電力総研 水力あ れこれ(山陽)・西瀬戸内
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
23.8.15運開
太田川の水発(本流系統篇)
開 発(案)篇はこちら

広島県,安芸国を代表する大河川,太田川である。県下には三原の沼田川(2級河川だけど) や福山の芦田川,ぎり広島県の大竹には小瀬川=未もある。

中国電の巨大発電所と小水力が入り組んでて面倒臭くて食指が動かなかったが先ずは小水力を切る形で主要部分を抽出してみる。小水力などは別頁に纏めてみる =未

(源流)─【上流部開発(案)】立岩ダム──打梨発電所──鱒溜ダム【ダム改良案】──(柴木川:樽床ダム柴木川第一柴木川ダム)柴木川 第二土居発電所【発電所改良案】──(滝山川:(源 流)─王泊ダム下山発電所温井ダム温井ダム改良(案)温井発電所滝山川発電所滝本発電所加計発電所[→安野]─)─[筒賀川→吉ヶ瀬発電所[滝山川→]安 野発電所津伏堰堤・(宇賀ダム)─間野平(間ノ平)発電所太田川発電所(根ノ谷川[→別頁=未]:南原発電所[揚水]・[江 の川→]可部発電所)──[広島市街・三角州]─(河口・瀬戸内海)

大きいやつと宣言したものの滝山川には中途半端な大きさのも結構合って小水力は余りなく,結局結構沢山である,,頑張って纏めて見る。

太田川:発電利用と減水区間(鱒溜ダム・柴木川ダムと云った逆調整池は載ってないという事らしい)
出典:国交省

出典:国交省

~沿川風景~           
【源流部開発(案)】
現在,最深部は立岩ダムで満水位508.67m・流域面積は129.6km2と柴木川樽床ダムなんかと比べても未だ上を追えそうである(実際に流域面積63km2の地点を取水点に小水力発 電所が立地したりしている。)。

立岩(たていわ)ダム[便覧]   
河川     太田川水系太田川
目的/型式     P[打梨発電所24.00m3/s]/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     67.4m/179m
流域面積/湛水面積     129.6km2 ( 全て直接流域 ) /89ha
総貯水容量/有効貯水容量/満水位     1720.0万m3/1510.0万m3/508.67m
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1939


中国電力株式会社 打梨発電所[水力」     
    所有:広島電氣株式会社
    昭和14(1939)年7月  :運用開始
ダム水路式・貯水池式
    認可最大出力:23,600kW      常時出力: 3,800kW
    最大使用水量:24.00m3/s[1.85]
    有効落差:112.42m
    水車:立軸フランシス水車×3台 総出力25650kW
    導水路:総延長2846.3m /    放水路:総延長366.9m
    流域面積:129.55平方キロメートル
    取水:太田川[立岩ダム]508.67m
    放水:太田川[鱒溜ダム]380.83m

鱒溜ダム [広島県](ますだまり) [便覧]    
河川     太田川水系太田川[打梨発電所(24.0m3/s)
目的/型式     P[土居発電所7.6m3/s]/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     19.2m/98m
流域面積/湛水面積     146.8km2 ( 全て直接流域 ) /9ha
総貯水容量/有効貯水容量/満水位     45.5万m3/21.5万m3/375.09m
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1938

現状,鱒溜ダムは24m3/sの打梨の水を均して絞って土居の7.6m3/sにする逆調整池機能をV=21.5万 m3で行っている様だ。
(24m3/s-7.6m3/s=)13.6m3/sを21.5万トンで可能とみるべきか?4h10m程貯められる事になる。[→柴木川ダムも参照

【鱒溜ダム改良(案)】
上の打梨発電所の放水位380mに対して下の土居発電所の取水位は375mであり,5m程残余がある。
鱒溜ダムを嵩上げして鱒溜ダムの水で土居発電所の容量を増大させる余地がありそうな気がする。[→こちらで検討=未]


~柴木川~

樽床ダム(たるとこ)[便覧]  
河川     太田川水系柴木川
目的/型式     P[柴木川第一・7.0m3/s]/重力式コ ンクリート
堤高/堤頂長     42m/261.2m
流域面積/湛水面積     39.5km2 ( 全て直接流域 ) /180ha
総貯水容量/有効貯水容量/満水位     2060.0万m3/1750.0万m3/750.0m
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1957

<三段峡>…樽床もこんな所にと思った[→TW] が,三段峡もここなのか!

