~柴木川~ 【増強案】樽床ダム(たるとこ) ▲ 河川 太田川水系柴木川 目的/型式 P[柴木川第一・7.0m3/s]/重力式コ ンクリート 堤高/堤頂長 42m/261.2m 流域面積/湛水面積 46.3km2(直接:39.5km2 間接:6.8km2[沢・谷・沢] ) /180ha 総貯水容量/有効貯水容量/満水位 2060.0万m3/1750.0万m3/750.0m ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1957 <三段峡>…樽床もこんな所にと思ったが,三段峡もここなのか!
中国電力株式会社 柴木川第一発電所[水 力][DB] ▲ 昭和31(1956)年 2月:着工 昭和32(1957)年10月:運用開始 ダム水路式・貯水池式 認可最大出力:24,000kW 常時出力: 6,600kW[27.4%](運開当時7,000kW) 最大使用水量:7.00m3/s[1.77] 有効落差:403.80m 水車:横軸二輪四射(二射×2)ペルトン水車 出力26600kW×1台 導水路:総延長6718.3m 放水路:総延長91.8m 流域面積:39.50m3/s 取水:柴木川[樽床ダム] 1箇所(途中取水無し) 750.00m 放水:柴木川[柴木川ダム]329.10m 柴木川ダム(しばきかわ) [便覧] ▲ 河川 太田川水系柴木川 目的/型式 P[柴木川第二10.0m3/s]/重力式コ ンクリート 堤高/堤頂長 15.5m/104.9m 流域面積/湛水面積 98.5km2 ( 全て直接流域 ) /7ha 総貯水容量/有効貯水容量 /満水位 23.1万m3/14.5万m3 / 326.0m ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1954 |
【土居発電所改良(案)】 ▲ 土居発電所は立岩ダムから24m3/sの水で打梨発電所が23.6MWの電力を叩き出した後に逆調整で貯められて均された鱒溜ダムの水で発電するタイプの 様である。 その為に使用水量も7.6m3/sと激減してしまっているが,代わりに常時出力の高さにその辺の運用は顕れている様に見える。 今倍の15m3/s程度使えると出力も倍増出来る。調整力を稼ぐことが可能になる。 土居発電所[→本流篇] △ ダム水路式・調整池式 認可最大出力:16,400kW[+8.2MW] 常時:4,400kW[26.8%] 最大使用水量:15.0m3/s[+7.40m3/s] 有効落差:129.60m 水車:横軸フランシス水車 出力8470kW×1台 導水路:総延長4318.4m 放水路:総延長243.95m 流域面積:146.81km2 取水:太田川[鱒溜ダム]375.09m 放水:太田川[正地取水堰堤→吉ヶ瀬発電所]244.05m (→下流に逆調整池が21.5 万m3分程必要) 【柴木川第二尖頭化】 柴木川第二発電所[→本流篇] ダム水路式・調整池式 認可最大出力:13,200kW[+6.6MW] 常時出 力:1,700kW 最大使用水量:10.00m3/s 有効落差:76.70m 水車:立軸フランシス水車 出力6860kW×1台 導水路:総延長4308.5m 流域面積:98.45平方キロメートル 取水:柴木川[柴木川ダム]・板ヶ谷川 326.0m 放水:太田川[正地取水堰堤→吉ヶ 瀬発電所]244.60m(→下流に逆調整池が14.5万m3分程 必要) 土居と柴木川の調整電源化で下流に36万m3程の逆調整池が必要と なる。 正地取水堰堤[→本流篇] 目的:発電(吉ヶ瀬発電所・不明(最大20m3/s)) 取水:寺領川(導水)・土居発電所(14.0m3/s・ 244.05m)・柴木川第二(1955・10.00m3/s・ 244.60m) ダム所有者 中国電力 流域面積 (km2) 273.0 貯留量:V=11.7万 m3 /満水位:245.00m 39,000m2程の貯水池が取れそう。満水位を346mとして,利用水深3m程度でV=11.7万m3程 の小さい逆調整池が出来る(全然足りんw)。 水面下の放水となる土居と柴木川第二には松二の様な対策が必要かも。 正地堰堤から吉ヶ瀬発電所の途中の田ノ尻の谷に良さそうな場所発見。同じく利用水深3m程で24.8万m3。合 計で36.5万m3, 気合いで確保(笑)。吉ヶ瀬の上部水槽迄別の水路7099.5mは完全に新規で建設し直す必要あるかも。。 |
~滝山川~ ▲ 王泊(おうどまり)ダム[便覧][wiki] ▲ 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長 74m/155m 流域面積/湛水面積 172.2km2 ( 直接:123.7km2 間接:48.5km2 ) /144ha 総貯水容量/有効貯水容量 3110.0万m3/2610.0万m3 ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1958 >太田川水系で最も早く建設されたダムで、太田川本川の立岩ダム、柴木川の樽床ダムと共に「太田川三ダム」と総称されている。[wiki] 王泊ダム(1958竣工・V=2610万m3)を水源に下山発電所(1934竣工・ 5.0m3/s・503.40m)・滝山川発電所(1959運開・19m3/s・ 532.50m)となってて,随分取水位が違う。。 