社名 |
発電所名 |
所在地 |
最大出力 (MW) |
各ユニット仕様・詳細 |
その他・備考 |
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No. | 単機容量 [九電受電分] |
LFC 最低出力 |
最低出力 |
運開 年月 |
発電 効率 |
発電 種別 |
使用 燃料 |
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中 電 |
三隅 | 浜田市三隅町岡見 |
2,000 |
1号機 |
1,000 |
1998.6 |
USC |
石炭 |
2
号機は400MWで計画され着工延期されていた その後電力不足を機会に1000MW に増強の上建設が決定。 |
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2号機 | 1000 | 2022.11予 |
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松江原子力 |
松江市鹿島町 |
(820) (→2,193) |
2号機 |
820 |
1989 |
BWR |
原子力 |
||||||
3号機 | 1373 | 未定 | ABWR | ||||||||||
電発 |
竹原 |
竹原市忠海 |
600 |
新1号機 |
600 |
2020.6 |
USC |
石炭・木質バイ(10%) |
嘗ての中四幹線のお膝元にあるが意外にも九電への供給は無し? |
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合計 |
2700(新設石炭完成後:4300) |
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四電 | 橘湾 | 徳島県 阿南市 橘町 |
700 | 1号機 | 700 | 2000.6 |
44%[L] |
USC |
石炭 | 四電と電発の発電所が隣接している。 関電への |
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電発 | 橘
湾火力 |
2100 |
1号機 |
1,050 [47] |
368[16] |
2000.7 |
45%[L] |
USC |
石炭 | ||||
2号機 | 1,050 [47] |
368[16] |
2000.12 |
45%[L] |
USC |
石炭 | |||||||
四 電 |
西条 |
愛媛県 西条市喜多川 |
406 →800 |
1号機 |
156 →500 |
1965.11 →2022予 |
USC | 石炭・木質 バイ(2%以下) |
2022年運開予定で1号機のリプレースを計画 (バイオマスはどうなるのかね?) |
||||
伊方 |
890 |
3号機 |
890 |
原子力 | |||||||||
合計 |
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電
発 |
松島火力 |
長崎県西海市 |
1000 |
1号機 |
500 [187] |
250[91] |
1981.1 |
42%[L] |
SC |
石炭 | 石炭火発で初のSC |
||
2号機 |
500 [187] |
250[91] |
1981.6 |
42%[L] |
SC |
石炭 | |||||||
九 電 |
松浦 |
松浦市 志佐町 白浜免 |
開発 | 700 (1700予) |
1号機 |
700 |
280 |
105 |
1989.6 |
40.7 |
SC |
石炭 | 隣接する電発松浦火力と併せ「東洋一の石炭火
力」と称された。 (九電2号機と併せて計3,700MW,中電碧南火力が4,100MW。) 九電2号機は2001.4には工事が開始されたがその後中断。 運用開始時期が2023年以降に変更となった。 その後計画が早められ2016.1工事再開,2019.6に運転開始した。 |
2号機 |
1,000 |
2019.6 |
46%[L] |
USC |
|||||||||
電発 |
松浦火力 |
瀬崎 | 2,000 |
1号機 |
1,000 [378] |
400[147] |
1990.6 |
43%[L] |
SC |
||||
2号機 | 1,000 [377] |
350[126] |
1997.7 | 44%[L] |
USC |
||||||||
九 電 |
苓北 | 熊本県天草郡 苓北町 |
1,400 | 1号機 |
700 |
210 |
105 |