中国電力株式会社 柴木川第一発電所[水 力][DB]    
    昭和31(1956)年 2月:着工    昭和32(1957)年10月:運用開始
ダム水路式・貯水池式
    認可最大出力:24,000kW   常時出力: 6,600kW[27.4%](運開当時7,000kW)
    最大使用水量:7.00m3/s[1.77]
    有効落差:403.80m
    水車:横軸二輪四射(二射×2)ペルトン水車 出力26600kW×1台
    導水路:総延長6718.3m    放水路:総延長91.8m
    流域面積:39.50m3/s
    取水:柴木川[樽床ダム]750.00m
    放水:柴木川[柴木川ダム]329.10m

DBによれば一箇所しか取水先がないとのこと。こ ここ こで取水出来そうな感じはするんだけど。。
調べて見たが面積的には狭い。。でも20%近く面積増やせると思えば魅力ではないか?


柴木川ダム(しばきかわ) [便覧]  
河川     太田川水系柴木川[柴木川第一20.0m3/s]
目的/型式     P[柴木川第二10.0m3/s]/重力式コ ンクリート
堤高/堤頂長     15.5m/104.9m
流域面積/湛水面積     98.5km2 ( 全て直接流域 ) /7ha
総貯水容量/有効貯水容量 /満水位      23.1万m3/14.5万m3 / 326.0m
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1954

現状,柴木川ダムは20m3/sの柴木川第一の水を均して絞って柴木川第二の10m3/sにする逆調 整池機能をV=14.5万m3で行っている様だ。
(20m3/s-10m3/s=)10m3/sを14.5万トンで可能とみるべきか?4h程貯められる事になる。[→鱒溜ダム参照


【土 居発電所改良(案)】    
土居発電所は立岩ダムから24m3/sの水で打梨発電所が23.6MWの電力を叩き出した後に逆調整で貯められて均された鱒溜ダムの水でゆる~く発電する タイプの様である。
使用水量も7.6m3/sと激減してしまっている。これが倍の15m3/s程度使えると出力も倍増出来るんだけどねぇ~。一旦此処で逆調整してベース的に 発電するのと調整力として待ち構えるのとどちらがいいだろうか?

中国電力株式会社 土居発電所[水力]     
    昭和13(1938)年11月:運用開始
ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:8,200kW      常時出力:4,400kW[53.6%]
    最大使用水量:7.60m3/s[0.52]
    有効落差:129.60m
    水車:横軸フランシス水車 出力8470kW×1台
    導水路:総延長4318.4m     放水路:総延長243.95m
    流域面積:146.81km2
    取水:太田川[鱒溜ダム]375.09m
    放水:太田川[正地取水堰堤吉ヶ瀬発電所]244.05m

中国電力株式会社 柴木川第二発電所[水 力
    昭和28(1953)年11月:着工    昭和30(1955)年 2月:運用開始
ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:6600kW(運開当時6400kW)      常時出力:1700kW(運開当時200kW)
    最大使用水量:10.00m3/s
    有効落差:76.70m
    水車:立軸フランシス水車 出力6860kW×1台
    導水路:総延長4308.5m
    流域面積:98.45平方キロメートル
    取水:柴木川[柴 木川ダム・板ヶ谷川 326.0m
    放水:太田川[正地取水堰堤吉ヶ瀬発電所]244.60m
 
正地取水堰堤[DB
目的:発電(吉ヶ瀬発電所・不明(最大20m3/s))
取水:寺領川(導水)・土居発電所(1938・7.60m3/s・ 244.05m)・柴木川第二(1955・10.00m3/s・ 244.60m)
 ダム所有者             中国電力
  流域面積     (km2)       273.0
  (ダム) 型式             コンクリート・重力式
  (ダム) 堤高     (m)       5.10
  (ダム) 堤頂長     (m)       81.80
  (ダム) 堤頂幅     (m)       14.00
貯留量:(記載無し) /取水位:243.00m


