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とはずがたりな掲示板 ( 電 力スレ 利 水スレ )
26.1.4拡充
21,6,8運開
神流(かんな)川の電源開発

西毛の中心河川烏川から枝分かれする神流川。一定の開発がなされている。
鏑川同様可成り小雨帯に見えるが鏑川の開発が皆無なのに対してこちらは一定進んでゐる。何が違うのかねぇ。。地図中万場が神流川中流部である。
というかよく見れば下久保ダムの一枚看板(後は神流川をあんま関係なくやってる揚水発電(神流川発電所))という感じである。あとはその付随物な感じ(発電としてメインの下久保発電所と河川維持流量用に下久保第二発電所, 逆調ダムに神水ダムとその発電所に鬼石発電所, 以上)である。中流部でデカ目の取れた[20.9MW]のでそれで満足中♪(26.1)
出典:利根川水系砂防事務所
出 典:国 交省
出典:気象庁アメダス観測所雨量より作成(S53年~H12年の平均値から作成)

~沿川風景~

(利根川分流EL.48m])

(烏川分流[EL.54m])

~神流川~

此 処(119m)らに昔の上武鉄道西武化学前駅。今も朝日化学の工場がある。昔はニッケル工場だったそうな。大江山の加悦鉄道とかぶる。復活させた いがこちらは肥料工場になっちゃったのかな。

群馬県企業局 鬼石発電所[水力
所在地:群馬県藤岡市鬼石
    平成14(2002)年2月:運用開始
ダム水路式・調整池式
   認可最大出力:790kW      常時出力: 40kW[5.1%]
    最大使用水量:12.00m3/s[0.35]
    最大有効落差:8.38m
    流域面積:338.7km2
   取水:神流川[神水ダム]142.30m
    放水:神流川132.56m

下久保の逆調整ダムを利用した小さなダム式発電所である。

  神水(しんすい)ダム・ 逆調整ダム[場 所144m
    昭和43(1968)年4月:竣工
    堤高:20.50m
    有効貯水容量:20.0万m3
       堤頂標高:148.50m
    常時満水位標高:142.30m
     水車中心標高:135.4 m
    集水面積:338.68km2

下久保発電所の最大12.0m3/sを貯めて逆調整する筈のダムだけど下流の鬼石発電所も12.0m3/sで動いている。なんやねん,こいつらw

下久保発電所放流口[場 所149m

下久保発電所[水 力
運開:1968.12群馬県企業局
 ダム式・貯水池式
認可最大出力:15,000kW      常時出力: 0kW
最大使用水量:12.00m3/s
最大有効落差:148.62m
水車:水車×1台 出力15500kW、500rpm
    流域面積:322.9平方キロメートル
    取水:神流川[下久保ダム]296.80m
    放水:神 流川[神水ダム144.80m

鬼石発電所の逆調整の結果,流が穏やかになって12m3/sだとここでの尖頭発電12m3/sが物足りない(下久保ダムでもっと一時的に大量の水を放出し てる)ということになる。

下久保第二発電所[水 力
運開:2001.6 群馬県企業局
ダム式・流込式(河川維持流量式)
認可最大出力:270kW      常時出力:140kW
最大使用水量:0.323m3/s
最大有効落差:110.60m
水車:出力270kW×1台
取水:神流川[下久保ダム]296.80m
放水:神流川180.06m


下久保(しもくぼ)ダム[水 力][便覧][→利根ダム篇] [関東地方整備局]    
(独法)水資源機構管轄
河川     利根川水系神流川
目的     FNWIP
堤高     129m
流域面積/湛水面積     322.9km2 ( 全て直接流域 ) /327ha
総貯水容量/有効貯水容量     1億3,000.0万m3/1億2,000.0万m3 ←でけえ!
ダム事業者     関東地建→水公団一工
着手/竣工     1959/1968
      夏期制限水位期 利水発電容量: 85,000,000立方メートル
標高
              堤頂標高:300.00m
           常時満水位標高:296.80m
          夏期制限水位標高:283.80m
             低水位標高:223.70m


ダムの目的
1)洪水調節
治水容量3,500万m3を利用し、ダム地点の計画高水流量2,000m3/sのうち1,500m3/sの調節を行います。
2)流水の正常な機能の維持
利水容量(洪水期8,500万m3、非洪水期12,000万m3)を利用して、既得用水の安定化及び河川環境の保全等のための流量を確保します。
3)都市用水の供給
利水容量(洪水期8,500万m3、非洪水期12,000万m3)を利用して、東京都の上水道12.6m3/s及び埼玉県の上水道2.3m3/s、工業用水1.1m3/sの合計16.0m3/sの取水を可能にします。
4)発電
最大出力15,000kWの下久保発電所を新設し、発電を行います。また、下久保第二発電所を新設して最大出力270kWの発電を行います。

