電 力総研 水 力あれこれ 秋田の河川
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子吉川の水力発電(鮎川篇・西目川篇・白雪川篇)

本流篇 鮎 川篇・西目川篇・白雪川篇

潅漑用水と思われる水路や溜池が錯綜している。ということで本頁の記述も右往左往して錯綜している。。
結局発電所は由利本荘付近2箇所,仁賀保付近に4箇所ある。

(河口)

[由利本荘中心市街]

(石沢川分岐)EL2,3m

(鮎川分岐)EL2.7m

~鮎川~

10.1m

(黒 森川合流11.5m)

~上巾用水~

秋田県(西目地区県営潅漑排水事業) 西目発電所[環境 あきた県民F][水力] [水 土里ネット
秋田県由利本荘市西目町西目黒森
工事着手:1985年 運開:1989年 更新工事着手:2014年 更新完成:2017年2月 再運開:2017年3月
所有:秋田県 管理委託:西目土地改良区管理
水路式・流込式
    認可最大出力:740kW
    平均年間発生電力量:約2,993MWh(299万3千キロワット時)
    最大使用水量:0.80m3/s
    有効落差:116.00m
    総落差:122.57m
    水車:横軸単輪単流フランシス水車 出力784kW×1台
    流域面積:6.56平方キロメートル
    取水:((野際用水路→野際溜池→冷渡川→四角井戸第一用水路)+(長谷地溜池→長谷地水路→西目川→四角井戸第二用水路))→四角井戸溜池→幹線上巾用 水路
    放水:西目幹線用水路

出典:失念

発電所断面図(拡大)



出典:秋 田県農 地再生.com



東溜池[1・ EL.244m2・ EL.237m

四角井戸溜池[場 所EL303m]



 
~黒森川~

分 水19.6m[→用水はトンネルくぐってこ こへ14.7m]

分水172m[→ 用水は中島沈澄池156m→琵琶堤138m→葛法]

黒森川第一貯水池[場 所EL204m]

黒森川第二貯水池[場 所EL215m]

子吉溜池[場 所EL223m]






(天拝川合流)

東北自然エネルギー株式会社 鮎川発電所[水力]。 [東北S&RE(株)
    所有:東星興業株式会社[運開]    昭和42(1967)年1月  :運用開始
水路式・流込式
    認可最大出力:2300kW      常時出力:1100kW
    最大使用水量:1.47立方メートル毎秒
    有効落差:189.85m
    水車:横軸フランシス水車 出力2500kW×1台
    導水路:1,334m /鉄管水圧鉄管:1,681m
    取水位標高:355.15m
    放水位標高:154.00m
    流域面積:22.4平方キロメートル
    取水:御助川・冷渡川→大谷地池
    放水:鮎川(御助川)

>上流にある冷渡川(ひえわたしがわ)および御助川(おたすけがわ)の流水を取水して、既設灌漑用の大谷地池に貯水し、(中略)発電、鮎川に放流する農業 水利併用の貯水式発電所です。>[東 北S&RE(株)
1960年、秋田県・山形県にまたがる鳥海山に源を発する子吉川水系鮎川に、発電所を建設するための調査が始まりました。5年にわたる調査の結果、貯水ダ ムとして利用する灌漑用の既設「大谷地ため池」は十分な水量もあり、農業用水との共用が可能であること等が判明し、これに加えて地元由利町(当時)の誘致 協力を得られたことにより、1965年10月に建設が決定、翌1966年工事着工となりました。4月には土木工事を開始、一部区間での湧水、急峻な地形で の困難はあったものの計画どおりに進捗し、水圧鉄管据付等水路関係本工事は約8カ月で完成しました。発電所本館工事は併行して7月に着手、10月には電気 機器据付工事を開始、いずれも順調に進み1966年12月には全工事を終了、1967年1月11日仙台通商産業局の検査に合格し、同日運転を開始しまし た。
2018年11月には運転から50年以上経過し、老朽化が著しく部品等の調達にも苦慮していたことから既設導水路活用型のFIT認定工事として、水車発電 機や制御装置および屋外変電設備など全面的な取替工事に着手し、2019年9月に営業運転を再開しました。
  ~大谷地池~[遍 路

>由利高原の標高400mに位置する秋田県最大の溜め池で、鳥海山の眺望スポットでもある。[遍路]

