,140.0万m3・流域:107.8km2]
は 嵩上げとかして多少の治水・利水容量は持たせたい(何度も言うように純揚水は水の他所からの混入を嫌う傾向にあるが・・)。
②
カッサ川ダム[堤高20.5m・有効貯水容量:7.0万m3・導水増強後流域:125km2(清津川除くと 30km2)]
も嵩上げして貯留量を増やしたい。特にカッサ川ダムは小さいから増強も余裕があるのではないか。
③
二居川ダム[流域:22.1km2]
も実現したい。
嘗て国鉄北越北線(北越急行ほくほく線として実現)と着工を争った路線に北越南線があった。なんで南線がない(湯沢から更に尾瀬でも目指すのか!?)とか 思ったが,どうも
経 路で争った
らしい。争いがなければすっきり北越線となった感じか。どうでも良いけど頚城鉄道の経路で実現すればもう一寸便利だったような気がす る。せめて貨物列車でも規格を活かして通せば良い のに。。
出典:
wiki
さて,この北越南線の南側区間こそ,将に我らが清津川流域なのである。国鉄の駅の代わりに発電所が地域に富をもたらしてくれる筈である。
最初は小出駅に敬意を表して小出発電所を造ろうと思った。
なかなかの規模である♪
[新設案]小出発電所
出力:21,000kW[+21MW]
落差:299m
導水:
一 部湯沢発電所と共用出来る?(※)
その場合新規建設は6.7km・全部新設の場合は 11.2km
取水:8.5m3/s
面積:163.0km2(清津川上流)+ 13.2km2(外ノ川・高石沢・足尾沢川)
取水:清津川[湯沢発電所と共用] 630.86m
放水:清津川[砥沢川合流部・田沢発電所 (新規)取水部]333.6m
(※)
の検討:湯沢発電所の導水管を
宮ヶ 瀬ダムの導水システム
と比較する:
湯沢発電所
断面積:2.34*2.34=5.3m2 6.12m3/s(~8m3/s?)
道志導水路
直径3m→7.1m2 20m3/s 勾配30‰
津久井導水路
直径4.6m→16.6m2 40m3/s 勾配10‰
湯沢発電所の水路の勾配は判らないので正確な事は判らないし勾配が判っても私には計算できない(水の粘度とか入れて水路の壁との摩擦とか
ナビエストークス方程式
で計算した りする?)けど,まあそこそこ断面積あるし,例えば両発電所合わせて16m3/s程度なら途中迄,共用出来るのでは無いか。
その後は
[増設私案]倉俣発電所(新規)
出力:8,900kW[+8.9MW]
水量:12.0m3/s
落差:89m
面積:48.4km2[3.5m3/s]+ 176.2km2[8.5m3/s]
取水:清津川[砥沢川合流部・清津峡発電所 (新規)放水部]333.6
放水:清津川[釜川合流部]240m
越後田沢発電所(新規)
出力:10,200kW[+10.2MW]
水量:18.0m3/s
落差:68m
面積:48.4km2[3.5m3/s]+ 176.2km2[8.5m3/s]+新規:47.6km2
取水:清津川[釜川合流部]240m
放水:信濃川[信濃川発電所放水部・宮中取 水ダム]168.79~168.19m
と降ろして信濃川に至る。小出・倉俣・越後田沢の並びに満足してたが,ここまで来て,新事実を発見。まあ農業用水であるが,桔梗ヶ原頭首工と清津川揚水機 場の存在である。
桔梗ヶ原頭首工(約EL300m)で取水した水は清津川揚水機場でなんとEL460m程 の河岸段丘迄喞筒アップしている
そうな。
と云う事でこの喞筒アップを解消すべく,上流で取水,清津川右岸段丘用水に分水した残りで発電,発電後一部を桔梗ヶ原用水に分水しつつ併せて桔梗ヶ原頭首 工からも取水を可能として最後,信濃川の河岸段丘の落差で発電していくというものである。
地元の土地改良区もこれで揚水機の電気代も節約できる事になる。共存共栄が重要である。
[新設案]清津峡発電所
出力:
11.5kW[+11.5MW]
落差:162m
導水:
一部湯沢発電所と 共用出来る?(※)
その場合新規建設は6.7km・全部新設の場合は11.2km
取水:8.5m3/s
面積:163.0km2(清津川上流)+13.2km2(外ノ川・高石沢・足尾沢川)
取水:清津川[湯沢発電所と共用]630.86m
放水:清津川[
足 尾沢川合流部
・田沢発電所(新規)取水部]464.2m→取水堰で嵩上げ
(出来れば清津峡ダム建設)
[増設私案]倉俣(or桔梗ヶ原)発電所(新規)
出力:
17,000kW[+17.0MW]
水量:12.0m3/s
落差:170m
面積:39.7km2[52.9km2-13.2km2(3.5m3/s)]+176.2km2[8.5m3/s]
取水:清津川[
足 尾沢川合流部
・清津峡発電所(新規)放水部]464.2m
放水:桔梗ヶ原用水290m
[増設私案]田沢発電所(新規)
出力:
16,200kW[+16.2MW]
水量:16.5m3/s
落差:118m
面積:新規:44.7km2(清津川:16.7km2・釜川(大場頭首工以北):38.0km2)
取水:桔梗ヶ原用水・倉俣発電所290m
放水:信濃川[信濃川発電所放水部・宮中取水ダム]168.79~168.19m
効率を計算してみる。
[新規]清津峡発電所
出力:11.5MW → 1.35MW/(m3/s)
取水:8.5m3/s
取水:清津川[湯沢発電所と共用]630.86m
倉俣発電所(新規)
出力:17.0MW → 1.42MW/(m3/s)
水量:12.0m3/s
田沢発電所(新規)
出力:16.2MW→0.98MW/(m3/s)
水量:16.5m3/s
放水:信濃川[信濃川発電所放水部・宮中取水ダム]168.79~168.19m
合計して 1.35+1.42+0.98=
3.75kW/(m3/s)で EL168mに至る。
これで
魚野へ落とす3.46
よりは有利になった(まあ落差の 関係も大きいだろう)。また当初の
小出案
と較べて発電効率は変わら なかった(発電出力は増加してる)。
更にこの下流でJR東日本の千手・小千谷・新小千谷でも発電可能である。
魚野川沿いに更に開発が進んでも拮抗は出来るのでは無いか。
以下,更に初期案。一応残しておく
清津川第二発電所
出力:23,700kW
水量:10m3/s
落差:285m
放水:
清 津川341m
取水:清津川634m
清津川第三発電所
出力:13,100kW
水量:15m3/s
落差:105m
放水:
清 津川231m
取水:清津川341m
追加水量48.75km2なので 5m3/s。
清津川第四発電所
出力:11,600kW
水量:20m3/s
落差:70m
放水:
信 濃川155m
取水:
清 津川231m
追加水量107.2km2なので 10m3/s。
導水路:4.6km
清津峡水没を反対運動で免れたけど,包蔵水 力賦存を存分に活かしたい。
これが実現すれば一気に48.4MW[+ 32.8MW]の電源地帯が発生するし,水も十日町に戻ってくるし固定資産税も入ってくるし全て解決であろう。地域振興も進むであろう。