~黒川~ 九州電力(株)黒川第一発電所[DB] 水路式・調整池式 最大出力:42,200kW 常時出力:11,600kW 最大使用水量: 20.30m3/s 有効落差: 244.90m 流域面積: 383.0km2 当初運転開始年月 (西暦年.月) 1918.11 現行施設運転開始年月 (西暦年.月) 1975.05 水車:横軸ペルトン・立軸フランシス計2台44,500kW 取水:黒川・下野谷川[計5箇所]462.00m 放水:白川[黒川第二]204.65m 黒川取水堰459m 黒川と下野谷川に計5箇所有るらしいってのがDBの記述なんだけど この堰以外は下野谷すらみつからん。。 川そのものも此処以降は流れが緩やかで新開発出来そうな発電所・取水堰候補地はなし。 |
~白水高原~ 南阿蘇村にある高原である。もともとそういう地名があった風では無いので新しく捏造した地名っぽくはあるけど,白水高原でいいのに長ったらしい珍奇な名前 付けて気持ち悪い駅が南阿蘇鉄道にあった(地震の影響で営業休止中だが未だある)が,要するに地下水が滾々と湧き出る清水の里でそれをアピールしたかった 駅名の様で,今回それを利用した小水力発電が運開したようだ。 あんな長ったらしい名前付けても湧水の里だとは水力発電に興味持つ迄認識して貰えない(名水の地なんて日本中にある)んだから諦めて営業再開時には普通の 名前に改称して欲しい。まあ事情が繋がって個人的にカタルシス(?)は得られたけど。 なお白川本流の水を使うのでは無く湧き出る農業用水を利用するので本流の発電の邪魔はしてないし本流から取水しても大丈夫であろう。 南阿蘇水力発電所[く まもと温暖化対策センター][セキュ リテ][西日本新聞] [朝日新聞] 南阿蘇水力発電(株)(株主:5法人・4個人) 最大出力:199kW 水量:?(0.66m3/s程度?) 有効落差:36m 導水路:約1km 着工/運開:2020.1/2021.4 スキーム:FIT売電。売電収入は年間4600万円の見込み。このうち400万円は利水料(用水の使用料や管理委託料)として、地元農家でつくる久木野村 土地改良区(567人、580ヘクタール)に配分される。 経緯:小水力発電をめぐっては県とNPO法人くまもと温暖化対策センターが県小水力発電研究会を設け、2009年から事業候補地を検討。県内36カ所の候 補地から第1号として南阿蘇村久木野地区を選んだ。2013年に5法人と4個人が南阿蘇水力発電株式会社を設立、14年に事業認可された。日本大震災後に 太陽光発電施設が急増して送電トラブルが生じていたほか、16年の熊本地震などの影響で着工が遅れ20年1月になった。南阿蘇水力発電株式会社に参画して いる熊本利水工業によると、小水力発電は南阿蘇村に続いて大津町と山都町(2カ所)でも設置が予定されているとのこと。 ![]() ちょっと上流の川 が十字になってる辺り(ggl空撮)からも取水出来ると良さそうだけど此処らでも部分的に372.2mと取水工よりも低い標高になってる箇所があ る。。けどまあ行けそうではある。 水量倍増ぐらい出来るのでは無いか?少なくとも1.0m3/s程度に出来て300kW位には出来そう。 |