電 力総研 水 力あれこれ
馬淵川・三八上北・奥入瀬川北 上川岩木川 五能海岸(西白神)
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
23.9.5着手
岩木川水系の水力発電所

(源流・白神山地)─津軽ダム津軽発電所岩木川発電所─(相馬川:相馬ダム─)─(弘前市街)─(平川:早野瀬ダム・久吉ダム─)─(浅瀬石川一の 渡ダム一の渡発電所─(二庄内ダム─)浅瀬石川ダム浅瀬石川発電所─)─(浪 岡川:浪岡ダム─)─(五所川原市街)─(小田川:小田川ダム)─(十三湖)─(河口)

浅瀬石川発電所も津軽発電所も結構デカいのに単発屋で拡がりが無いのが残念・・。
あとダムの建て直しが目立つ。

水系流域図
出典:国 交省

年平均降水量分布状況
出典:国 交省

台風とかこの辺迄来ることは少ないので太平洋南岸の東海道なんかと比べると水量は少なめ。暖流対馬海流の力も大部弱まっている。

流況
>岩木川流域の流況は、冬期の降雪により3 月から5 月の融雪期の流量が多いものの、かんがい用水の利用が多く梅雨や台風の影響が小さいため、夏期の流量が少ないことが特徴です。
とのこと。融雪は正義ですな~。岩木橋より百田が下流なのに4月の流量が下回ってるのはなんでだ??代掻き期で水大量に取水するのは5月だよね??



~岩木川~

[水没]目屋ダム便覧][wiki
2016水没
堤高    58.0 m
堤頂長    170.0 m
流域面積    171.6 km²
湛水面積    205.0 ha
総貯水容量    39,000,000 m³
有効貯水容量    33,000,000 m³
利用目的    洪水調節・不特定利水・発電
事業主体    青森県
着手年/竣工年    1950年/1959年

津軽ダム(再) [青森県](つがる)  [旧名]第二目屋ダム(だいにめや) [便覧]  
河川     岩木川水系岩木川
目的/型式     FNAWIP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     97.2m/342m
流域面積/湛水面積     172km2 ( 全て直接流域 ) /510ha
総貯水容量/有効貯水容量     140900千m3/127200千m3
ダム事業者     東北地方整備局
着手/竣工     1988/2016



東北電力株式会社 津軽発電所[水力]     
着手/着工/運開 2010.8 / 2011.12 / 2016.5.17
ダム式・貯水池式
認可最大出力:8,500kW   常時出力:    kW
最大使用水量:15.00m3/s
有効落差:65.93m
水車:立軸フランシス水車×1台
取水位標高:204.90m
流域面積:172平方キロメートル
取水:岩木川[津軽ダム]204.90m
放水:岩木川

[廃止]東北電力株式会社 岩木川第一発電 所水力
    昭和35(1960)年4月30日:運用開始[青森県企業局]
    平成20(2008)年3月31日:東北電力へ譲渡
    平成27(2015)年9月30日:廃止
ダム水路式・貯水池式
    認可最大出力:11000kW      常時出力: 1500kW
    最大使用水量:20.00立方メートル毎秒
    有効落差:65.40m
    水車:立軸フランシス水車×2台 総出力5700kW
    導水路:総延長3171.8m
    取水位標高:183.00m
    放水位標高:110.00m
    流域面積:171.6平方キロメートル
    取水:岩木川[目屋ダム]
    放水:岩木川

吉井酒造株式会社 岩木川発電所[水力]     
所在地:青森県弘前市紙漉沢
所有:福島酒造会社[運開]-不明-吉井酒造株式会社[現在]
    大正13(1924)年1月:運用開始
水路式・流込式
   認可最大出力:680kW
    最大使用水量:5.57立方メートル毎秒
    水車:2台     発電機:2台    水圧鉄管:2条
    流域面積:106.10平方キロメートル
    取水:岩木川
    放水:岩木川


~浅瀬石(あせいし)川 ~

等雨量線図によると浅瀬石川流域の降水すくなっ。。

一の渡ダム [青森県](いちのわたり) [便覧]      
目的/型式     P/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     15.6m/65.5m
流域面積/湛水面積     129.2km2 ( 全て直接流域 ) /1ha
総貯水容量/有効貯水容量     2.8万m3/2.3万m3
ダム事業者     東北電力(株)
着手/竣工     1930/1931


東北電力株式会社 一の渡発電所[水力]       
所在地:青森県黒石市袋
    所有:弘前電燈株式会社[運開]
    昭和 6(1931)年1月  :運用開始
水路式・調整池式
    認可最大出力:2,650kW     常時出力:1,370kW[]
    最大使用水量:4.87m3/s
    有効落差:66.20m
    水車:立軸フランシス水車 出力2780kW×1台
    導水路:総延長5573.1m
    流域面積:129.2平方キロメートル
    取水:浅瀬石川→[一の渡ダム]262.27m
    放水:浅瀬石川189.00m


浅瀬石川ダム [青森県](あせいしがわ)  [旧名]浅瀬石ダム(あせいし)
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0207
河川     岩木川水系浅瀬石川
目的/型式     FNWP/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     91m/330m
流域面積/湛水面積     225.1km2 ( 直接:193.1km2 間接:32km2 ) /220ha
総貯水容量/有効貯水容量     53100千m3/43100千m3
ダム事業者     東北地方建設局
着手/竣工     1971/1988

[水没]沖浦ダム

東北電力株式会社 浅瀬石川発電所[水力]     
所在地:青森県黒石市板留
    昭和63(1988)年6月:運用開始
ダム式・貯水池式
    認可最大出力:17100kW      常時出力: 1700kW
    最大使用水量:24.00立方メートル毎秒
    有効落差:84.17m
    水車:立軸デリヤ(可変翼斜流)水車 出力896kW×1台
    取水位標高:196.00m
    放水位標高:109.69m
    流域面積:225.5平方キロメートル
    取水:浅瀬石川[浅瀬石川ダム]
    放水:浅瀬石川


二庄内ダム [青森県](にしょうない)[便覧
河川     岩木川水系二庄内川
目的/型式     A/ロックフィル
堤高/堤頂長/堤体積     86m/430.8m/3450千m3
流域面積/湛水面積     31.9km2 ( 直接:11.9km2 間接:20km2 ) /65ha
総貯水容量/有効貯水容量     15600千m3/15000千m3
ダム事業者     東北農政局
本体施工者     間組・佐藤工業・竹中土木
着手/竣工     1973/1995

[廃止]大穴ダム
 http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0219
1935年完成のアースダムだったが、上流に二庄内ダムが建設され、役割を終えて取り壊された。