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■木質バイオマス発電
概要> <木質バイオマス発電 ①バイオマス専焼もしくは少なくとも主燃料 ②中規模石炭火力バイオマス混焼型  ③少量混焼大規模石炭火発  ④鶏糞発電・さつまいも渣発電> 
木質バイオマス発電の買取価格設定に関する疑問点> 

先ずは木質バイオマス発電である。主に2つに分けられる。木質バイオマス専焼(補助燃料に化石燃料を使用することも)の発電施設と,石炭混焼の施設であ り,前者は50MW超の比較的巨大で,臨海部に立地しPSKの輸入なども視野に入れたものと10MW以下で周辺地域の未利用材を利用しようとするものであ る。後者は更に巨大な地域独占電力の石炭火発で環境対策でバイオマスを開始したものと石炭とバイオマスの混焼を最初から視野に100MW程度の中規模(こ の規模だと環境アセスが不要)のものである。混焼の施設は混焼率1%程度から8割に 至るまで様々である。
取り敢えず①専焼と②中規模混焼タイプ及び③大規模混焼タイプを類型分けしようとしているか,報道内容だけでは専焼か 混焼かよく判らない案件も多い。アセスの書類で解る場合もあるが調査が追いついていない。。
またFIT導入後のプロジェクトとそれ以前のプロジェクトにも色合いに違いが見られるようである。それ以前のは比較的小規模で工場の電熱併給のコジェネ的 に利用されているものが多い。FIT以後は発電が主目的で規模も5MW以上のものが多いようである。また臨海型立地で海外からの木質燃料輸入を視野に入れ ていると思われている工場も目立つ。



①バイオマス専焼もしくは少なくとも主燃料  
出 典 事業者
発電所名
立地
発電端
送電端
稼働率
消費バイオ
燃料量(万t)[1]
混焼率
稼働年月日
[1]
熱源利用
その他
[1]
[2]
[3]
定格出力 発電量 定格出力
発電量



秋 田プライウッド(株)
向浜工場発電所
秋田県秋田市
4,500




木材チップ

1990





能代森林資源利用(協) 能代バイオ発電所
能代市鰄渕
3,000




木質チップ

2003
近隣に立地するボード会社への熱供給




中国木材
本社工場
広島県呉市
5,300
4,000





2005

電力6割:自社工場で利用,4割:売電>>755等




郷原工場
広島県呉市
2,000












サミット明星パワー
(サミット=住友商事・明星セメント=太平洋セメント)
 糸魚川バイオマス発電所
新潟県糸魚川市
50,000


2億2,700万kWh

14
70%
2005

木質系建設廃材、間伐材
年間8万トン以上のCO2発生量の削減



ミツウロコ
(元岩国ウッドパワー=ファーストエスコ)
岩国バイオマス発電所
山口県岩国市
10,500





9

2006.1


チップ供給:飯盛木材



白河ウッドパワー
(ファーストエスコ50%→100%・日本テクノ50%→0%)
大信発電所 福島県白河市
11,500




12

2006.10





日田ウッドパワー
(ファーストエスコ)
日田発電所 大分県日田市
12,000




12

2006.11

2012.3FIT認定



菱秋木材(株)
1号発電所 秋田県能代市
990




木屑

2006





津別単板(協)
バイオマス・センター
北海道津別町
4,700



土日休み


2007
450℃蒸気
自社消費・高圧線がないため余剰電力の売電不可



やまがたグリーンパワー(株)
=日本バイオマス開発(株)

山形県村山市
2,100(計)
1,200
900
1.5万kWh



間伐材、生木、街路樹の剪定枝
60t/日


タール:約30~40t/日 ガス化炉+ガスエンジン発電機



ウッドエナジー(協)

宮崎県日南市
1,300












エコペーパーJP、大豊製紙 川辺バイオマス発電所
岐阜県川辺町
4,300




解体材専焼

2008.2

発電と蒸気が全量隣接の製紙会社で使用



市原グリーン電力
(三井造船(株)鹿島建設(株)三井物産(株))

千葉県市原市
49,900

43,800



80%
2008.2
182t/h
燃料 木チップ(80% 予定)・RPF(20% 予定)



神之池(ごうのいけ)バイオエネルギー(株)
(三菱商事・中国木材)

