年 |
2010 |
2011 |
2012 |
率 |
11.8% |
10.1% |
10.1% |
名称 |
場所 |
運営 | 操業 | 設備容量 | 規模 | その他 |
稚内風力発電所 | 声問ミルクロード沿い | (株)稚内ウィンドパワー | 1998年4月(2基) 2001年6月(2基) |
800kW(98年) 1,500kW(01年) |
400kW×2基 750kWk×2基 |
|
稚内公園風力発電所 | 稚内公園 | 稚内市 | 1998年10月 | 225kW | 225kW×1基 | |
稚内市水道事業風力発電所 | 声問ミルクロード沿い | 稚内市環境水道部 | 2000年12月 | 1,980kW | 660kW×3基 | |
さらきとまないウィンドファーム | 更喜苫内牧野 | (株)ジェイウインド | 2001年10月 | 14,850kW | 1,650kW×9基 | |
宗谷岬ウインドファーム | 宗谷丘陵 | (株)ユーラスエナジー宗谷 | 2005年11月 | 57,000kW | 1,000kW×57基 | |
天北ウインドファーム | 恵北・増幌地区 |
(株)天北エナジー(ユーラス・稚内グリーンファクトリー) | 2018年5月 |
30,000kW |
3MW*10基 | 売電単価22円 日経16.7 |
稚内港湾内 |
ユーラスエナジー |
2014年頃計画あり |
||||
合計 |
106,355kW |
豊富に世界最大級蓄電設備 ユーラス、風力発電促進へ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/221189 08/24 11:13 更新 ![]() 国内風力発電最大手、ユーラスエナジーホールディングス(東京)は、宗谷管内豊富町に世界最大級となる総蓄電容量72万キロワット時(720MWh)の蓄電池設備を建設することを決めた。天候に発電量が左右される風力発電を導入しやすくする狙いで、投資額は約500億円。9月に着工し、2022年度までの完成を目指す。 ユーラスや、コスモエネルギーホールディングス系の風力発電会社、エコ・パワー(東京)などは23年度までに、稚内市と豊富町に、道内で稼働中の風力の発電能力(38・7万キロワット)の1・7倍にあたる計66万キロワット(660MW)超の風力発電所建設を計画している。世界的にもまれな大規模蓄電池の建設で、国内有数の資源量を持つ道北の風力開発を加速する。 蓄電池を設置するのはユーラスが主体の北海道北部風力送電(稚内)。ユーラスと、エコ・パワー、稚内信用金庫、北海道電力、北洋銀行、北海道銀行が出資し、13年に設立した。蓄電池の容量72万キロワット時は、標準的な道内家庭約9万5千戸が1日に使う分にあたる。 |
道北の送電網整備が18年秋にも本格着工へ─総事業費500億円 https://e-kensin.net/news/9681.html 2017年08月17日 07時30分 風力発電の導入拡大に向け、道北で送電網を整備する北海道北部風力送電(本社・稚内、伊藤健社長)は、一連の整備を2018年秋に本格着工する予定だ。延長は約80キロで、総事業費は約500億円。21年秋の完成を目指す。整備に伴う資器材の調達などに一定の時間がかかるため、同社はことし12月末までに施工業者を決める必要があるとしている。 風況に優れる北海道北部は、国内でも指折りの風力発電適地だが、電力需要が少なく送電網が脆弱(ぜいじゃく)なことから、風力発電の導入拡大の課題となっている。 このため、国の補助を得て、実証事業の位置付けで北海道北部風力送電が送電網を整備する。同社はユーラスエナジーホールディングス(本社・東京)、エコパワー(同)、稚内信用金庫、北海道電力、北海道銀行、北洋銀行が出資している。 現在、詳細設計を進めている段階だが、送電網は中川町、天塩町、幌延町、豊富町、稚内市を通る内陸側のルートで検討し、延長は18万7000V仕様が 68・7キロ,6万6000V仕様が7・5キロの計76・2キロで計画。中川町で北電の変 電所に接続する。 送電網としての受け入れ可能量は約30万キロワット(300MW)。一方、想定している風力発電所からの接続量(定格発電力)は約60万キロワット(600MW)で、この約30万キロワットの差をどう扱うかが実証事業のポイ ントになる。 風力発電は風況による変動が大きく、場合によっては受け入れ上限との差が大きくなる。このため、実験では受け入れ容量を上回る風力発電設備と接続。上限を超える場合は送電側から発電量を制御し、送電網を最大限に有効活用するシステムの構築を図る。(このシステムが上の記事の720MWの巨大蓄電池) 今回の送電網整備は1次計画の位置付け。本道の風力発電のポテンシャルの高さから、風力発電容量約80万キロワット(合計800MW・200MWの増強か)とする2次計画も持っているが、北電の受け入れ可能量などがあり、現時点では具体的なルートや着手時期は未定だという。 |
