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関門連系増強 四国の送電罔
中国電力の発電所と送電罔
発電所送電罔再エネ接続

3.再生可能エネルギーの接続 
当面の接続量 (風力太陽光)
風力発電の導入例 太陽光発電の導入例

当面の接続量(出典:中 国電力(2017.3)   

風力は現在での確定分600MW程度が2520MWと4倍程度に増加することを見込んでおり,太陽光は現在での確定分6230GWが将来的には9600MWと1.5倍程になると中電では見込んでいるようである。

風力発電
■2017.2末時点で接続済および接続申込済は約560MW,接続検討申込済は約1000MW
■接続検討申込済は至近1年間で大きく増加している。一方,今後は風力適地が減少することを考慮して,将来的な追加導入量は1000MW程度を想定→中国 電力が考える中電管内の風力賦存は2,520MW程度
■上記により,風力の指定ルール導入量を+1500MWとして算定
2014年(H26)の470MWに対して2018年迄に検討申込が1520MWと3倍超になっているのは心強い。
しかし出力制馭枠の閾値が1090MWだそうで将来見込みの2520MWが実現しても半分以上は抑制対象である。
ベース電源が多過ぎる(もしくはベースや調整電源の下げ代が小さすぎる)のではないか?
日中だけの太陽光と違って夜も発電できるのでこれはなかなか勿体ない。

太陽光発電
■2017.2末時点で接続済および接続申込済は約6,230MW,接続検討申込済は 約2,500MW
■ 接続検討申込済は継続的に増加している。一方,今後の認定取消などを考慮し て将来的な追加導入量は1000MW程度を想定
■上記により,太陽光の指定ルール導入量を+3000MWとして算定

陽光降り注ぎ雨も少ない瀬戸内だからか割と早めに開発も進んだと言えるのであろうか。
2014年に検討含め6,000MW,確定分で4,830MWがあった太陽光でその後の開発はそれ程涼まず2016年時点でも6230MW(更に2019年末には接続済みが恰度4,830MWと5年で確定分含めて運開した模様),将来的にも9,600MW=10GW弱という見込み。これはなかなか凄い。中国地方全快(=全天快晴)だとそれだけで全中電管内の夏ピーク電力賄えかねないw
ベース電源だけで4GWとかあると5GW*3h辺りを貯めて夕方4時から7時ぐらいにかけて放出出来る様にしたい。流石に出力2GWの貯蔵電力量15GWとか進んでるアメリカでもあり得ん規模かw
やはり此処でもベース電源という概念を捨てて行く方がいいなあ。。調整力と云えばLNGだけどLNG偏重の電力構成も燃料確保的には怖いんだけど。

■風力発電
2013年(H25)時点で運転見込含めて400.5MW。これは接続済み+着工済みぐらいの数値のようだ。
その後は上のデータだと2016年時点で接続済+申込済で560MWでそこそこ進んだ感じもするけど運開だと未だに300MWなんで開発は遅々として進まないなぁ。。

   下関市の安浦沖(下関市安浦沖洋上風力発電プロジェ クト[60MW])早く具体化させろよなあ。安部はろくでもないことしかしない。前田建設工業はお友達ではないのか?市長も反対表 明(「事業進めるべきではない」2018.6 毎日)だそうで厳しいのかなあ。。
地図の★浜田市であるが,「ウインドファーム浜田」(SBエナジー・三井物産)として予定通り48MWで2016年に運開出来たようだ。
出典:中 国経産局



太陽光発電

主な中国電力管内メガソーラー>>4232>>4241

夏のピークが2019年予測で1,091万kWh=10G910MWh。

以下だけで予備率10%分ぐらいにはなりそうで暑さによる電力需要は行けそう。夕方太陽が落ちて涼しくなる迄の電力をなるべく貯めたいけどまあ当面はLNG火力と揚水発電か。

連系出力とパネル出力の差が大きい所は系統制約のせいなのか,パネルに比べてパワコンが高いせいなのかどっち??