(中国木材鹿島工場内)
21,000


中国木材鹿島工場: 約4,044
電気事業者:約8,500

22

2008
最大蒸発量    106t/h

燃料供給元:中国木材(株)鹿島工場
蒸気供給先:中国木材鹿島工場(約16万t)・飼料コンビナート(7社・約12万t)



川崎バイオマス発電(株)
(住友共同電力(株)53%、住友林業(株)34%、フルハシEPO(株)13%)

神奈川県川崎市
33,000






2011.2

建築廃材



吾妻バイオパワー(オリックス96.5%・東ガス3.5%)
吾妻木質バイオマス発電所
群馬県吾妻郡東吾妻
13,600


8,500万kWh



2011.10

木質チップ:バイオマス群馬

1
①1
グリーン発電会津
河東発電所 福島県会津若松市
5,700
4,050万kWh


81.1%
7.2

2012.7


2
2
①2
二宮木材
二宮木材バイオマス発電所 栃木県那須塩原市
265




2.0

2013.5


3
3
①3
イーレックス(株)
ニューエナジー土佐発電所 高知県高知市
(太平洋セメ土佐工場内)
29,500
8,850[2]




10.0
2013.6
元々石炭焚きの太平洋セメントの設備譲受・PKS[4]
混焼率30%(=8.85/29.5)なのか?FIT認定受けるとクリーン電力と宣伝打てなくなるので申請を抑えているのかも知れぬ。
4
4
①4
グリーン発電大分(日本フォレスト(株))
天瀬発電所 大分県日田市
5,700

5000[2]


6.0

2013.11

チップ加工:日本フォレスト株式会社
53
(54)

イーレックス
(太平洋セメント、東芝、東燃ゼネラル石油)

大分県佐伯市
(太平洋セメ佐伯工場内)
50,000
45,000[4]
36,000


82.2%

90%
2016秋
燃料の9割はPSK[4]。




長野森林資源利用事業(協)★2 いいづなお山の発電所 長野県長野市★2 1,300









5
5
①5

いいづなお山の発電所2号機
1,500
1,193

1,008

90.4%
→95%
2.0

2013.12


6
7
①7
ウッティかわい
区界発電所 岩手県宮古市
5,800

5,000[2]


6~7[1]
9[2]
6[4]

2014.2

ノースジャパン素材流通協同組合(4.5万t)[2]
7
6
①6
気仙沼地域エナルギー開発
リアスの森バイオマスパワープラント 宮後県気仙沼市
800




0.8

2014.6


8
9
①9
那珂川バイオマス(トーセン)
那珂川バイオマス発電所 栃木県那須郡
2,500

2,200[4]
5,000戸分

5.15

2014.9

木材を乾燥させるためのボイラーの余熱を利用した木製ハウスでマンゴー を栽培し、旧校舎でウナギ養殖も[4]

10
①10
会津高原リゾート(ミドリ安全)

福島県 郡山市
45









9
12
①12
三重エネウッド協同組合
松坂木質バイオマス発電所 三重県松坂市 5,800




5.7

2014.11


10
11
①11
岐阜バイオマスパワー
(=(株)岐セン)

岐阜県瑞穂市
6,250[2][4]

5,200[1][4] 1万1千世帯分
330日/年
9.0(8.9)=水分50%ベース

2014.12
蒸気:28t/h
岐阜県は木材利用推進(2010年度32万立米の供給能力を16年度迄に50万立米に引き上げ予定)
燃料供給:バイオマスエナジー東海(瑞穂市)…C・D材(9万立米)
住宅用合板:森の合板工場(中津川市加子母)…B材(10万立米)
住宅の柱や梁を製造する大型製材工場:長良川木材事業協同組合(中国木材(広島県呉市)など)…A材(当初5万立米・将来10万立米)
11


いぶきグリーンエナジー

滋賀県米原市
3,550




2.4

2015.1


12
(23)
①23
日本海水(エア・ウォーター)
赤穂工場 兵庫県赤穂市 16,530




20.0

2015.1


13
14
①14
グリーン・エネルギー研究所
(高知工科大学)

高知県宿毛市
6,500
5,043
5,8
4,500
88.57%
9.3

2015.1


14
15
①15
グリーンバイオマスファクトリー

宮崎県児湯郡都農町
5,750



7.2

2015.1


15
(24)
②1
ZEエナジー、かぶちゃん電力
(ケフィア)