洪水調節図   



容量配分図




結局下久保が全てあるのでここを基準に考える。下はもう余地はなさそう。

【神流川中流開発】   

先ず中流域を攻めると200m落差で140km2超とれた。もうここはこれで満足ではないか?(26,1案)


[私案]中神流川発電所
出力:20,900kW[+20.9MW]
水量:12m3/s[0.83(1.67相当)]
落差:205m
導水:13.4km
流域:143;0km
取水:神 流川(579m) 楢 沢住 居附沢・鏡ノ沢橋 倉川境 沢川東 福寺川山 沢川587m
放水:神 流川372m

適当な上流からダム湖畔に水をぶち込んで5,000kWぐらいの奴が欲しい。だいたい水量×落差が600が目途となる。
また送水距離も12km以内でないと5MWには厳しい。

ボツ案(23.9案)

  • 今,あれこれ調整して409mのここ,約13.65kmで到達。途中船子川で取水。さあ,流域面積120km2以上とれるか?
    233.65km2。OKだ。面積比で個人的基準の半分でもこんだけ広いと10MW超えて来て導水距離の長さも目をつぶることができる。

    [私案]中神流川発電所
    出力:10,100kW[+10.1MW]
    水量:11.6m3/s[0.50]
    落差:105m
    流域:233.65km2
    導水:13.65km
    取水:神 流川(叶山)船 子川410m
    放水:神流川[下久保ダム]満水位300m


    こ の辺(EL406m)の南側,叶山は秩父セメント(太平洋セメント)の石灰石鉱山あり。

    さて同じ様なことをしつつ10km程遡ると上 野村楢原EL565m
    先 程の神流川(叶山)から150m程高度を稼いだので残るは面積である。4m3/sは欲しいので80km2以上有ればOK。
    →118.9km2。OKだ。
    [私案]上野発電所
    出力:7,300kW[+7.3MW]~9,500kW[+9.5MW]
    水量:5.9m3/s~7.5m3/s
    落差:150m
    流域:118.9km2
    導水:10km (0.73)
    取水:神 流川(楢原)EL565m
    放水:神 流川(叶山)410m
       


  • さて,更に上流に何かある。
    結構新しい時期に結構小さめの発電所をしかも東京発電ではなく直営。名前もなんかのキャラみたいで,案件の匂いしかしない。上野ダムの維持流量発電とか?

    調べて見ると当たらずといえども遠からずであった。土砂流入を嫌って関電の旭ダムにあるような迂回トンネル造ったんだな。
    > 当発電所は、揚水発電所のダム上流の河川から取水し、調整池を迂回する水路を活用した当社として初めての水路式水力発電所となります。[東電

    東京電力RP(株)  虎王発電所[水力
    所在地:群馬県群馬郡多野郡上野村楢原←場所何処だ??
        平成23(2011)年11月25日:運用開始
    水路式・流込式
        認可最大出力:270kW     常時出力:   kW
        最大使用水量:0.35m3/s
        有効落差:101.10m
        水車:1台
    流域:約30km2程度
        取水:神流川
        放水:神流川

    上野ダム[便覧
    河川     利根川水系神流川
    目的     P
    堤高/堤頂長    120m/350m
    流域面積/湛水面積     31.2km2 ( 全て直接流域 ) /56ha
    総貯水容量/有効貯水容量     18400千m3/12670千m3
    ダム事業者     東京電力(株)
    着手/竣工     1995/2005
    送取水:神流川発電所[全体構想2,820MW](純揚水発電 所・下 池)→千曲川はこちら

    東京電力RP(株) 神流川発電所[水力] [東 電
    運開:2005.12(1号機)/??年 2号機運開
    揚水式水力・純揚水式
        認可最大出力:940,000kW(全台運用開始後:2,820,000kW予定)(47MW*6基予定)
        最大使用水量:510.00m3/s(予定・現在170m3/s(1基当たり85m3/s))   最大揚水水量:360.00m3/s(現在120m3/s?)
        有効落差:653.00m     最大落差:675.00m
        水車:立軸単輪単流渦巻フランシスポンプ水車×2台(全台運用開始後6台)       水車出力470000kW
    上部貯水池:信濃川水系南相木川[南相木ダム(流域:6.2km2)]1,527.0m
    下部貯水池:神流川[上野ダム(流域:31.2km2)]814.0m

    東電の揚水だと葛野川の印象が強いけどこちらが「世界最大級の揚水式水力発電所(東 電)」とのことである。こっちの方が主力?

    ~千曲川~

    南相木ダム[便覧
    東京電力(株)
    目的:発電
    堤高/堤頂長:136m/444m
    流域面積/湛水面積     6.2km2 ( 全て直接流域 ) /59ha
    総貯水容量/有効貯水容量     1,917.0万m3/1,267.0万m3
    着手/竣工     1995/2005
    送水:神流川発電所[全体構想2,820MW](純揚水発電 所・上 池)。