電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.11.19運開

(阿賀野川水系)宮川(鶴沼川)の水力発電と潅漑

阿賀野川(中下流) 阿賀野川 (上流・大川)宮川 日 橋川・磐梯地区 只見川 (下流) 只見川(上流) 伊 南川

調べたらなかなか充実してた(水発では無く資料が)ので大川の項から独立させ た。開発は引き続き大川の項参照。

~沿川風景~



新宮川(しんみやかわ)ダム[便覧] [wiki] [福 島県
河川     阿賀野川水系宮川
目的/型式     A/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     69m/325m/480千m3
流域面積/湛水面積     40.7km2 ( 全て直接流域 ) /46ha
総貯水容量/有効貯水容量     10320千m3/9300千m3
ダム事業者     東北農政局
着手/竣工     1978/2004
設計洪水位:EL.514.8m
常時満水位:EL.513.2m
最大取水量      8.822㎥/s
サーチャージ水位      EL 514.70m
常時満水位      EL 513.20m(クレスト高)
最低水位      EL 481.70m
利用水深      31.5m
利用水深      31.5m(EL513.20m~EL481.70m)
取水深       2.0m~1.0m(かんがい期)

>新宮川ダムは、博士峠の山々を水源として会津盆地西部(会津美里町、会津坂下町、会津若松市)に広がる約4,500haの受益地(田畑)に水を供 給するために建設された農業用利水ダムです。
>福島県が管理主体となり、会津宮川土地改良区が操作を行っています。[福 島県

出 典:水土里

上流開発の可能性だが,標高と面積から判断するに難しそう。小水力にお任せであろう。

東北農政局  新宮川ダム発電所
運開:
出力:1,100kW  常時出力:?
最大流量:2.60m3/s 最小流量:0.65m3/s
有効落差: 53.52m(最大出力時) 44.36m(常時出力時)  総落差:54.80m

出典:水土里


宮川ダム[便覧] [水土里
河川     阿賀野川水系宮川
目的/型式     FA/重力式コンクリート・フィル複合
堤高/堤頂長     42m/288m
流域面積/湛水面積     40.8km2 ( 全て直接流域 ) /17ha
総貯水容量/有効貯水容量     1562千m3/1489千m3
ダム事業者     福島県
着手/竣工     /1962
ダム天端標高      EL437.00m
かんがい面積      550ha
流域面積      直接流域 40.87k㎡
設計洪水位      EL 435.69m※
サーチャージ水位      EL 514.70m※
常時満水位      EL 429.60m※(クレスト高)
最低水位      EL 408.00m ※
設計洪水量      412.30m3/s
かんがい期間      5/17~6/20 用水補給量:0.492m3/s(1,489千m3)
洪水期     7/1~10/31 洪水調節量:1,488,570m3

防災ダムなら普段はからっぽにしてるんちゃうの??目的のA(潅漑)って何するんだ??
>農地防災(一部かんがい利用) (第1類ダム)[水土里
なんか書いてあるけど,これだけではわからない。。
諸元(※)から判断するに防災用に殆ど空にしてるけどちょろっと潅漑用水も貯める感じ?

宮川発電所取水堰堤[地 理院
取水位:364.51m


~源田沢~

宮川発電所取水堰堤


宮川頭首工[水土里
新宮川ダムから約5.5km下流に位置する宮川頭首工は、新宮川ダムを新規水源とし、川より取水し、宮川幹線用水路を経て、水田1,470ha,畑地 560haに農業用水を供給すると共に、佐賀瀬幹線用水路からも補給され、パイプラインを通して会津坂下町まで供給されます。
福島県大沼郡会津美里町西尾[こ の辺か][こ れだ(空撮)
堰の型式      固定堰
長さ     27.50m(固定部 23.50m、可動部 4.00m)
高さ      2.30m
取水位      EL 336.0m
最大取水量      4.439m3/s
取水量     4/11~5/5    0.867m3/s
      5/6~5/20    4.174m3/s 
      5/21~9/10    2.475m3/s
      9/11~翌年4/10 0.227m3/s
管理者      会津美里町(操作受託者:会津宮川土地改良区) 




東北電力(株) 宮川発電所[水 力
所在地:福島県大沼郡会津美里町尾岐窪
運開:1921.6
水路式・流込式
    認可最大出力:820kW   常時出力:440kW
    最大使用水量:1.67m3/s
    有効落差:65.15m
    水車:横軸フランシス水車 出力880kW×1台
    導水路:総延長3373.1m
    流域面積:73.9km2
    取水:宮川、源 太川(源田沢)364.51m
    放水:宮川293.97m

○三貫(さんがん)頭首工[水土里]
型   式: 固定堰
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系宮川
堤   高: 2.2 m
堤   長: 20.8 m
取   水: 左岸、右岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町西尾字川原地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他:

高橋頭首工[水土里
旧堰はいまから約400年前に造られた「柴堰」が始まりで、 その後昭和35年に柴堰を含めた3つ堰を統合して 「大堰」 を潤してきましたが、老朽化が著しい ため、国営会津宮川農業水利事業によって、その旧堰下流約40m 地点に、旧堰の大改修工事として高橋頭首工が建設され ました。高橋頭首工は、新宮川ダムを 新たな水源とし、宮川より取水し高橋左・右岸幹線用水路を経て、水田1,220ha、畑地130haに農業用水を供給すると共に赤沢川にも補給します。
(左岸)福島県大沼郡会津美里町吉田 (右岸)福島県大沼郡会津美里町旭杉原 場 所
長さ     53.50m(可動部)
高さ      2.25m
取水位      EL 275.88m
最大取水量      左岸  2.216m3/s 右岸  2.392m3/s 合計4.608m3/s


