用水名 |
用水目的 |
法 |
件数 |
最大使用水量 (m3/s) |
最大取水量 (m3/s) |
備考 |
豊川用水 豊川綜合用水 |
水道用水 |
法 |
3 |
2.962 |
牟呂松原頭首工8 大野頭首工30 合計:38 |
4市7町 |
工業用水 |
法 |
2 |
2.43 |
3市1町 |
||
農業用水 |
法 |
2 |
23.79 |
5市7町(約18,100ha) |
||
上記以外 | 水道用水 |
法 |
9 |
0.48677 |
0.48677 | 豊橋市・豊川市・新城市他 |
工業用水 |
法 |
2 |
0.95074 | 0.95074 | 三菱レイヨン・横浜ゴム |
|
農業用水 |
法 |
91 |
1.9359 |
1.9359 |
約500ha |
|
慣 |
80 |
8.2017 |
8.2017 |
|||
その他 |
法 |
7 |
0.04676 |
0.04676 |
||
発電 |
法 |
(3) |
(14.817) |
(14.817) |
布里,横川,長篠発電所 |
|
計(発電除く) |
196 |
40.80387 |
49.62187 |
|||
合計(発電含む) |
(199) |
55.62087 |
報 文 豊 川 用 水 の 渇 水 被 害 と水 計 画―渇水の恒常化とその原因― https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsidre1965/57/4/57_4_293/_pdf 農業土木学会誌 第57巻 第4号 昭和44年 か ら,わ が国 の農政 は稲 作中心か ら米 の生産調整へ と大 き く転換 してい った。 ち ょう ど そ の こ ろ に豊川用 水が通 水 し,そ の水 を利 用 して高収益 をあげ る畑作,と くにハ ウス,ト ンネル栽 培が急増 した。 これ らの栽培方法 は全 量を用水 に依存 す るが,通 水後 に発展 したため,事 業計画 の中で考慮 す ることが できなか った。稲作 の減 少,畑 作 の増加 が秋冬期 の水需要 の増 加を招 き,その上,降 雨を有効 に活用で きない ハウス栽 培等 の盛況が補給必要水量 の増 加に拍車をかけた。 計画では大野頭首工か ら取水す る農 業用水 の秋冬期 の使 用量は年間使 用量 の11%で あ ったが,実 態 は22%に な ってい る。 また,宇連 ダム地点 におけ る最近5年(昭和58~62年度)の秋冬期 の降 水量は平均470mmで通水初期の昭和40年 代の平均630mmと比較 して極 めて少な くな っている。 このことが約5百万m3の水不足を もた らすひとつの原因とな っていると考えられる。 表9 豊川用水事業計画
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