1995.12 | 42.1%[H] |
SC |
石炭 | 構内に余熱を利用した海水から食用塩を製造する設備あり>>wiki |
|
2号機 |
700 |
210 |
105 |
2003.6 |
42.8%[H] |
USC | |||||||
玄海 |
2,360 |
3号機 |
1,180 |
1994.3 |
PWR |
原子力 | 2018年再稼働 |
||||||
4号機 |
1,180 |
1997.7 |
PWR |
原子力 |
|||||||||
川内 |
1,780 |
1号機 |
890 |
PWR |
原子力 | 2015年再稼働 |
|||||||
2号機 |
890 |
PWR |
原子力 |
||||||||||
九州合計 |
10,240 |
九電石炭計:3,100MW 九電原子力計:4,140MW 九電合計:
7,240MW 電発合計:3,000MW 石炭合計:6,100MW 九州老朽石炭(SC)計: 3,400MW(内 九電合計:1,400MW 電発合計2,000MW) |
分類 |
概要・運用 |
出力※1(MW) |
設備容量(MW) |
その他 |
流込式 | 河川流量をそのまま利用する発電方式。流込流量に応じ、ほぼ一定の出力で運転 |
265(自社:172、他社:93※2) | 512(自社:302、他社:210※2) | ベース |
調整池式 |
調整池容量見合いで、多少の需要変動に対応し出力を調整 |
258(自社:144、他社:114) | 996(自社:704、他社:292) |
中間 |
貯水池式 |
貯水容量が大きく豊水期に貯水した水を渇水期に使用できる 原則、需要のピーク時間帯に発電 |
0 |
393(自社:273、他社:120) |
調整力 |
523 |
1901 |
施設名 |
所在 |
種類 |
出力 |
容量 |
揚水動力 |
上池保有量 |
運開 |
その他備考 |
|
小丸川(おまるがわ)発電所 | 宮崎県 | 揚水発電 | 1,200MW 1号機:345MW 2号機:318MW 3号機:318MW 4号機:345MW |
8,400MWh [7h] |
1,320MW 1号機:330MW 2号機:330MW 3号機:330MW 4号機:330MW |
11,030MWh [8h] |
76.1% | 2007年7月運開 (1号機300MW) |
※最大出力運転を7時間継続できる様設計(wiki) 「可変速揚水発電システム」を採用したとのこと(ブロ グ) 高低差:650m程あるらしい。 水量:560万立米 |
天山(てんざん)発電所 | 佐賀県 | 揚水発電 | 600MW (300*2) |
3,600MWh [6h] |
650MW (325*2) |
4,700MWh [7h] |
67.9% |
1986年12月運開 | 約6
時間に亘って発電できる(九
電) |
大平(おおひら)発電所 | 熊本県 | 揚水発電 | 500MW (250*2) |
? |
522MW (261*2) |
5,300MWh [10h] |
1975年12月運開 | ||
豊前蓄電池変電所 | 福岡県 | NAS電池 | 50MW |
300MWh | 2016年3月運開(実証実験) | 実証実験報告書
(2017年2月) 200億円程度らしい(ソー ス) |
|||
出力合計 |
2,350MW |
12GWh以上 |
年間の点検台数[/年] |
停止期間[/日] |
|
オーバーホール |
1台程度 |
240日程度 |
発電所名 |
立地 |
定格出力 (MW) |
ユニット名 |
出力 |
LFC 最低出力 |
最低 出力 |
運開 |
発電方式 |
燃料 |
||
新小倉 | 北九州市小倉北区 | 1,800 | 3号機 4号機 5号機 |
600 600 600 |
220 220 150 |
120 120 120 |
1978.9 1979.6 1983.7 |
LNG | 小倉発電所は1963年11月30日廃止 1961年に1号機が運開、1・2号機は廃止済 九州電力では初めてのLNG専焼 |
||
新大分 |
大分市 |
2,295 (→2,775) |
1号系列 |
115*6 |
83(1軸分) |
35(1軸分) |
1:1991.6 2-1:1994.2 2-2:1995.2 3-1: 1998.7 4:2016.7 |
CC |
LNG | 九電では初めてのコンバインドサイクル発電方
式 |
|
2号系列 |
217.5*4 |
108(1軸分) |
54(1軸分) |
ACC |
|||||||
3-1系列 |
245*3 |
147(1軸分) |
61(1軸分) |
ACC |
|||||||