長野県飯田市
360




0.5

2015.2


16
16
①16
日新バイオマス発電

鳥取県境港市
5,700




8

2015.2


17


王子マテリア
富士工場6号ボイラ 静岡県富士市 80,000




9.5

2015.3


18
(25)
①27
日本製紙
八代工場バイオマス発電所 熊本県八代市
5,000[1]
6,280[2][3]




7.1

2015.3


19
8

18
①8

①18
王子グリーンエナジー日南
(王子製紙)
王子グリーンソース(王子製紙)
日南発電所
宮崎県日南市 25,000 [1]
160[2]320[3]
20,230[2][3]
15,000[4]



21.0[1]

2015.3[1]
熱源利用100t/h

20
22
①22
中国木材・日向工場

宮崎県日向市
18,000




19.3

2015.4


21
(27)
①25
グリーンエネルギー北陸
(北陸ポートサービス)
グリーンエネルギー北陸発電所 富山県射水市
5,750


3,912

6.0

2015.4





銘建工業

1950









22
20
①20
真庭バイオマス発電(銘建工業)

岡山県真庭市
10,000
2万2千世帯分


90%程
14.8

2015.4

木質資源安定供給協議会
真庭地域内チップ加工5社(未利用材9万t)
真庭木材事業協同組合(一般材5.8万t)
23
19
①19
ウッドワン
ウッドワン発電所 広島県廿日市市
5,800




5.6

2015.4


24
(29)

①26
松江バイオマス発電
(ナカバヤシ・日本紙パルプ商事)
島根ナカバヤシ松江工場 島根県松江市
6,250




8.8

2015.4


25
(28)
(66)
①29
(合)しまね森林発電
(エネ・ビジョン(豊田通商))
江津バイオマス発電所 島根県江津市
12,700
8,600
10,800


11.5

2015.4

森林からの未利用木材:8.3万t・PKS等3.2万t
26
17
①17
土佐グリーンパワー
(出光興産50%・土佐電鉄25%・高知県森林組合連合会25%)

高知県高知市
6,250
3,600
4,000[4]
5,650[4]
1万1000千世帯[4]

7~8

2015.4


27
(30)
①24
霧島木質発電

鹿児島県霧島市
5,700




6~7

2015.4


39
21
①21
宮崎森林発電(くにうみAM)

宮崎県児湯郡川南町
5,750[2][4]
4,550万kWh



7.2

2015.4

宮崎県北部地域川南バイオマス発電林業振興協議会
現地に出向いてチップを作る移動破砕機を準備
31
(33)

津軽バイオマスエナジー=タケエイ
青森県平川市 6,250  



7.2
2015.10

32
(40)

鶴岡バイオマス(トーセン)
鶴岡バイオマス発電所 山形県鶴岡市
2,800[1]
2,500[2][4]

2,000[4]
1,995[4]
3200世帯分

5[1]
4[4]

2015.11[4]

製材の端材を含め燃料となる木材は年間約5万トンを見込[4]
33
(34)
①31
中越パルプ工業
川内工場発電所 鹿児島県薩摩川内市
23,700
4万3千世帯[4]


75%程
29.5

2015.11


38
(26)
①30
日立造船
宮の郷木質バイオマス発電所
茨城県常陸太田市
5,750
3,600万kWh


335日
(92%)
6.3(含水率40%)

2015.11

宮の郷木質チップ製造工場
木質バイオマス燃料安定供給協議会8.5万t/年(含水率60%)原木丸太(未利用材)
30


BPS大東
龍間発電所
大阪府大東市
5,750
1万世帯[4]

5,000


6

2015.12[4]
蒸気:25t./h
1万世帯分=3,000万kWh程度か?
34
(31)
①18
王子グリーンエナジー[1]
王子グリーンソース(王子製紙)[2]
江別発電所[1] 北海道江別市
25,000[1]
20,320[2]
15,000[4]



21

2015.12
熱源利用100t/h
35
(35)
①32
昭和シェル石油
京浜バイオマス発電所
神奈川県川崎市
49,000
約3億kWh


約70%
20

2015.12

木質ペレットとPKS
36
(36)

クリーンエナジー奈良
(I・T・O)
吉野発電所

奈良県吉野郡大淀町
6,500
4300万kWh


75.5%

7.2

2015.12


38
(43)

一戸フォレストパワー
(フジコー65%→100%・エナリス35%→0%)[2]
一戸バイオマス発電施設[1]
岩手県二戸郡一戸町
6,250




8.8

2015.12


52
(32)

アールイー大分(株)
(=ファーストエスコ100%)
大分第2バイオマス発電所 大分県豊後大野市 12,000[4]
18,000[1]
14.256?

