プラント名称 | 出力 (MW) |
主蒸気圧力 (kg/cm2) |
主蒸気温度 (℃) |
再熱蒸気 温度(℃) |
運開年度 |
その他・備考 |
|
中部電力 | 碧南3号 | 700 | 246 | 538 | 593 | 1993 | |
北陸電力 | 七尾太田1号 | 500 |
246 |
566 |
593 |
1993 |
|
東北電力 | 能代2号 | 600 |
246 |
566 |
593 |
1994 |
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相馬共火 | 新地1号 | 1000 |
246 |
538 |
566 |
1994 |
|
九州電力 | 苓北1号 | 700 |
246 |
566 |
566 |
1995 |
|
相馬共火 | 新地2号 | 1000 |
246 |
538 |
566 |
1995 |
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電源開発 | 松浦2号 | 1000 |
246 |
593 |
593 |
1997 |
|
中国電力 | 三隅1号 | 1000 |
250 |
600 |
600 |
1998 |
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東北電力 | 原町2号 | 1000 |
250 |
600 |
600 |
1998 |
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電源開発 | 橘湾1号 | 1050 | 255 |
600 |
610 |
2000 |
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東京電力 | 常陸那珂1号 | 1000 |
250 |
600 |
600 |
2002 |
|
電源開発 |
磯子新1号 |
600 |
2002 |
||||
磯子新2号 |
600 |
2009.7 |
地球温暖化対策に貢献する高効率発電 出典:電源開発 温室効果ガスのCO2を削減するためには、省エネルギーの他に、効率的に電気をつくり、化石燃料の使用量を減らすことが必要です。燃焼によって発生するCO2は同じ電気をつくる場合、石炭は天然ガスと比べると2倍近くになりますが、日本の石炭火力は蒸気タービンの圧力や温度を超々臨界圧(USC※)という極限まで上昇させる方法で、欧米やアジア諸国に比べ高い発電効率を実現しています。 仮に日本のベストプラクティス(最高水準性能)を排出の多い米国、中国、インドに適用した場合には、日本のCO2総排出量より多い約12億t-CO2の削減効果があると試算されています。 J-POWERの石炭火力発電設備は、最先端技術の開発に自ら取り組み、積極的に採用してきたことにより、世界最高水準の熱効率を達成しています。 ※Ultra-Super Critical 各国の石炭火力発電の熱効率推移 ![]() ※出典:Ecofys International comparison of fossil power efficiency 2016 |
運営会社 | 発電所名 | 号機 | 出力 (MW) |
熱効率 (%) |
蒸気圧力 (MPa) |
主蒸気温度 (℃) |
再熱蒸気温度 (℃) |
ガスタービ 入口温度(℃) |
営業運転開始 | 備考 |
北海道電 力 | 苫東厚真発電所 | 3号機 | 85 |
40.1 |
16.6 | 566 | 538 |
約830 |
1998年3月 | 2005年10月廃止 |
中国電力 | 大崎発電所 | 1-1号機 | 259 |
41.5 |
16.6 |
566 |
593 |
約840 | 2000年11月 | 2011年10月休止 |
九州電力 | 苅田発電所 | 新1号機 | 360 |
42.8 |
24.1 |
566 |
593 |
約850 | 2001年7月 |
設置 |
場所 |
定格出力 (MW) |
運転開始 年月日 |
熱効率 |
|
クリーンコールパワー研究所 →東電勿来発電所10号機 |
福島県いわき市 常磐共同火力発電所内 |
250 |
2013.4.1 |
42.4% [LHV] |
電力各社によって設立。 実証実験終了後は,実証設備は商用化され,同研究所も常磐共同火力に合併された。 |
大崎クールジェン |
広島県 |
166 |
50%目標 |
13年3月に中国電力の大崎発電所(広島県)に石炭と酸素を使い水素な
どのガスを作る、石炭ガス化複合発電(IGCC)設備を建設する計画で、発電効率50%を目指す。>>478 電開は中国電力と共同開発を進める石炭ガス化複合発電(IGCC)で、生成したガスの用途を発電以外に広げるため、鉄鋼、化学、ガス、石油業界と 共同で研究を始めることを明らかにした。>>574 IGFCとCO2分離・回収を組み合わせたゼロエミッション石炭火力 発電の実現を目指す目的で経済産業省の補助事業である「石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」として実施されるプロジェクト>>HP |
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東電→勿来IGCCパワー |
勿来発電所内 |
540 | 2020.9 |
48%[LHV] |
世界最新鋭の石炭火力発電所プロジェクト>>2244 |
東電→広野IGCCパワー |
広野発電所内 |
540 |
2021.9 | 48%[LHV] |
世界最新鋭の石炭火力発電所プロジェクト>>2244 |