農業用水の水源は、正木ダムです。正木ダムで取水された水は、発電と共同で導水トンネルを通り分
水口まで流れていきます。 ここで発電用とかんがい用に分かれ、かんがい側に流れ込んだ水(最大 0.37㎥/sec)はろ過池を経て、勝浦川の南北に幹線水路を施工し、下記の県営畑地帯総合土地改良事業の基幹施設となるものです。[水土里] 北部幹線水管橋(φ600)
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~立川(たずかわ)~ なんか東北弁みたいな発音の立川。辷 谷(すべりだに)なんて地名もある。地質は悪いのかも知れない。 山の中の道をうねうねして行くとダムというかこぶりな取水堰堤が現れる。右はアップ。 入口付近 読みにくいが公示の看板には魚の種類は"あめご・うなぎ・こい"となっていて,看板には徳島県企業局勝浦発電所立川支水路とある。この支水路という 表現は川口ダムの赤松川支水路と同じで徳島県企業局の命名法なので あろう。 立川ダム・立川支水路 西岸に取水施設はあった。発電所は東側にあるのであるが。この下地中深くで合流する様だ。 電柱が写り込んでいるが,この上流に殆ど廃村と思われる奥立川の聚落があり,その辺りは恐竜の化石が出たようで恐竜の里とかいう看板が出てる(調べるとこ んなブログとか引っ掛かる。四国で初めて恐竜の化石が発見された地とのこと。"西南日本外帯からの恐竜化石の報告は,陸成 層が豊富な内帯に比べ非常に少ない"の(で貴重なの)だそうな[辻 野他(2020)])けど,こんなのなら無い方がマシなのではないかというような恐竜の置物(そこそこでかい)が薄暗い林(多分退去時に杉を植林 したのであろう)の中に置かれていた。 古い地層が露頭している場所らしい。 こ の辺で未舗装になったので引き返してきたが,手前の橋を渡る方が正解だったらしい。 引き替えし点から見たその「手前の橋」の遠景。この奥には勝 浦町不燃物処理場などあるようであった。いずれにせよこの様なNIMBYが置かれてると云う事は殆ど無人地帯で反対者が出なかったということでも あろう。 立川堰堤をハイダム化して貯留量増やして発電量増やしたり出来るかも知れない。但し潜在的には恐竜の骨が沈んでしまいはするか。。 電線はこの山奥にも引かれてたけど人が住んでそうなのは口 立川のこの辺迄であった。 その後,Gストビューは可成り頑張って狸 谷(まにだに)の奥のヘアピン(地理院)の更に奥 迄入り込み(Gst),こ の辺迄バイクで進入(Gst)している。このまま進めば正木ダム側へ抜けられたかも知れないがグーグルカー…ならぬグーグルバイクも断念してるの で我がエアロ付きの軟弱FITでは無理だったであろう。。 正木ダムは次の機会に譲り,一筋南側の那賀川沿いに進路を進める事にした。 上の橋の奥の不燃物処理場の更に奥には中 伊豆という小字(goo)が(狸谷の手前に)あって,其処から那 賀川方面へ抜ける山道もあるよう(強いて云うと馬路峠?・地理院)だが,G も直ぐに撤退(Gst)している。我々は大人しく鶴林寺脇のr283(wiki・wik の記述に反し北側は県道としては未通?)(地理院)を通って和食郷(鷲敷・いずれも"わじき"と読む)へ出た。 |
四国行決行したが、大荒れの日になった、、同じく大荒れの徳島県知事選、もう始まってるのか?!飯泉 が圧倒的な組織力を見せつける?? pic.twitter.com/gdJMmfUqNg
— とはずがたり (@tohazugatali1) March 23, 2023
~旭川~ さて,落合から県道は旭川に沿って八重地峠を目指す。 田野々付近(EL.277m付近) 23.3 400m付近[地 理院・ス トビュウ]。以下でこの辺で取水したいと思って居るのだが,一寸嵩上げするとこの名称不明の支沢からも取水出来 る。 野尻大用水…wikiに 拠ると左岸側には元文5年(徳川吉宗の治世下)に完成し、29.56ha(昭和42年)を灌漑する野尻用水があるそうなのでそれらしい。場所はこ こ(EL.495m)。川は北谷川[川名地図]である。 3里18丁15間とある。12キロ超の用水を建設したようで,しかも現役らしい。14kmも下流ってダム迄直線距離で8kmないのに何処迄水をひっぱって んだ!? 勝浦川に相伴して遡るのはr16徳島上那賀線である。 こいつを介して道は坂州木頭川の方へ繋がっている。分水嶺は八重地トンネルと云った。まあ交 通量相応の狭めのトンネルであった。 23.3 |