約12,000万Wh/年
330日/年
21[4]
27[1]

2016.秋 蒸気:90t/h


(69)

アールイー鹿沼(株)
(=ファーストエスコ100%)

栃木県鹿沼市
(宇都宮西中核工業団地内)
18,000
12,000?

約12,000万Wh/年?


2016夏目途着工
2018春運開予
ボイラー:75t/h
既設の白河ウッドパワーと補完関係を構築
41
(47)

中国木材・伊万里事業所
佐賀県伊万里市 9,850




11

2015年末


42


宮古ブルーエナジー 宮古市バイオマス発電所 岩手県宮古市
3,000




2.3

2015年以降


43
(41)

輪島ブルーエナジー
石川県輪島市
3,000




5.0

2015年以降


44
(49)

野田バイオパワーJP
(日本紙パルプ商事・生協)
野田バイオマス発電所 岩手県九戸郡野田村 14,000




14

2016.4

樹皮・PKS
野田バイオフューエル
45
(48)

クラボウ徳島バイオマス発電所
徳島県阿南市 6,200




7~8

2016.4

46
(44)

有明グリーンエネルギー
熊本県荒尾市 5,600



12万m3(原木)

2016.4

47


エナリス
弥生バイオマス発電施設 大分県佐伯市 50,000




5

2016.4


48


バイテック
秋田県大館市 1,000




2,500BDt
2016.3~4

49
(53)

中部プラントサービス
(中部電力グループの発電設備会社)
多気バイオパワー
三重県気多郡多気町 6,000[1,2]
6,700[4]
5,000



6.5

2016.6
調達先:ウッドピア木質バイオマス利用協同組合(三重県松阪市)
29
(45)

グリーンエナジー津
(JFEエンジニアリング)

三重県津市
20,100[2]
1億5800万kWh


90%以上
15

2016.7[4]

2015.7[1],20,000[1]
地域の間伐材及PKS使用・ JFE系アーバンエナジーに売電
40
(42)


関電エネルキー゙ソリューション
兵庫県朝来市 5,600




6.25

2016.9予

県森連 : チップ年間約5.4万トン,2016.7運開予
木質チップが43%、丸太が57%
















50 (55)

紋別バイオマス発電(株)
(住友林業51%・住友共電49%)

北海道紋別市(紋別港埠頭内) 50,000[1]
33,500[2]




B27 C5
(PKS:5)
(国内材:22)
67%?
(重量ベース:84%)
2016.12

燃料チップ製造会社「オホーツクバイオエナジー」(住友林業51%・住 友共電49%)11万トン供給
51
(56)

苫小牧バイオマス発電
(三井物産、イワクラ、住友林業、北海道ガス)

北海道苫小牧市 5,800[1]
5,900[2]





6

2016.12

54
(38)

ソヤノウッドパワー(征矢野建材)
信州F・POWERプロジェクト

長野県塩尻市 10,000[1]
14,500[2]

12,000


14

2016中


55
(59)

花巻バイオマスエナジー=タケエイ
岩手県花巻市 6,250



7.2
2016.12


56
(60)

サミット半田パワー
(サミットエナジー=住友商事)

愛知県半田市
衣浦港隣接地
75,000






2016度中
木質チップ・PSK
57
(61)

福井グリーンパワー
(神鋼環境・出光興産)

福井県大野市 6,000



7~8
2016度中

58


日本新電力
佐賀県伊万里市 50,000
→200,000






2016度中

59


早稲田環境研究所
埼玉県秩父市 2,000



2

2016度

60
(51)

日光バイオマス
栃木県日光市 6,000



8

2016以降

61
(58)

中国木材・呉工場(増設)
広島県呉市 9,850



11

2016度以降

62


大月バイオマス発電
山梨県大月市 14,500 3万世帯分


14強[1]
15[4]