~滝山川~    


王泊(おうどまり)ダム[便覧][wiki]     
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     74m/155m
流域面積/湛水面積     172.2km2 ( 直接:123.7km2 間接:48.5km2 ) /144ha
総貯水容量/有効貯水容量     3110.0万m3/2610.0万m3
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1958

>太田川水系で最も早く建設されたダムで、太田川本川の立岩ダム、柴木川の樽床ダムと共に「太田川三ダム」と総称されている。[wiki]

王泊ダム(1958竣工・V=2610万m3)を水源に下山発電所(1934竣工・ 5.0m3/s・503.40m)・滝山川発電所(1959運開・19m3/s・ 532.50m)となってて,随分取水位が違う。。
常願寺の真川みたいに貯水池(此処では王泊)の水位が低くても発電出来ると云うことかも知れないけど,先ずは今はダム湖底の503m地点で取水してたのが ダムが出来て水没,大佐川からも取水している下山発電所は取水位上げる訳にも行かず503mから取水。
滝山川はダムとの接続を考えて建設されたがダムが1年先行して竣工した。という感じかと思ったが,水力さんによると滝山川発電所は嘗てもっと取水位が低 かったりと今とは大部違って居たらしい。詳細は現時点で未解明。。

ググって見ると直ぐにwikiが引っ掛かった。
>その嚆矢として建設されたのが王泊ダムで、1935年(昭和10年)に完成した。当時は比較的小規模なダムであったが、戦後滝山川発電所の出力増 強を図るべく中国電力株式会社はダムの嵩上げ工事を1956年(昭和31年)より1年間を掛けて施工。1957年(昭和32年)にダム再開発事業を完了し た。

多分1935年に下山発電所と同時期に完成した王泊ダム(元)の満水位が503mだったが,1957に嵩上げ工事が完成,下山の水位は大佐川からの取水も あるので上げられず,滝山川発電所を大改造して新しい満水位に接続した感じの様だ。

~大佐川~

大佐川調整池ダム[場 所][DB
目的:発電[下山発電所
  ダム所有者             中国電力
  (ダム) 型式             コンクリート・重力式
  (ダム) 堤高     (m)       14.90
  (ダム) 堤頂長     (m)       35.70
  (ダム) 堤頂幅     (m)       11.92
  (ダム) 堤体積     (m3)       3,000
  (貯水池) 利用水深     (m)       6.70
取水:大佐川・松原川(導水)
送水:下山発電所

中国電力株式会社 下山発電所[水 力][DB
    所有:広島電氣株式会社[運開]
    昭和 9(1934)年11月  :運用開始
水路式(以前はダム水路式)・調整池式(以前は貯水池式)
    認可最大出力:3,600kW      常時出力:  0kW
    最大使用水量:5.00m3/s
    有効落差:86.27m
    水車:立軸フランシス水車 出力3740kW×1台
    導水路:総延長2571.3m    放水路:総延長63.3m
    取水位標高:503.40m
    放水位標高:413.13m
    流域面積:227.08km2
    取水:松原川・大佐川[大佐川調整池堰堤]・こ こら?,滝山川[王泊ダム]他 7箇所 503.40m
    放水:滝山川[榎の平取水堰堤(→加計発電所)]413.13m



温井(ぬくい)ダム[便覧]   
目的/型式     FNWP/アーチ
堤高/堤頂長     156m/382m
流域面積/湛水面積     253km2 ( 全て直接流域・但し内123.70km2じゃ滝山川発電所が利用してるので残りは129.3km2 ) /160ha
総貯水容量/有効貯水容量     8,200.0万m3/7,900.0万m3
ダム事業者     中国地方整備局
着手/竣工     1974/2001

【温 井ダム増強】
前後の水発と比べると遥か後年に建設された温井ダムであるがそれに伴い建設された温井発電所も現状,孤立した発電所となっており,水量も容量も小さい。
尖頭発電所を設置して下流の手頃な規模の滝本ダム(V=24.0万m3)を逆調整池として使えば良い。
5.0km程度の導水路建設で深 山(みやま)川寺 領川(そ の支流)から取水出来る。2.9kmで安 中(あんじゅう)の沢からも取水出来る。[→こちらで検討

