■宮川 その宮川に合 流(EL=12m)する雲原川に先ずは発電所が。
宮川本流にも小さな発電所が。 なんと210kWの癖に調整池式である! 使用水量の少なさも流域面積の小ささを考えれば尤もである。 内宮発電所[水 力][経 産省] 関西電力(株) 京 都府福知山市大江町内宮 運開:1917.12[ 内宮電気(株) ]・ 出力増加:1991.9(210kW) ダム水路式・調整池式 認可最大出力:210kW 常時出力: 60kW 最大使用水量:0.557m3/s 有効落差:49.19m 水車:出力228kW×1台 導水路:総延長581.8m 無水区間・減水区間0.5km[地図等より類推とのこと] 流域面積:16.3平方キロメートル 取水:宮川(仏生寺川)[花折取水ダム]84.22m 放水:宮川(仏生寺川)34.22m 花折取水ダム[地 理院] 経産省,地図などより類推しちゃってるけどこんなささやかな使用水量で無水に迄なるのか? まあ川の流量もそれなりにささやかっぽいけど。 |
~牧川(E.L.13m)
~ 初めて現れる大きめの支流だが発電所はないようである。 夜久野の方迄だらだら上がって(夜久野市街付近でEL.64m) 行った後,北向きに向きを変えそれぞれ東と西に直見川と板生(いとう)川の二手に岐れる(EL=135m)。 西側は円山川水系の領域,朝来である。 嘗ては村民らが発電所を自分らで建てたようである。また冬期は渇水で発電が巧く行かず内燃発電機を併設していたそうな。 [廃止]夜久野発電所[aika] 運開:1922[夜久野水電組合] 廃止:不明[関西電力(株)] 出力:62kW 落差:約60m 特徴:内燃発電機併設 >大正8[1919]年2月、夜久野地域に電気供給地域を拡大 していた兵庫県の北但電気が採算の合う特定の集落だけに配電勧誘を 行っていた… 上夜久野村、中夜久野村、下夜久野村の三村では各区長会に対して、北但電気の勧誘には乗らないように注意を促し、村営電気に関する調査研究 を急いだ…養蚕が盛んであった夜久野地方では、多忙期に夜の仕事が多いことから石油 ランプの煩わしさから逃れるために電灯への要望が強まっていたことから、三村共同による自家発電の計画を進めることになり…第一次世界大戦後の恐慌に よって資金調達が行き詰まり、起債により調達する…それでも工事費の三分の一に当たる4万5千円余りは三村の住民1,729人からの寄付金でまかない…電 力不足に陥り、昭和3[1928]年に内燃火力発電所を増設して、渇水期、養蚕期に おける電力不足を解消し、黒字経営が続いたと…[aika] 流石に62kWは復活しても意味がない気がするが,もう一寸増強して復活はできないのかな!? |
■土師川 竹田川分 流(EL28m)
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~上林川(E.L.50m)
~ 流域面積150km2nに対して使用水量が小さすぎる。。 また下流の2発電所同様ここも増強策を受けている。羽根車の交換時期だったということか? 橋谷の交換時期がやや早いけど。 関西電力(株) 山家発電所[水 力][経 産省] 京都府綾部市広瀬町 運開:1919.2[ 帝国電燈(株) ] 出力増加:1996.10(760kW) 水路式・流込式 認可最大出力:760kW 常時出力:270kW 最大使用水量:3.60m3/s 有効落差:26.43m 水車:出力810kW×1台 導水路:総延長2490.0m? 減水区間3.2km 無水区間0.3km[地図等より類推とのこと] 流域面積:153.0km2←結構広い。 取水:上 林川82.47m 放水:上林川52.72m 福知山はしばしば由良川の氾濫にやられる印象があるけどこの上流辺りにダム作って水力発電も行えないかねえ。 故 屋岡町辺り,何人ぐらい住んでいるのだろうか?人口統計ラボに はプルダウンの中に故屋岡が現れなくて解らない。 もっと細分化されてるようだ。 |
~高屋川(E.L.117m)
~ 畑川(はたがわ)ダム[京都 府][便覧] 河川 由良川水系畑川 目的 FNW 堤高 34m 流域面積/湛水面積 21.2km2 ( 全て直接流域 ) /20ha 総貯水容量/有効貯水容量 196.0万m3/153.0万m3 常時満水位:158.2m ダム事業者 京都府 着手/竣工 1992/2012 標高:149m 京丹波町の水道用水として、新たに5,000㎥/日(0.058㎥/s)を確保 直ぐ裏手はもう胡麻川,桂川水系である。 |
~上和知川~ 上和知川は結構懐深くて173m付 近での流域面積が42.4km2程もある。 354km2で44.5%だとすると42.4km2を加えると合計で50%近い稼働率に引き揚げる事が可能ではないか? |
~佐々里川~ 分流EL335m 佐々里川が分流して中ノ谷川・八丁川などになる。 ~八丁川~ 分流EL384m 由良川源流(芦生)と比べて標高が高い。 407m付近の中 ノ谷川・八 丁川・道 ノ谷川から取水して由 良川(美山)258m付近迄運ぶと7.2kmである。 23.5km2ある。2m3/s程期待持てるのではないか? [仮称]美山発電所 出力:2,200kW[+2.2MW] 水量:2.0m3/s 落差:134m 導水:7.2km (0.305) あかん,一寸小さいな。。由良川源流から導水すると5km2。直ぐ上の一ノ谷だと1.4kmだ。狭いけど。1.9km2。 水量を2.2m3/sに出来ても2.4MWで0.28と効率が下がってしまう。これ以上の検討は本流を巻き込む方がいい。芦生のとこで更に検討。 八丁川のどん詰まりに廃村八丁(EL600m 程)がある。 学生の頃の憧れの廃村だがクルマも通わぬ廃村で終ぞ到達せず。 ~中ノ谷川~ 一方府道も走る中ノ谷川のどん詰まりは佐々里峠,その向こうは広河原,桂川流域である。 佐々里峠辺り迄はちょくちょく出かけていった。 |