2017.4
2割(3万トン)を地域の間伐材,残りを街路樹の剪定枝等を購入[4]
63


大林クリーンエナジー南木曽
長野県木曽郡 14,500





15

2017.8

65
(64)

八戸バイオマス発電(株)
(住友林業・住友大阪セメント、JR東日本)

青森県八戸市
(八戸港近隣)
12,000 8,500



13


2017.12
三八・上北・下北地域の間伐材や製材端材、周辺鉄道沿線の鉄道林の間伐 材等の他、一部PSKも使用 予定。
発電後の焼却灰をセメント原料に利用

(37)

信栄工業
北海道帯広市 3,500










(39)

静岡バイオマス
静岡バイオマス発電所(仮称)
静岡県静岡市葵区 5,750



340日/年
6

2015年度内





御殿場バイオマス発電所(仮称)
御殿場市板妻
6,250



340日/年
8.7

2018年度内



(50)

敦賀グリーンパワー(丸紅)
福井県敦賀市
(東レ工場内)
29,600

7万世帯


約80%?


2016春→
2017夏
東レに蒸気供給


(52)

ユナイテッド計画
ユナイテッドリニューアブルエナジー

秋田県秋田市 20,000






2016.7

県内産材及びPSK(約5万t)
PSKは県産材が不足した場合の代替燃料

(57)

三洋製紙

鳥取県鳥取市
(三洋製紙本社工場内)
16,533[2]
16,700






2016.12
70 t/h 燃料:木質チップ、PSK石炭(1%?)
三洋製紙:古紙リサイクルによって段ボール中芯原紙および農用再生紙の製造・販売

(62)

パワープラント関川
新潟県関川村 7,500









(63)

神戸物産
北海道白糠町 6,250





2017.4目途
温水を使い、未利用資源の早生木ヤナギをおが粉菌床に使い、椎茸をはじめ、キノコ栽培等検討
神戸物産は「業務スーパー」等を経営


(65)

兵庫パルプ工業
兵庫県丹波市 22,100










(70)

サミット酒田パワー
(住友商事)

山形県酒田市 50,000




10万立米

2018.5



(71)

響灘火力発電所(IDIインフラストラクチャーズ)
福岡県 北九州市 33,600










(72)

サンシャインブルータワー
宮崎県 串間市 3,296









(73)

サニックスエナジー
北海道 苫小牧市 3,700











九電みらいエナジー(49%以下)・イ―レックス(51%超)

福岡県豊前市
(九電豊前発電所隣・九州高圧コンクリート工場内)
75,000






2018運開予

PKSを主燃料・イーレックが調達
九州電力への全量売電を前提
九州高圧とは土地の賃貸借について検討
豊前開発とは灰処理と工場敷地周辺の環境整備に就いて検討

















































































































②中規模石炭火力バイオマス混焼型   
アセスが不要になる112MW以下の石炭火力が大量に計画されているが,石炭火力はバイオマスとの相性がいい。石炭専焼で計画されてるこれらを将来的にはバイオマス混焼へ誘導して行く必要があ+ 6MW増設中、2016年度商業運転開始予定+ 6MW増設中、2016年度商業運転開始予定+ 6MW増設中、2016年度商業運転開始予定ろう
出 典 事業者
発電所名
立地
発電端
送電端
稼働率

燃料消費量
(万t)[1]
燃料・混焼率等
稼働年月日
[1]
熱源利用
その他
[1]
[2]
[3]
定格出力 発電量 定格出力
発電量
67 (67)
オリックス
(石原産業よりプロジェクト譲受)

福島県相馬市
(太陽光発電部品製造エム・セテック相馬工場敷地内)
112,000[1]



2[1]  石炭バイオマス混焼(32%)
蒸気供給:エムセテック バイオマスも検討
68
(68)

オリックス+ホクザイ運輸(北九州市・木材チップ製造業)
福岡県北九州市 112,000[1]





B:33[1]
C:33 
石炭バイオマス混焼(30%)



64


日本製紙石巻エネルギーセンター
(日本製紙,三菱商事)