2013年08月02日 11時00分 更新 電力供給サービス: 巨大な蓄電池を北海道と東北の変電所に導入、太陽光や風力の出力変動に対応 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/02/news015.html 総額296億円の国家予算で実施する「大型蓄電システム緊急実証事業」の対象が2件に決まった。北海道電力と東北電力がそれぞれ1カ所の変電所に大型蓄電 池を導入して、太陽光や風力発電設備からの出力変動に対応できる技術を5年間かけて検証する。 [石田雅也,スマートジャパン] このまま北海道で大規模なメガソーラーや風力発電設備が増えていくと、送配電ネットワークが電力を受け入れられなくなってしまう。こんなショッキングな 事実を経済産業省が発表したのは4カ月前のことである。 その際に緊急対策として総額296億円の予算を確保して、大型蓄電池を使った実証試験に取り組むことも表明した。このほど実証試験の対象が2件に決ま り、導入する蓄電池の仕様や設置する変電所の場所が公表された。(中略) 2件目は北海道電力が住友電気工業と共同で、南部の「南早来(みなみはやきた)変電所」に6万kWh(60MW)の巨大なレドックスフロー電池を設置する。周波数変 動対策に加えて、出力が減少した場合の下げしろ対策にも取り組む。 いずれの実証試験でも大型の蓄電池を使って大量の電気を蓄えながら、太陽光や風力からの出力が下がると電力を放出して周波数を安定させる試みだ(図 2)。ちなみに電気自動車の「リーフ」に搭載しているリチウムイオン電池の容量は24kWhで、北海道の変電所に導入するレドックスフロー電池はリーフ 2500台分に相当する。 レドックスフロー電池は電気を蓄えるセルスタックと電解液タンクを組み合わせた大規模な蓄電池である。電解液を循環させて充放電する方式のために、安全 性が高くて寿命が長い。 2013~14年度の2年間で設備を建設して、2015~17年度の3年間で出力変動対策の実証試験を進める計画だ。 ![]() 図2 大型蓄電池を使った太陽光・風力発電の出力変動対策。 出典:北海道電力、住友電気工業 |
所有者 | 送電容量 | 送電電圧 | 送電亘長 | システム |
工程 | |
既設ルート | 電発 | 600MW | DC250kV | 他励式 |
1979年完成 1993年増設 | |
増設ルート | 北電 | 300MW | DC250kV | 約122km | 自励式 |
2014年4月着工 2019年3月運開予 |
事業団体名 |
事業名 |
蓄電池の種類 |
規模 出力/容量 |
接続する再生可能エネルギー |
事業実施場所 |
六ヶ所村風力開発(株) |
六ヶ所村風力発電所蓄電池併設による出力抑制事業 |
NAS電池 |
10MW/60MWh |
風力発電+太陽光発電 |
青森県上北郡六ヶ所村 |
(株)風の王国・男鹿 |
風の王国風力・太陽光発電事業 |
鉛蓄電池 |
2.7MW/6.9MWh |
風力発電+太陽光発電 | 秋田県男鹿市船越 |
採択事業者(SPC名) |
SPCへの出資者 |
風力発電の導入ポテンシャル | 申請概要 |
秋田送電(株) |
丸紅(株);、(株)秋田銀行、(株)北都銀行 |
600MW程度 | 本事業では、秋田港湾・能代港湾からの送電ルートを想定し、開発可能性調査を実施した上、中間審査でその継続実施が認められた場合、送電網の整備及びその技術的課題の実証を行います。 |
上北送電(株) |
青森風力開発(株);、(株)岡山建設、開発電業(株);、日本電機工業(株);、日本風力開発(株);、むつ小川原洋上開発(株); |
900MW程度 |
本事業では、青森県上北地域からの送電ルートを想定し、開発可能性調査を実施した上、中間審査でその継続実施が認められた場合、送電網の整備及びその技術的課題の実証を行います。 |