常願寺の真川みたいに貯水池(此処では王泊)の水位が低くても発電出来ると云うことかも知れないけど,先ずは今はダム湖底の503m地点で取水してたのが ダムが出来て水没,大佐川からも取水している下山発電所は取水位上げる訳にも行かず503mから取水。 滝山川はダムとの接続を考えて建設されたがダムが1年先行して竣工した。という感じかと思ったが,水力さんによると滝山川発電所は嘗てもっと取水位が低 かったりと今とは大部違って居たらしい。詳細は現時点で未解明。。 ググって見ると直ぐにwikiが引っ掛かった。 >その嚆矢として建設されたのが王泊ダムで、1935年(昭和10年)に完成した。当時は比較的小規模なダムであったが、戦後滝山川発電所の出力増 強を図るべく中国電力株式会社はダムの嵩上げ工事を1956年(昭和31年)より1年間を掛けて施工。1957年(昭和32年)にダム再開発事業を完了し た。 多分1935年に下山発電所と同時期に完成した王泊ダム(元)の満水位が503mだったが,1957に嵩上げ工事が完成,下山の水位は大佐川からの取水も あるので上げられず,滝山川発電所を大改造して新しい満水位に接続した感じの様だ。
中国電力株式会社 下山発電所[水 力][DB] 所有:広島電氣株式会社[運開] 昭和 9(1934)年11月 :運用開始 水路式(以前はダム水路式)・調整池式(以前は貯水池式) 認可最大出力:3,600kW 常時出力: 0kW 最大使用水量:5.00m3/s 有効落差:86.27m 水車:立軸フランシス水車 出力3740kW×1台 導水路:総延長2571.3m 放水路:総延長63.3m 取水位標高:503.40m 放水位標高:413.13m 流域面積:227.08km2 取水:松原川・大佐川[大佐川調整池堰堤]・こ こら?,滝山川[王泊ダム]他 7箇所 503.40m 放水:滝山川[榎の平取水堰堤(→加計発電所)]413.13m
中国電力株式会社 滝山川発電所[水 力] ▲ 着手?:広島電氣株式会社 昭和34(1959)年1月:運用開始 ダム水路式(当初は水路式)・貯水池式(当初は流込式) 認可最大出力:51,500kW(当初は15,000kW) 常時出力:14,800kW[] 最大使用水量:19.00m3/s 有効落差:314.40m(当初は217.55m) 水車:立軸フランシス水車 出力53200kW×1台 導水路:総延長7320.0m 放水路:幅7.00m×高4.20m、総延長118.0m 流域面積:123.70km2 取水:大佐川→滝山川[王泊ダム]→桧川、他532.50m 放水:滝山川[滝本ダム]203.0m 滝本ダム[DB] 目的/型式 P[滝本発電所16.0m3/s] /重力式コンクリート 堤高/堤頂長 14.70m/156.40m 流域面積/湛水面積 277.2km2 /0.1km2 総貯水容量/有効貯水容量 27.0万m3/24.0万m3 ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 / 貯水池名称 滝本調整池 (貯水池) 最高水位 (m) 207.00 (貯水池) 最低水位 (m) 200.00 (貯水池) 利用水深 (m) 7.00 取水:滝山川[温井発電所3.0m3/s・滝山川発電所19.0m3/s] 中国電力株式会社 滝本発電所[水 力] ▲ 昭和34(1959)年6月:運用開始 ダム式・調整池式 認可最大出力:2,000kW 常時出力: 750kW[15.0%] 最大使用水量:16.00m3/s 有効落差:16.80m 水車:立軸カプラン水車 出力2200kW×1台 放水路:総延長506.5m 流域面積:249.30km2 取水:滝山川[滝本ダム]207.00m 放水:滝山川[安野発電所]189.40m 中国電力株式会社 加計発電所[水力] 昭和5(1930)年4月:運用開始 水路式・調整池式 認可最大出力:164,00kW 常時出力: 0kW 最大使用水量:8.90m3/s 有効落差:216.80m 水車:立軸フランシス水車 出力16900kW×1台 導水路:総延長6559.4m/ 放水路:総延長427.1m 流域面積:224.80km2 取水:滝山川[榎の平取水堰堤]・桧谷川・猪山(いのしやま)川・沢(名称不明)411.62m 放水:滝山川[安野発電所滝山川取水堰堤]188.53m 滝山川取水堰堤 目的:発電(安野発電所) 取水:滝山川[滝本発電所(1959・16.00m3/s・ 189.40m) or 加計発電所(1930・8.90m3/s・ 188.53m)] 流域面積 (km2) 277.9 (ダム) 型式 コンクリート・重力式 (ダム) 堤高 (m) 5.40 (ダム) 堤頂長 (m) 68.50 (ダム) 堤頂幅 (m) 10.60 (ダム) 堤体積 (m3) 1,790 |
~水内川~ |
~高山川~ 宇賀ダム[場 所][便覧] △ 目的/型式 P/重力式コンクリート 堤高/堤頂長 31.5m/108m 流域面積/湛水面積 489.5km2 ( 直接:13km2[高山川] 間接:476.5km2[吉ヶ瀬発電所・水内川]) /8ha 総貯水容量/有効貯水容量/取水位 903千m3/41.0万m3/115.5m ダム事業者 中国電力(株) 着手/竣工 /1959 送水:間野平発電所33.0m3/s |