22.2.21大改造
21.6.11運開
小坂(おさか)川とダム建設
[小坂川の水力調査(第
一次・第
四次)・飛騨川構想(100万キロ・150
万キロ)はこちら]
[上流(新秋神構想)と下流(佐見川構
想)に
併せた増強策はこちら] [小坂川のダム建設]
小坂は「おさか」と読む。小坂発電所の所在地であり,国鉄飛
騨小坂駅[出典:wiki]があって小中学生の頃から知ってる(だから国鉄なのだ)のにずっと「ひだこさか」だと思い込んでいた。人生何時迄経っ
ても勉強である。(この
良い雰囲気の駅舎[出
典:レトロ駅舎]も今は無人駅のようである。時代は進む。)
さてこの辺になると東隣から南隣迄王滝川流域と接していて御岳山を囲繞する流域の一つとなって
いる。
詰まり結構雨も降りそうな地域である。標高も山に近いと高い!概ね2,500mm以上の範囲に流域は入っており,特に南
側御岳山側は3,000~3,500mmの範囲に位置している。此処はダムを造って水を貯めなしゃーない流域やで。。
今の所国立公園・国定公園になってな
いけど要望が出ている様で開発は急がねばならない。まあ要
望書に拠れば小坂川流域は余りクリティカルには範囲に入ってない様であるけど。
出典:国
交省
基本となるのは以下のプランの下呂発電所案or萩原発電所案である。
小坂川と大洞川の所にダムがあると良さそう。また秋神ダムから引下堰堤経由小黒川への赤線ルートがなく
ても小坂川からの取水があれば下呂発電所(東上田発電所3号機以下で佐見川等の巨大開発が可能になると思われる。)
先ずは小坂川ダム。EL.750mで取った湛水面積は以下の通り。堤長300mと一寸無理して谷を塞ぐ分,40.7haと結構広く取れる♪
[私案]小坂川ダム
河川 木曽川水系飛騨(益田)川支流小坂川
目的 P(発電)
堤高/堤頂長 100m / 300m
流域面積/湛水面積 59.8km2[直接:41.7km2(小坂川PS取水域を除く)
間接:18.1km2(若栃谷)] / 40.7ha
有効貯水容量 1,400万m3[推計]
満水位/最低水位/利用水深 750m/ 680m / 70m
推計値1400万トンは1965年の小坂第一構想を凌駕するものである♪
小坂川発電所の放水位は660mなので最高70mから最低20m迄発電に使うってのは一寸水車の効率を犠牲にする事必死だけど,渇水期の冬は秋神・朝日と
同じく一冬かけて水を吐き出してサポートに回りたい。一定以下の水位になったらあとはまあ空回しみたいなもんだな。
秋神・朝日ダムは流域面積308.3km2に両ダム合計3,947.9万m3で
冬期13m3/sを供給する。こちら1,400万m3なので一冬の間
4.6m3/s程供給出来そう。この13m3/sが高根第一・第二の合計3.988.8万
m3を借りて実現だと倍の水量使ってと云う事になるから2.3m3/s程の供給と云う事になろうか?
[私案]小坂川ダム発電所
出力:9,500kW[+9.5MW]
仮に680m迄水を使うとするとその時の発電量は落差は15mで1250kW(笑)。しかも4.6m3/sだとすると570kW。この辺が常時出力になっ
てくる??
水量:10m3/s
落差:115m
流域:59.8km2
取水:小坂川[小坂川ダム]780m
放水:小坂川[下呂発電所取水口]660m