主な中国電力管内メガソーラー

プロジェクト名:パシフィコ・エナジー久米南メガソーラープロジェクト
場所:岡山県久米南町
パネル出力:約32.2MW
連系出力:約26.4MW
運開:2016.3 (着工:2014.6・設備認定日(経産省):2012.11)
予想年間発電量:
売電:中国電力(単価:32円/kWh)

プロジェクト名:美作武蔵メガソーラープロジェクト
事業社:パシフィコ・エナジー美作武蔵合同会社(バージニア・ソーラー・グループとGEエナジー・ファイナンシャル・サービスが出資)
場所:岡山県美作市・ゴルフ場跡地(11年廃業)
パネル出力:42MW
連系出力:30.2MW(22kVの地中送電で連系変電所に送電。同所で66kVに昇圧)
運開:2016.7 (着工:2014.12・設備認定日(経産省):2012.12)
売電:中国電力(単価:32円/kWh)



https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/news/16/121610217/?i_cid=nbpnxt_reco_atype
http://www.newenergy-news.com/?p=13438
発電所名:いづも大社CC太陽光発電所
事業社:オリックス・ゴルフ・マネジメント(OGM)
場所:島根県出雲市・OGM所有ゴルフ場内
出力:13.685MW
年間発電量:約1415万kWh見込
運開予定:2017年12月
売電:中国電力(単価:円/kWh)



発電所名:パシフィコ・エナジー作東メガソーラー発電所
事業者名:パシフィコ・エナジー作東合同会社(出資構成やファイナンススキームに関しては、非公開)
場所:岡山県美作市・リゾート施設の開発跡地や計画跡地を活用
パネル出力:257.7MW
連系出力:150MW
運開:2019年12月 (2017年3月着工)
予想年間発電量:年間約2億9000万kWh
売電:中国電力(単価:32円/kWh)
特徴:残置森林率は約41%・自営線による送電線延長は約17km



プロジェクト名:瀬戸内Kirei太陽光発電所
出資構成:GE(ゼネラルエレクトリック)60%・東洋エンジニアリング(建設担当)30%、くにうみアセットマネジメント(計画統括)10%
場所:岡山県瀬戸内市・錦海塩田跡地
発電方式:PV
パネル出力:235MW
連系出力:186MW
運開:2018秋 (着工:)
予想年間発電量:
売電:中国電力(単価:円/kWh)
特徴:地中送電線(110kV・16km)で中電西大寺変電所で連系
総事業費:1100億円


発電所名:第三Qソーラー三朝発電所
事業者名:第三Qソーラー合同会社
場所:鳥取県東伯郡
出力:8.4MW
年間発電量:kWh見込
運開:2019年4月予 (着工:2018年1Q予)
売電:中国電力(単価:36円/kWh)
総事業費:

発電所名:新西広島
事業者名:第二Qソーラー合同会社
場所:広島県廿日市市
出力:25.4MW
年間発電量:kWh見込
運開予定:2019年11月→遅れ? (着工:2017年8月)
売電:中国電力(単価:40円/kWh)
総事業費:

プロジェクト名:備前メガソーラープロジェクト
事業者名:パシフィコ・エナジー(東京都港区)
場所:岡山県和気郡・ゴルフ場跡地
パネル出力:111.8MW
連系出力:70MW
予想年間発電量:約1億3200万kWh
運開:2020年春 (着工:2018年7月)
売電:中国電力(単価:24円/kWh)





発電所名:パインヒルズ第1発電所・QソーラーB東城発電所
事業者:QソーラーB合同会社
場所:広島県庄原市
出力:23.8MW
年間発電量:kWh見込
運開予定:2020年第4Q (着工:2019年2Q)
売電:中国電力(単価:36円/kWh)
総事業費:

発電所名:ハンファソーラーパワー庄原市高野発電所
事業者名:合同会社毛無山ソーラーパーク
場所:広島県庄原市
出力:14.5MW
年間発電量:kWh見込
運開予定:2020年1月(着工:2018年8月)
売電:中国電力(単価:32円/kWh)
総事業費:


プロジェクト名:倉吉メガソーラープロジェクト
事業社:ゾネディックス
場所:鳥取県倉吉市
出力:36.4MW
年間発電量:4万2000MWh 約4200万kWh見込
運開予定:2020年半ば
売電:中国電力(単価:円/kWh)


https://www.sget.co.jp/power-plant/hiroshima/
発電所名:SGET広島メガソーラー
事業社:SPARX GE&T
場所:広島県北広島町・(約133ha)
出力:37.3MW
運開予定:2021年7月
売電:中国電力(単価:円/kWh)
総事業費:約140億円

https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/news/16/091811503/?i_cid=nbpnxt_reco_atype

発電所名:OR山口美祢ソーラー発電所
事業社:オリックス
場所:山口県美祢市・ゴルフ場開発計画予定地(約116ha)民間企業の美祢環境振興(大阪市)が所有
パネル出力:56.4MW
連系出力:40MW
年間発電量:6488万264kWh見込
運開:2021年10月
売電:中国電力(単価:円/kWh)