宮城県石巻市
日本製紙石巻工場隣接地
149,000






石炭バイオマス混焼(MAX30%) 2017度中(2018.3)
周辺地域で発生する間伐材等の未利用木材の他、海外からの輸入も検討



SPC設立
IDIインフラストラクチャーズ(投資ファンド)

北海道釧路市
釧路炭砿に隣接する太平洋興発(不動産)所有地
112,000



C:20~25
石炭バイオマス混焼 2019年度中

石炭:釧路コールマイン産炭の他,輸入炭も検討





響灘火力発電所
IDIインフラストラクチャーズ(都も出資の投資ファンド)


112,000




石炭バイオマス混焼(30%目標)


売電先:F-Power(新電力)



日本製紙

秋田港 112,000




石炭バイオマス混焼 2018年11月





前田建設工業株式会社

東北地方
100,000




石炭バイオマス混焼





仙台パワーステーション(SPC)=関電エネルギーソリューション×伊 藤忠エネクス子会社  

仙台市 112,000





15年秋着工・17年秋運開目指す・

67 (67)
オリックス・石原

福島県相馬市
(太陽光発電部品製造エム・セテック相馬工場敷地内)
112,000[1]



2[1]  石炭バイオマス混焼(32%)

バイオマスも検討



相馬共同自家発開発合同会社・相馬市


112,000











いわき・エイブル・

112,000




石炭バイオマス混焼





茨城県・大ガス×丸紅

茨城県鹿島
100,000











吉原(富士)・中部電力×日本製紙×三菱商事
鈴川エネルギーセンター 富士市今井
(日本製紙富士工場鈴川事業所内)
110,000





2016年5月事業開始




四日市(川尻)・三菱化学・


112,000






コージェネ



関電エネルギーソリューション×三菱商事


岡山県倉敷市(三菱化学水島事業所の敷地内)  110,000





2014夏迄に着工、2017年度中の稼働




中国電力×広島ガス・・112

海田バイオマス混焼発電所 広島県安芸郡海田町 112,000





石炭バイオマス混焼


66

エア・ウォーター&エネルギア・パワー山口・エアウォーター×中電

山口県防府市
カネボウ工場隣接
100,000[1]
112,000




3[1]
2,018中




防府エネルギーサービス[伊藤忠エネクス]★2
山口県防府市
鐘紡工場内
50,550




石炭



34,000kW:伊藤忠エネクスやエネット(新電力)等に供給。
16,550kW:自社で使う他旧カネボウ工場敷地内の他事業者に販売。






36,000

32,000



石炭

32,000kW:伊藤忠エネクスに供給

















(74) ①28
中山名古屋共同発電
(ガス&パワー95%=大ガス・中山製鋼所5%)
名古屋発電所
愛知県知多郡武豊町 149,000 7,450(74)




石炭バイオマス混焼(5%?)
2000.9
微粉炭・バイオマス混焼

(46)
名古屋第二発電所
110,000
33,000(46)





石炭バイオマス混焼(30%)
2016下期



















13
①13
新日鐵住金
大分製鐵所の既設火力発電所
大分県大分市
330,000[4]
1,716[2]




1.2(チップ)
石炭バイオマス混焼(5.2%?)

開始2014.12,所期の計画数量には2015.2に到達予定




 釜石製鐵所内エネルギー工場
岩手県釜石市
149,000[4]
596[3]




4.8(細流チップ)
石炭バイオマス混焼(25%)(熱量比)


現状7,000t/年([3]分か?),2015.6目途に開始
安定運転の実証結果受け2017年度の商用運転開始を目指す。


















③大規模石炭火力発電バイオマス少量混焼型    

■電力会社が相次いでバイオマス石炭混焼発電に参入
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1227192268/
2009年12月頃の記事
(安 価であるが環境CO2負荷の高い石炭火力発電の)CO2排出を減らす方法として、林地残材や間伐材などの木質バイオマスと石炭の混焼発電がある。この 混焼発電に、東京電力株式会社、中国電力株式会社、九州電力株式会社が相次いで、2009年11月に、「木質バイオマスと石炭の混焼発電の実証事業を行な う」と発表した。木質バイオマスの石炭への混焼率は1~3%である。
木質バイオマスと石炭の混焼発電は、既に四国電力株式会社、北陸電力株式会社、電源開発株式会社で既に実証試験を行っている。この他にも、関西電力株式会 社、沖縄電力株式会社でも実証事業の計画がある。