中国電力株式会社 温井発電所[水力]    
平成13(2001)年3月:運用開始
ダム式・貯水池式
    認可最大出力:2,300kW      常時出力:   0kW
    最大使用水量:3.00m3/s
    有効落差:93.60m
    水車:横軸フランシス水車 出力2400kW×1台
   流域面積:253.00平方キロメートル
    取水:滝山川[温井ダム]351.70m
    放水:滝山川249.60m

折角なら発電所を滝本ダム湖畔に建設すれば良かったのに。。
有効落差がもう40m程延びて出力も一寸だけ増えた。[→こちらで検討

中国電力株式会社 滝山川発電所[水 力]   
着手?:広島電氣株式会社
昭和34(1959)年1月:運用開始
ダム水路式(当初は水路式)・貯水池式(当初は流込式)
    認可最大出力:51,500kW(当初は15,000kW)      常時出力:14,800kW[]
    最大使用水量:19.00m3/s
    有効落差:314.40m(当初は217.55m)
    水車:立軸フランシス水車 出力53200kW×1台
    導水路:総延長7320.0m    放水路:幅7.00m×高4.20m、総延長118.0m
    流域面積:123.70km2
    取水:大佐川→滝山川[王泊ダム]→桧川、他532.50m
    放水:滝山川[滝本ダム]203.0m

滝本ダム[DB
目的/型式     P[滝本発電所16.0m3/s] /重力式コンクリート
堤高/堤頂長    14.70m/156.40m
流域面積/湛水面積     277.2km2 /0.1km2
総貯水容量/有効貯水容量     27.0万m3/24.0万m3
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /
貯水池名称             滝本調整池
(貯水池) 最高水位     (m)       207.00
(貯水池) 最低水位     (m)       200.00
(貯水池) 利用水深     (m)       7.00

中国電力株式会社 滝本発電所[水 力]   
    昭和34(1959)年6月:運用開始
ダム式・調整池式
    認可最大出力:2,000kW    常時出力: 750kW[15.0%]
    最大使用水量:16.00m3/s
    有効落差:16.80m
    水車:立軸カプラン水車 出力2200kW×1台    放水路:総延長506.5m
    流域面積:249.30km2
    取水:滝山川[滝本ダム]207.00m
    放水:滝山川[安野発電所]189.40m

中国電力株式会社 加計発電所[水力
所在地:広島県山県郡安芸太田町加計
    昭和5(1930)年4月:運用開始
水路式・調整池式
認可最大出力:164,00kW      常時出力:  0kW
最大使用水量:8.90m3/s
有効落差:216.80m
    水車:立軸フランシス水車 出力16900kW×1台
導水路:総延長6559.4m/    放水路:総延長427.1m
流域面積:224.80km2
    取水:滝山川[榎の平取水堰堤]・桧谷川・猪山(いのしやま)川・沢(名称不明)411.62m
    放水:滝山川[安野発電所]188.53m



中国電力株式会社 吉ヶ瀬発電所[水 力]   
昭和19(1944)年4月:運用開始
水路式・流込式
   認可最大出力:18,900kW      常時出力: 9,500kW[50.3%]
    最大使用水量:20.00m3/s
    有効落差:114.08m
    水車:立軸フランシス水車×2台 総出力22000kW
    導水路:総延長7099.5m    放水路:総延長282.3m
    流域面積:333.50km2
    取水:太田川[正地取水堰堤土居発電所(7.60m3/s)・柴木川第二(10.00m3/s)]・ 筒賀川 243.00m
    放水:太田川[間野平発電所119.70m

間野平だけでは無く安野も二重構造の様である。。先ずは加 計発電所と繋いで,後から運開の滝本発電所建設時に増設した感じかな?そしてここと吉ヶ瀬の放水位の二重構造が野間平の二重構造に影響している様であっ た。二重構造の二重構造である。ややこしくて着手に手間取る訳だ。。
数mの落差を無駄にしないともいえるし,それだけ余分に資本設備を積み増しているとも云える。。

