20.10.4完成
揖保川逍遙(その2)
揖保川電源開発の草木川・福知川開発篇はこちら
揖保川宍粟橋・伊沢川・山崎町生谷付近(妄想・山崎発電所新設想定地)・梯川(畳
の堰堤)・三津井堰・よいたいトンネル付近・白谷川・高尾川・神野発電
所・岡城川・染河内川・引原川(谷川・水谷川・西谷取水口・上野発電所=未・野尻
発電所=未・原発電所=未・引原ダム)・安積発電所[諸元]
・深河谷川・三方川取水ダム・福知川・草
木川(草木ダム)・高野川(透過型砂防ダム)・阿闍梨川・公文川・揖保川井ノ田
橋・草木発電所
その1から続く。
引原川を分けると直ぐに安積発電所である。
安積発電所
夕刻迫る川原と発電所。発電所の直ぐ上に堰がある。[場
所]詳しくはこちら
20.9
その上流はグッと山がちになる。
深河谷川
谷川にしてはなかなか水量が豊富に見える。この直ぐ上に取水施設がある。
三方川取水ダム
福知川
三方川取水堰堤の直上で福知川が合流。両河川を併せて水量を確保しようという事の様だ。
草木川(EL.262m揖
保川合流)
上流の草木ダムで水を堰き止め,草木発電所用に,0.89m3/s使用している。
その残りの水がこの量。もう0.11m3/sぐらい取水して1.0m3/sとしてもええんちゃうか。1,400kWから1,550kW位には増強できる。
高野川
橋は古いが護岸は綺麗で手前には土嚢が未だ積んである等災害復旧工事中の様子。
この上流はなかなか酷い事になってゐて砂防ダムが点々と新設されていた。
この高尾川,流木が橋梁に引っ掛かって河道閉塞による溢水があったようである[京都大]。
そしてこの珍しい形式の砂防ダムは既に県内というか同じ宍粟市波
賀町小野でも実績のある透過型という奴のようである。
更に上流にも砂防ダムが新設されていた。
阿闍梨川
橋も(見難いけど)護岸も真新しい阿闍梨川。土石流かなんかの被害があったっぽい。急勾配なせいか,川巾が狭いこともあってだろうが,水量は豊かの様に見
える。小水力なんかの開発余地はありそう。
公文川
もう少しで揖保川と合流する此
処。そこそこの水流。なんか本流よりも多いぐらい?
揖保川・井ノ田橋[こ
の辺]
公文川を分けると最早多少水流の多いその辺の支流と云った風情である。
20.9
この少し先に未だ草木ダム・草木発電所があるが未踏。揖保川の奥は深い。地図で見るともう一
寸だった。その後21.11末にもこの辺仕事の序でで行こうと
したが断念,なかなか宿願(w)を果たせてない。
ダムは山奥だが発電所だけでもこの時に見ておけば良かった。22.4に結局初制覇♪
この辺は連檐してないし新規開発の余地は大きそう。草木ダム・草木発電所の改良ととも
に上流部総嘗めにする開発計画を検討したい。