図 日本の石炭混焼発電所
(橙色の発電所が、2009年11月に発表されたもの・それ以外はそれ以前より行われているもの。)

出典:アジア・バイオマスエネル ギー協力推進オフィス

バイオマス混焼発電の実施状況。出典:電気事業連合会
上記右図は2014年4月の記事。2009年からの5年で能 代・原町・七尾太田が増えた(下関が消えた?)ようである。
更に酒 田・勿来・新 地が増えた,或いは計画が追加されている様だ。規模の小さな沖縄電力と四国電力は発電規模も小振りである。。

FITとして認定されたのは東北電力の相馬ぐらいのようであるが。。。
出典 事業者
発電所名
立地
発電端
送電端
稼働率
消費
バイオ
燃料量
(万t)[1]
混焼率
稼働年月日
[1]
熱源利用
その他
[1]
[2]
[3]
定格出力 発電量 定格出力
発電量



北海道電力 砂川火力発電所
3号機
北海道砂川市
125,000






2010
(実証試験開始)





東北電力 能代火力発電所 1・2号機
秋田県能代市
1,200,000






2012
(運用開始)





相馬共同火力発電 1・2号機
福島県新地町
2,000,000




3%程度(熱量ベース)
C500 B最大4

2011.1着工(被災中断)
2013.5工事再開
2015.3試験燃焼開始予


28


東北電力 原町火力発電所 1・2号機
福島県相馬市
2,000,000




6

2015.4
(混焼開始)





常磐共同火力(東京電力、東北電力等)
勿来発電所

福島県いわき市
10,800








混焼分認定か?



東京電力 常陸那珂火力発電所
1号機
茨城県常陸那珂市
1,000,000






2013
(運用開始予)





北陸電力 七尾大田火力発電所
2号機
石川県七尾市
700,000






2010
(運用開始)





北陸電力 敦賀火力発電所
2号機
福井県敦賀市
700,000






2007
(運用開始)





中部電力 碧南火力発電所
1~5号機
愛知県碧南市
4,100,000
(700*3+1000*2)






2010
(運用開始)





関西電力 舞鶴火力発電所
1号機
京都府舞鶴市
900,000






2008
(運用開始)





中国電力 三隅火力発電所
1号機
山口県
1,000,000






2013
(運用開始予)





中国電力 新小野田火力発電所
1・2号機
山口県小野田市
1,000,000






2013
(運用[規模拡大]開始予)





中国電力 下関火力発電所

山口県下関市







??-??





四国電力 西条火力発電所
1・2号機
愛媛県西条市
406,000
(146+260)






2005
(運用開始)





電源開発 松浦発電所 1・2号機
長崎県松浦市
2,000,000
5,200






2010
(実証試験開始)

混焼分認定か?トすると混焼率2.6%程



九州電力 苓北火力発電所
1・2号機
熊本県
1,400,000






2010
(実証試験開始)





沖縄電力 具志川火力発電所
1・2号機
沖縄県うるま市
312,000






2009
(運用開始)




④その他(鶏糞発電など)

鶏糞の水分含有率は平均43%と、牛糞(83%)や豚糞(72%)に比べ低い。乾燥させる手間が不要で、燃焼時の平均発熱量も、1キロ当たり1900キロ カロリーと石炭の3分の1強もあり,残った焼却灰に悪臭はなく、植物の生育に必要なリンやカリウムを多く含むため、肥料として販売されていると非常に優れ た性質を持っている>>834。 また家畜糞は収集・運送コストを加味しても発電量1キロワット時当たり1~5円。政府のコスト等検証委員会の資料によると、石炭火力が4・3~4・5円、 天然ガス火力が8・2~8・6円、石油火力が16・6~18・2円もかかるのに対し抜群に安い上、純国産>>835と 良いこと尽くめだそうな♪問題点は勿論,頻発する鳥インフルエンザなど発生時の発電停止リスクとそもそも鶏糞量の確保であろう。