>大谷地池の歴史
>発電所の上流5kmにある大谷地池は、南由利原高原の中腹、標高400mに位置し、1910年に築造された秋田県最大の人造湖です。その貯水量は 約353万㎥で、受益面積は760haです。鮎川は、年間を通じて水量が少なく、渇水時には水利組合間で水争いが絶えませんでした。その水争いの解消を目 的に1942年県営鮎川筋用水改良事業で大谷地池の嵩上げ工事が開始され、1956年に完成。60年以上を経た今も、東北屈指の溜池灌漑用水池として下流 約1,200haの農地を潤しています。[東北S&RE(株)

~御助(おたすけ)川~
鮎川頭首工[藤 田
大谷地池取水



~天拝川~




~小川~






~大潟川~
~冷渡川~



(小川分岐)EL296m

~西目川~

(河口)


(湯ノ沢川分岐)

[西目ウインドファーム(西側)[ユーラス
ユーラス(株)=豊田通商60%・東電40%
出力:30,000 kW
風車:(2,000kW x 15基/Vestas社)
運転開始日     2004年11月]

新堤(溜池)

ビンガケ溜池



長谷地溜池


[仁賀保高原風力発電所[電 発
電源開発(株)
発電所出力: 24,750kW
風車発電機: 1,650kW×15基
運開:2001年12月]


[にかほ第二風力発電所[電 発
電源開発(株)
発電所出力: 41.400kW
風車発電機: 2,300kW×18基
運開:2020年1月]


[ユーラス由利高原ウインドファーム[ユーラス
ユーラス(株)
発電量    51,000 kW
(3,000kW x 17基/Siemens社)
運転開始日     2015年12月]


正式名称:にかほ馬場風力発電所[cssc
事業主体:株式会社にかほ市民風力発電
運転開始:2018年12月
設備能力:3,200kW×3基
(出力調整により合計出力を7,490kWと する)


新田堤

~大潟川・冷渡川~

冬師湿原(野際溜池・扇谷地溜池・長谷地溜池・琵琶沼・大潟溜池[遍路])



~白雪川~  

~鮎川支流大潟川~
大潟溜池[位置図
取水:赤川→白雪川→赤沼→大潟溜池
送水:大潟溜池─(→小出発電所)→


東北電力(株) 白雪川発電所[水力
秋田県にかほ市伊勢居地
運開:1938.8
水路式・流込式
    認可最大出力:1,000kW    常時出力: 600kW
    最大使用水量:1.67m3/s
    有効落差:78.80m
    水車:横軸フランシス水車 出力1165kW×1台
    導水路:総延長1565.5m
    流域面積:26.0km2
    取水:大潟溜池・[白 雪川・小出発電所](発 電所) 236.94m
    放水:内川 153.23m



東北電力(株) 小出発電所[水力
秋田県にかほ市畑
運開:1939.1[東北振興電力(株)] ←東北振興電力や♪いつか纏めないとなあ。。
水路式・調整池式
    認可最大出力:2,900kW   常時出力:890kW
    最大使用水量:2.25m3/s
    有効落差:158.66m
    水車:横軸フランシス水車 出力3450kW×1台
    導水路:総延長4940.7m
    流域面積:26.0km2
    取水:大潟溜池(発 電所) 400.50m
    放水:白 雪川・白雪発電所(こ こで繋がっている?) 237.38m




東北電力(株) 横岡第一発電所[水力
秋田県にかほ市象潟町横岡
運開:1926.1
水路式・流込み式
    認可最大出力:1300kW      常時出力: 220kW
    最大使用水量:2.23m3/s ←優秀!
    有効落差:80.30m
    水車:横軸フランシス水車 出力1417kW×1台
    導水路:総延長2002.8m
    取水位標高:357.06m
    放水位標高:273.67m
    流域面積:13.1km2
    取水:岩股川→鳥越川273.67m
    放水:鳥越川357.06m


東北電力(株) 横岡第二発電所[水力
秋田県にかほ市象潟町横岡
運開:1927.3
水路式・流込式
    認可最大出力:2,700kW  常時出力:1,700kW
    最大使用水量:2.50m3/s
    有効落差:133.33m
    水車:立軸フランシス水車 出力3540kW×1台
    導水路:総延長2125.4m
    取水位標高:517.93m
    放水位標高:373.81m
    流域面積:10.3km2
    取水:沢(名称不明)+岩股川→鳥越川 517.93m
    放水:鳥越川支川(名称不明) 373.81m


~奈曽川~→羽越