中国電力株式会社 安野発電所[水力] [DB]    
昭和21(1946)年12月:運用開始
水路式・流込み式
認可最大出力:13,600kW     常時出力: 4,800kW[35.3%]
最大使用水量:14.15m3/s / 11.00m3/s
有効落差:64.78m / 64.71m
水車:立軸フランシス水車 出力6400kW×1台、8000kW×1台
導水路:総延長7669.0m/    放水路:総延長294.5m
流域面積:307.00km2
取水:滝山川[滝本発電所(1959・16.00m3/s・189.40m)]・滝山川[加計発電所(1930・8.90m3/s・188.53m)]・丁川 3箇所 186.70m
放水:太田川[野間平発電所]114.17m

【間野平】  
間野平発電所はなんか二つ似た様な値が書かれていて良く判らんw…と探して見付けたのが冒頭の地図である。  

>この発電所は宇賀ダム経由と津伏堰堤から宇賀ダム前の水路橋経由の2系統で発電所まで送られて来た水の落水で発電しているそうです。[歴史さんぽ
>こちらには有効落差に差がある2系統の水車がありまして、吉ヶ瀬発電所~水内川~宇賀ダム経由と安野発電所~津伏堰堤~宇賀ダム前の水管橋経由と なっています。水圧鉄管も見えてる分と埋設分とあるそうです。[ひろし

訳判らんかったのはこの2系統があった為だったのだ。更に接続する吉ヶ瀬発電所・安野発電所に加え,取水や調整の為の津伏堰堤や宇賀ダム等を含めて輻輳し ている。

~水内川~



津伏堰堤
取水:太田川[安野発電所
送水:宇賀ダム(→間野平発電所)

~高山川~

宇賀ダム[場 所][便覧]    
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     31.5m/108m
流域面積/湛水面積     489.5km2 ( 直接:13km2[高山川] 間接:476.5km2[吉ヶ瀬発電所・水内川]) /8ha
総貯水容量/有効貯水容量/取水位     903千m3/41.0万m3/115.5m
ダム事業者     中国電力(株)
着手/竣工     /1959
送水:間野平発電所33.0m3/s


中国電力(株) 間野平(間ノ平)発電所[DB] [水 力]   
発電所諸元(旧発電所/新発電所)
運開:1925.5[広島電氣(株)(太田川発電所)]
水路式/ダム水路式・流込み式/調整池式
認可最大出力:24,500kW(9,500/15,000kW)      常時出力: 7,400kW[30.2%]
最大使用水量:25.00m3/s/33.00m3/s 合計58.0m3/s
有効落差:46.10/53.105m
水車:立軸カプラン水車 出力9900kW×1台/立軸フランシス水車 出力16300kW×1台
導水路:総延長7308.9m(新発電所?)、主要導水路 口径4.00m、延長5747.6m(旧発電所?)
取水位標高:115.5/108.92m
放水位標高:60.66/60.57m
流域面積:843.00/156.00(内、宇賀ダム直接流域13.00)平方キロメートル
取水:太田川[津伏堰堤(安野発電所(1946・ 25.15m3/s)・水内川出合)]/ 太田川[吉ヶ瀬発電所(1944・20.00m3/s)]・水内川[堰 堤]・高山川[宇賀ダム108.92m115.5m
放水:太田川[太田川発電所

野間平発電所58m3/sに対して50m3/sしかない。

中国電力株式会社 太田川発電所[水 力]   
    昭和36(1961)年11月:運用開始
水路式・流込式
    認可最大出力:16400kW      常時出力: 7300kW
    最大使用水量:50.00立方メートル毎秒
    有効落差:39.12m
    水車:立軸カプラン水車 出力17200kW×1台
    導水路:総延長10821.7m
    放水路:幅11.00m×高6.50m、総延長380.2m
    流域面積:894.00平方キロメートル
    取水:間野平発電所 60.38m
    放水:太田川12.55m→流石にこれで最後だw

(三篠(みささ)川・根谷川)


高瀬堰[こ れ?


[広島市街地・三角州]

(河口・瀬戸内海)