電力総研 水力あ れこれ 太田川  高梁川
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23.8.16運開
芦田川の利水

大都市広島を育んだ太田川成 果に 気をよくして大都市福山を擁す一級河川芦田川を調べて見たら,一点豪華の府中発電所はまあまあとしても,他にほぼ適地無しでがっかりであった。
収穫は井伏鱒二の成果が沿川支流域の加茂にあるぐらいであった。


~沿川風景~


(源流)

神田大池(かんだおおいけ)[便覧
河川     芦田川水系芦田川[413m
目的/型式     A/アース
堤高/堤頂長/堤体積     22.3m/119m/126千m3
流域面積/湛水面積     8.4km2 ( 全て直接流域 ) /5ha
総貯水容量/有効貯水容量     550千m3/550千m3
ダム事業者     広島県
着手/竣工     /1989


~京丸川~

京丸ダム[便覧
河川     芦田川水系京丸川
目的/型式     A/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     25.5m/117m/23千m3
流域面積/湛水面積     3.3km2 ( 全て直接流域 ) /10ha
総貯水容量/有効貯水容量     499千m3/432千m3
ダム事業者     中国四国農政局
着手/竣工     1977/1996





三川ダム(再) [広島県](みかわ) [便覧][wiki] [広 島県
目的/型式     AWI/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     53m(旧48m)/154.2m/139千m3
流域面積/湛水面積     108km2 ( 全て直接流域 ) /77ha
総貯水容量/有効貯水容量/満水位/利用水深     12698千m3/12307千m3(8957千m3)/320m(旧315m)/33m(旧28m)
ダム事業者     中国四国農政局
本体施工者     鹿島建設
着手/竣工     1949/1959 (再開発工期:1968.11~1973.3)
ダム管理用発電所 130kW(145kW?) (管理者:JA尾道市[水力]・ 0.45m3/s) リプレース?→ 460kW 年間2.14GWh 1.4m3/s

>既存水利権(国,福山市,府中市)を利用した小水力発電施設の建設について,平成25年度から建設計画を進め,平成28年3月に完了し,発電を開 始しました。
>最大出力は460kWで,計画発電電力量は年間2.14GWh(一般家庭約510世帯年間電力使用量相当)です
これはダム管理用電源をリプレースして設置?それとも追加で設置??

出典:広 島県


~山田川~
出 典:広 島県

山田川ダム[wiki] [便覧][広 島県
河川     芦田川水系山田川
目的/型式     FNW/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     32.1m/204.8m/43千m3
流域面積/湛水面積     5.6km2 ( 全て直接流域 ) /11ha
総貯水容量/有効貯水容量     700千m3/590千m3
ダム事業者     広島県
本体施工者     戸田建設・東洋建設・山陽建設
着手/竣工     1990/2005
ダム湖名     播磨湖 (はりまこ) →>ダム湖の愛称は「播磨湖」。公募して、愛称選考委員会でいったん「すずらん湖」と決まったが、「播磨湖」が愛称公募では多数だったとして見直し を求める意見があり、1年半後の2005年12月、播磨湖に決まった。

出典:広 島県

>比較的限定された地域に対して治水・利水を行う「小規模生活貯水池事業」の一環として建設された高さ32.10メートルの重力式コンクリートダム である。
>山田川ダムは広島県で初めての生活貯水池のために建設されたダムで、山田川総合開発計画の一環であった。
>芦田川水系のダムとしては…最も上流にあるダムである。
>なお、当ダム湖は「播磨湖」と呼称するが、竣工直前には「すずらん湖」になる予定であった。この「すずらん」はダムのある世羅町の町花にちなんだ ものであったが、地元住民から地名(小字)の「播磨」にするようにとの意見が強く出された為、現在の播磨湖に変更された。



~矢多原川~




~宇津戸川~




八田原(はったばら)ダム[便覧][wiki] [中国地方整備局
目的/型式     FNWI/重力式コンクリート
堤高/堤頂長     84.9m/325m
流域面積/湛水面積     241.6km2 ( 全て直接流域 ) /261ha
総貯水容量/有効貯水容量/満水位     60000千m3/57000千m3/235.0m
ダム事業者     中国地方建設局
着手/竣工     1973/1997
管理用発電所  620kW (最大使用水量1.33m3/s・発電量:5.0GWh/年)

名称 八田原ダム管理用発電所 発電機の種類 横軸三相交流同期発電機
取水位 EL 235.00m 発電電力 最大 620kW
放流位 EL 172.05m 使用水量 最大 1.33m3/s
水車の種類 横軸フランシス水車  670kW 有効落 差 61.25m

~阿字川~



中国電力株式会社 府中発電所[水力] [wiki
    昭和38(1963)年11月:運用開始
ダム水路式・調整池式
    認可最大出力:12,300kW    常時出力: 0kW
    最大使用水量:8.50m3/s
    有効落差:173.44m
    水車:立軸フランシス水車 出力13430kW×1台
    導水路:総延長4950.9m    放水路:総延長1959.4m
    流域面積:241.60km2
    取水:芦田川[八田原ダム](以前は宇津戸川[宇津戸川ダム]→八田原ダムに水没)235.0m
    放水:芦田川 34.65m ←この下はきついねw



~御調川~

御調ダム[旧名]津蟹ダム(つがに) [便覧
目的/型式     FN/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     53.1m/206.2m/114千m3
流域面積/湛水面積     54km2 ( 全て直接流域 ) /34ha
総貯水容量/有効貯水容量     5040千m3/4500千m3
ダム事業者     広島県
着手/竣工     1973/1988




~神谷川~




~服部川~

服部大池 [広島県](はっとりおおいけ) [便覧
河川     芦田川水系服部川
目的/型式     A/アース
堤高/堤頂長/堤体積     15m/190m/17千m3
流域面積/湛水面積     22km2 ( 全て直接流域 ) /17ha
総貯水容量/有効貯水容量     650千m3/650千m3
ダム事業者     服部大池水利組合
着手/竣工     1989/1997






~高屋川~

出 典:広 島県

~加茂川~

大谷池(おおたにいけ)[便覧
河川     芦田川水系加茂川
目的/型式     A/アース
堤高/堤頂長/堤体積     27.3m/103m/110千m3
流域面積/湛水面積     4.5km2 ( 全て直接流域 ) /8ha
総貯水容量/有効貯水容量     891千m3/891千m3
ダム事業者     大谷池農業水利組合
本体施工者     ダム事業者直営
着手/竣工     /1990

四川ダム(しかわ)[便 覧][広 島県][wiki
河川     芦田川水系加茂川
目的/型式     FN/重力式コンクリート
堤高/堤頂長/堤体積     58.9m/251m/198千m3
流域面積/湛水面積     9km2 ( 全て直接流域 ) /9ha
総貯水容量/有効貯水容量     1650千m3/1550千m3
ダム事業者     広島県
着手/竣工     1974/2004

>福山市加茂町は小説家・井伏鱒二が生まれたところ。加茂町百谷の大谷池からダムを通り生家がある粟根まで、四川沿いは数々の傑作の舞台。「朽助の ゐる谷間」「丹下氏邸」「白毛」などの作品が。[便覧]

>芦田川水系加茂川の支流である四川の上流には、大正時代に建設された大谷池という灌漑用ダム(1925年竣工、1990年改修)があったが、この ダムには洪水を調節する機能がなかった。そのため、四川と谷尻川の合流点に建設されたのが当ダムである。[wiki]




[福山市街]


(河口・瀬戸内海)