電力総研 水力あれこれ 陸電水力
20/09/08作成
黒部川の発電所と送電罔

追記:この頃,電力罔構築に凝っていた私で,注目点は新愛本変電所であった。志賀原発用に作り志賀原発が断層上にあって廃炉が確定的というか確定させない と日本がヤバいけど確定したら陸電がヤバくて醜い足掻きをずっと見せてる北陸電力であるが,この原発を最早動かせない状況を奇貨にがら空きの送電罔で再エ ネをガンガン通せる筈なのである。

九州や四国の太陽光発電は関電の調整力で何とか受け容れて欲しいしそれでも間に合わなかったら北陸地方の水力発電の調整力を活用したいし,,上越発電所の 送電が四日市辺りの停電で影響を受けたので愛本から上越更には羽越方面に送電線を延ばして,上越と富山経由名古屋の潮流の事故対応リスクを高めつつ,日本 の一大風力発電地帯になるものと期待される岩船から津軽からの電力を60Hz圏に持ってきたいのである。

黒部はもう開発がし尽くされてる感があって電源の新規開発という感じはしなかったのもある。
とはいえもうちと詳しく調べてみるかという気になって21.5.28に黒部の水力発電の項を新たに立て る事にする。

黒部川
元々関電が計画していたが破談。関電は出し平開発を行うが元々の計画にも賛成の動きが有り北陸電力が実現したとのこと。
ダム名
ダム湖名・河川・水系名 貯水量 有効貯水量 その他・備考(ダム)
発電所名
認可最大出力
常時出力
形式
その他・備考(発電所)
黒部ダム(黒四ダム)
黒部湖 1億9928.5万立米 1億4884.3万立米 関電
関電:黒部川第四 335MW 8.8MW ダム水路式・貯水池式
仙人谷ダム(黒三ダム)

68.2万立米 24.6万立米 関電・高熱隧道
関電:黒部川第三 81MW 0MW ダム水路式・調整池式 1940運開
関電:新黒部川第三 107MW 44MW ダム水路式・調整池式 1963運開
木屋平ダム
 

212.2万立米 50.5万立米 関電
関電:黒部川第二 72MW 5MW
ダム水路式・調整池式 1936運開
二見ダム
黒薙川


取水堰・新柳河原(発)へ送水
出し平ダム
 
 
 

901万立米 165.7万立米 排砂ゲートを日本で初めて装備・関電
関電:新柳河原 41.2MW 12.3MW 水路式・調整池式 愛本へ送水・1993運開
関電:音沢 124MW 0MW ダム水路式
関電:出し平 0.52MW 河川維持流量式
宇奈月ダム
 
 
 

2,470万立米 1,270万立米 出し平ダムと連系排砂・多目的ダム
関電:宇奈月 20MW 4.5MW ダム式調整池式 102.165GWh/y・愛本新へ送水
関電:愛本 30.7MW 6.8MW
新柳河原(発)宇奈月(発)より取水
愛本新用水土改区:愛本新 530kW 170kW 小水力式 1990運開・愛本(発)より取水






黒部付近の送電罔図。
北陸電力と関電の送電罔が入り組んでる上に,別々の図でしか描かれて居らず,更には関電がセキュリティの関係からか一部の施設名が伏せられててよお判ら ん。


関電系統図


北陸電力系統図
新愛本黒部線(H002)が新愛本行きでは無く朝日小川第二なのもいぶかしい。
こいつの途中で愛本経由してるのかな?


再び関電の資料。
出典:黒部ルート資料集

出典:黒部ルート資料集

Transmittion JV さんのホムペ。貴重な写真のなかに貴重な情報が。
案外北陸や中電管内への送電も多いのかも。
新愛本変電所
http://trolco.web.fc2.com/kurobe/kurobe_kita10.html

富 山地方鉄道愛本駅は無人駅だったのでホームに上がってみると、名所案内に駅横と書かれています。 発電量882,500[kW]の内275,000[kW]を大阪へ送電?  関西電力黒部川電気記念館のホームページ(リンク切れ) によると、新愛本制御所で中部電力と北陸電力へ融通しているとのことですが、融通量の方が多いようです。 更に、中部電力と言うことは、やはり黒部北幹線は中部電力なのかもしれません。