左岸 右岸
合計
摘要
4/11~5/5 1.223m3/s 0.718m3/s 1.941m3/s

5/6~5/20 1.689m3/s※ 2.310m3/s 3.999m3/s
※内赤沢川注水用0.053?/s
5/21~9/10 1.082m3/s 1.232m3/s 2.314m3/s

9/11~翌年4/10 0.398m3/s 0.718m3/s 1.117m3/s

管理者      会津美里町(操作受託者:会津宮川土地改良区) 




~氷玉川~

栃沢ダム[便覧] [水土里
河川     阿賀野川水系氷玉川
目的/型式     FA(農地防災(一部かんがい利用)(第1類))/アース
堤高/堤頂長/堤体積     23.7m/150m/127千m3
流域面積/湛水面積     4.8km2 ( 全て直接流域 ) /5ha
総貯水容量/有効貯水容量     376千m3/297千m3
ダム事業者     福島県
本体施工者     佐藤工業(福島)
着手/竣工     /1970
ダム天端標高      EL 371.00m
設計洪水位      EL 367.88m
常時満水位      EL 366.70m(クレスト高)
最低水位      EL 356.80m
かんがい期間      5/17~6/20 用水補給量:用水補給量:0.096m3/s(297,250m3) (※案)
洪水期     7/1~10/31 洪水調節量:297,250m3


○佐布川(さぶかわ)頭首工[水土里]・(氷 玉川合流)
型   式: 可動堰
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系宮川
堤   高: 1.5 m
堤   長: 50.9 m
取 水 口: 左岸、右岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町字宮ノ越地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 


○牛川(うしかわ)頭首工[水土里]
型   式: 可動堰
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系宮川
堤   高: 0.7 m
堤   長: 48.0 m
取 水 口: 左岸、右岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町字中新田地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 


~佐賀瀬川~



大谷地溜池[会 津美里町][遍路
総貯水量: 40.70万m

>アプローチ路はおよそ2kmのダート。[遍路]

二岐ダム [福島県](ふたまた・二岐防災ダム) [便覧][水土里
位置 大沼郡会津美里町佐賀瀬川
目的/型式     FA(農地防災(一部かんがい利用)(第1類))/アース
堤高/堤頂長     30m/123m
流域面積/湛水面積     15.5km2 ( 全て直接流域 ) /8ha
総貯水容量/有効貯水容量     844千m3/826千m3
ダム事業者     福島県
着手/竣工     /1969
かんがい面積      196ha
設計洪水位      EL 377.63m
常時満水位      EL 376.50m
最低水位      EL 358.00m
かんがい期間      5/17~6/20 用水補給量:0.166m3/s(510,000m3)
洪水期     7/1~10/31 洪水調節量:826,850m3

>佐賀瀬川は、ダムサイトの南方7kmの明神嶽(1,074m)に源を発し、多数の支渓を合せて北東に流れ、ダムサイトに至り、更に下流3km付近 で平坦地に入る。この流路延長約15kmで河床勾配は1/40~1/100で屈曲が甚だしい。[水土里]

佐賀瀬(さかせ)頭首工
位置     大沼郡会津美里町佐賀瀬川
長さ     16.15m(可動部)
高さ      1.00m
取水位      EL 276.695m
最大取水量      0.809m3/s
取水量      4/11~5/5     0.108m3/s
       5/6~5/20     0.809m3/s
       5/21~6/20    0.684m3/s
       6/21~9/10    0.449m3/s
       9/11~翌年4/10  0.108m3/s

>佐賀瀬頭首工は大谷地溜池及び二岐防災ダムを水源とし、佐賀瀬川より取水し、佐賀瀬幹線用水路を経て、水田80haに農業用水を供給すると共に、 宮川幹 線用水路と合流(合流位置:3号調圧水槽)し、宮川幹線用水路掛りである水田920ha、畑地190haの農業用水として補給される。

 



(佐賀瀬川合流)

○三五田(さごた)頭首工[水土里]
型   式: 固定堰
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系宮川
堤   高: 1.7 m
堤   長: 79.3 m
取 水 口: 左岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町新屋敷字新田地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 

○栗村(くりむら)頭首工[水土里]
型   式: 固定堰
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系宮川
堤   高: 1.6 m
堤   長: 96.4 m
取 水 口: 左岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町和田目字和泉新田地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 現在改修工事中


○雀林(すずめばやし)頭首工[水土里]
形   式: 落差工利用
河 川 名: 1級河川阿賀野川水系赤沢川
堤   高: -.- m
堤   長: --.-- m
取 水 口: 左岸
所 在 地: 大沼郡会津美里町八木沢字大水口地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 


○横山(よこやま)頭首工[水土里]
形   式: 
河 川 名: (旧宮川)
堤   高: -.- m
堤   長: --.-- m
取 水 口: 左岸
所 在 地: 河沼郡会津坂下町大字羽林地内
管 理 者: 会津宮川土地改良区
そ の 他: 反復利用水を目的とした施設である