北海道東部の別海町では牛糞などのバイオマス燃料でもプロジェクトが開始されるようだ。

プロジェクト名等
立地
母体
定格出力(MW)
発電量
稼働開始
燃料量など その他
みやざきバイオマスリサイクル(MBR) 宮崎県川南町 九州電力(西日本環境エネルギー)
11.35(発電端)
約9(送電端)
暦日稼働率:概ね90%以上
2004.3着工
2005.5.27
1日に運び込まれる鶏糞は約400トン、年間13万2千トン >>834
十文字チキンカンパニーバイオマス発電所
岩手県九戸郡軽米町

6.25(発電端)
4.8(送電端)

2015.12
1日当たり400トンの鶏糞を自社・提携農場から供給 鶏糞を燃料とした流動床式燃焼水管ボイラーおよびタービン発電機など。
プラントメーカーは倉敷紡績(株)
>>849
南国興産バイオマス発電設備
宮崎県都城市 南国興産 1.96

年間10万トンの鶏糞を堆肥処理し、一部を発電 に利用 >>835
南九州バイオマス 鹿児島県さつま町

1.95

年4万2千トンの鶏糞を買い入れ、一部を発電に 回している >>835
別海バイオマス発電
北海道別海町
三井造船
1.8
燃料は配電線の保守作業などで発生する伐採木を活用し、グループ企業が製造。
960万kWh

1日あたり280トンの排せつ物のほか、食品廃棄物や水産廃棄物を5ト ン利用
バイオガスの原料になる牛の排泄物は、発電設備から半径10キロメート ル以内で集荷可能。
バイオガスの生成時には、副産物として消化液と敷料が発生する。
消化液には窒素やカリウム等肥料成分が含まれている為、牧草用肥料として酪農家に販売する。
敷料は牛の寝床に敷いて再利用することができる。>>1080

eL・パワー
青森県階上町
青森ポートリー
1.0
832万kWh
2015着工
2019.3稼働
年間5万㌧規模の鶏ふん 県南地方の養鶏業者約10社からの供給を受け、焼却灰を肥料として利用 する
国の「農山漁村活性化再生可能エネルギー事業化推進事業」の補助金を活用する
鶏糞処理規模に比べて発電出力が小さい気がするが。。
鹿追町環境保全センター
北海道十勝支庁鹿追町

<第1プラント>
0.3
1号機0.1
2号機0.2

<第2プラント>
建設中
第一プラントの2倍はありそうなので0.6程か?

<将来>
今の3倍超だから3.0MW程度の規模か?
<第一プラント>
約200万kWh発電
(約半分自家消費・残りの約半分を売電)

<第2プラント>
2016.4稼働予定
家畜糞尿約134トン/日、生ごみ2トン/日、浄化槽汚泥1.57トン/日・糞尿の処理能力は94.8トン/日で、これは成牛約1320頭分に相当する(1割)

第二プラントは糞尿の処理量は210トン/日。成牛換算で3000頭分(全体の3割処理可能)

将来的には鹿追町にいる成牛の糞尿をすべて処理できる体制を整える構想
>>1553-1554

第一プラント:事業費約17億4500万円
発生したバイオガスの利用方法は三通り
①コージェネレーション(コジェネ)発電機を動かして、電気と熱エネルギーを発生。余剰電気はFIT(売電価格30円/kWh)で電力会社へ
②ボイラーを稼働して熱エネルギーを得る。コジェネからの熱エネルギーと一緒に凍結対策や消化液の殺菌などに利用。
③都市ガスやバイオガス自動車の燃料に利用。バイオガスを発生させた後の糞尿は、消化液として圃場(ほじょう)の肥料として使用。








さつまいも発電
(宮崎県都城市・本社工場) 霧島酒造 1,905kW(発電施設計3基・建設済)
発電量:400万kWh/年
2014.9
最大800t/日発生するサツマイモの繊維や皮などを含んだ焼酎かす(残渣)
>>1329
総事業費:13億5000万円
売電収入:年間約1億5000万円見込



[1]新 設木質バイオマス一覧    http://www.rinya.maff.go.jp/chubu/nagoya/mokuzai/pdf/homupejimokusitubaiomasu270108kiji3.pdf

[2]発電用木質バイオ マス燃料供給の現状と見通しhttp://www.goho-wood.jp/nintei/doc/h27_kensyu4.pdf

[3](株) FTカーボン 木質バイオマス発電所の動向レポートhttp://www.ftcarbon.co.jp

[4]と はずがたりな掲示板 バイオ燃料など新エネスレ