34kmの地中送電を行う大規模風力発電所、青森県で2020年稼働 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1805/22/news032.html 青森県つがる市で122MWという大規模な風力発電所の建設計画が進んでいる。発電した電力は約34kmの地中送電を行う計画で、これらの送変電設備および工事を住友電工が受注した。 2018年05月22日 09時00分 公開 [長町基,スマートジャパン] …(「ウィンドファームつがる建設工事」)プロジェクトは、再生可能エネルギー事業者大手のグリーンパワーインベストメント(東京都港区)が青森県つがる市で計画する陸上風力発電事業。2020年4月の運転開始を目指している。住友電気工業は地中送配電線・受変電設備など電気設備の設計・製造・設置を一括で担当する。 ![]() 風力発電所の建設地 出典:住友電工 同プロジェクトは、各風車からの発電電力を33kV(キロボルト)の地中配電線で集電し、154kVに昇圧した後、電力会社との系統連系地点までの約 34kmを地中送電する設計となっている。長距離送電では送電ロスが課題となる。住友電工は当初予定されていた66kV送電から154kV送電への電圧変 更について設計支援を行った。これにより、66kV送電時と比較して送電ロスが大幅に低減でき、加えて回線数の低減およびケーブルの小サイズ化(軽量化) により管路土木工事への負担も軽減できるという。 発電所全体の出力は約122MW(メガワット)となる大容量の発電出力を長距離地中送電するために、高調波対策や過電圧対策など系統技術課題への対応も 必要となった。… |
地域 | 立地自治体 | 定格出力(MW) | 事業実施者 | その他・備考 |
●八甲田北西地域 | 青森県青森市 | 川崎重工業(株) 東日本旅客鉄道(株) (株)大林組 | ・十和田八幡平国立公園内案件 ・2013年度は地下構造を詳細に把握するための地表調査(地表踏査、重力調査等)を実施する。 ・平成26年度地熱資源開発調査事業費助成金交付事業。 | |
木地山・下の岱 | 秋田県湯沢市 | 50 | 東北水力地熱 (株) | ・栗駒国定公園内案件 ・地熱資源開発調査事業費助成金交付事業としては2012年度からの採択案件 ・平成26年度地熱資源開発調査事業費助成金交付事業(新規採択) |
岩木山嶽(だけ)地域 | 青森県弘前市 | ○基礎地盤コンサルタンツ,JENホールディングス、大林組、川崎重工 業 | ・地熱資源開発調査事業費助成金交付事業としては平成24(2012) 年度からの採択案件 | |
小安(栗駒) | 秋田県湯沢市 | >>339 出光○・帝石 >>587三 井石油開発 | ・栗駒国定公園内案件 ・地熱資源開発調査事業費助成金交付事業としては平成24(2012)年度からの採択案件 ・平成26(2014)年度地熱資源開発調査事業費助成金交付事業 | |
松尾八幡平 | 岩手県八幡平市 | 7.0※ | 岩手地熱(株) (日本重化学工業と地熱エンジニアリング、JFEエンジニアリング出資,2011年に設立。2013年5月には三井石油化学が新たに出資) | ・2万~5万キロワット(20~50MW)の地熱資源が存在し ていることが判明 ※系統電力不足で取り敢えず7千キロワット。 ・地熱資源開発調査事業費助成金交付事業としては 平成24(2012)年度からの採択案件 ・平成26(2014)年度地熱資源開 発調査事業費助成金交付事業(新規採択) ・2015年事業化目指す>>317 >>882 |
●安比 | 岩手県八幡平市 | 三菱マテリアル.地熱事業から撤退する新エネルギー・産業技術総合開発 機構(NEDO)の調査坑の活用を調整中>>390 | ||
●山葵沢 | 秋田県湯沢市 | 42.0 | 湯沢地熱(電発50%,三マテ30%,MGC20%) | >>176>>192>>386>>869 現在最も計画熟度が高い地熱開発計画。 |
2013年08月02日 11時00分 更新 電力供給サービス: 巨大な蓄電池を北海道と東北の変電所に導入、太陽光や風力の出力変動に対応 http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1308/02/news015.html 総額296億円の国家予算で実施する「大型蓄電システム緊急実証事業」の対象が2件に決まった。北海道電力と東北電力がそれぞれ1カ所の変電所に大型蓄電 池を導入して、太陽光や風力発電設備からの出力変動に対応できる技術を5年間かけて検証する。 [石田雅也,スマートジャパン] 1件目は東北電力が宮城県の「西仙台変電所」で実施する。蓄電容量が2万kWhのリチウムイオン電池を設置して、太陽光発電や風力発電の出力変動に伴っ て生じる送電時の周波数変動を抑制するシステムを開発する。 東北電力は蓄電池のほかに火力発電機を組み合わせて、周波数を制御するシステムを開発する。地域内のメガソーラーや風力発電設備の出力を指令所で 監視しながら、蓄電池と火力発電機を制御して周波数を安定させる(図4)。最初の2年間(2013~14年)で設備工事を完了して、残りの3年間(2015~17年)で実証試験を実 施する予定だ。 ![]() 図4 蓄電池と火力発電機を組み合わせた周波数調整の仕組み。出典:東北電力 |