3系列第4軸 |
480*1 |
192(1軸分) | 120(1軸分) |
MACCII |
|||||||
合計 |
4,095 |
認可出力 |
出力 |
稼働ユニットと出力 |
||
自社火力★3 |
石炭 |
2,460 |
105 |
苓北2 10.5(最低出力) |
★ |
LNG |
4,575 |
729 |
新小倉5 LFC下限(150) + LFC容量(45) 新大分1(2軸/6軸) LFC下限(166)+ LFC容量(26) 新大分2(1軸/4軸) LFC下限(108)+ LFC容量(47) 新大分3(1軸/4軸) LFC下限(147)+ LFC容量(40) ───────────── LFC調整力158MW |
★ |
石油 |
3,250 |
0 |
|
他社火力 |
広域 |
1,223 |
0 |
|
内域内 | 1,129 |
0 |
||
内域外 | 84 |
0 |
||
その他 |
1,016 |
90 |
大分共同火力 : 新日鐵住金大分製鐵所の生産活動によって生じる副生ガスを発生量に応じて発電 |
|
合計 |
12,524 |
924 |
[関門連系線の空容量] 出典:[1] ○運用容量は、季節・時間帯、運用状況によって、以下のうち、小さい値となる。 o 運用容量から計画潮流※1を差引いたものが空容量となる。 ※1 ESCJの連系線利用計画に計上されたもの (1)熱容量面 2780MW(1回線) (2)周波数面 ①九州域外60Hzエリアの周波数維持面九州域外60Hzエリアの周波数維持面から、関門連系線の運用容量(東向き)は、1990MW ②九州エリアの周波数維持面 九州エリアの周波数維持面から、連系線潮流450MWを超える場合は、関門連系線のルート断時に、九州エリア内の電源制限を実施(※2)。 再エネ大量接続時、九州エリアの電源制限の対象となる広域電源や当社電源が予め停止している断面では、連系線ルート断時の、九州エリアの周波数維持のため、関門連系線の運用容量(東向き)は 45万kW。 ![]() |
2018/10/09 13:00 九電、関門連系線の最大活用で太陽光へ出力抑制を回避 https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/atcl/news/16/100711564/ 金子憲治=日経BP総研 クリーンテックラボ、工藤宗介=技術ライター 電力広域的運営推進機関(以下、広域機関)は10月1日、九州エリアの太陽光発電所で発電した電力を中国以東のエリアへ送電するための「長 周期広域周波数調整」を実施したと発表した。 今回の措置で九州電力が関門連系線から中国電力エリアに送電できる容量は…(1125MW)だった。これまで同社が見込んで いた関門連系線の活用量は…(130MW:とは註2014年資料の数字はこれ)で、今秋の太陽光 に対する出力抑制の想定量を「1回当たり…(数百MW)」と していたことを考慮すると、広域機関の仲介による「長周期広域周波数調整」を実施したことで、太陽光への出力抑制(出力制御)が回避されたことになる。 (とは註:関門連系線の活用量を増やしたということらしい) 「長周期広域周波数調整」は業務規程第132条に基づくもので、需給バランスの調整力が不足すると予想された際、広域機関が一般送配電事業者(とは註: 今回は九電)からの要請により、関係する他の一般送配電事業者(とは註:今回は中電等西日本5社)に打診して行う。実際に実施されたのは広域機関設立後、初めてという。 具体的には、九電から9月30日に、下げ調整力不足時の対応として長周期高域周波数調整の要請を受けたことから、対象となる関門連系線の未利用領域(今 回は全容量)を活用して中国以東へ送電するために、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力の5社に周波数調整を要請した。実施日時は10月1 日9時から14時30分までの合計11コマで、最大量は112.5万kW。 九電によると、1日は台風通過後で天気が晴れと予測され、太陽光発電の発電量が増加して供給が需要を超える見通しになった。その一方で、台風の雨による増水で揚水発電を用いた電力調整力は期待できず、また台風の通過後 は気温が下がって空調利用が減って電力需要が伸びないと予想されたという。 今後、今回のような関門連系線を活用した需給調整でも九州エリアに電力が余る場合は、太陽光に対して出力抑制を実施する可能性がある。(とは註:その後実際に実施されている)。 電力系統間をつなぐ連系線の利用ルールは、10月1日にこれまでの「先着優先」から「間接オークション」に変わった。間接オークションでは、予備力・調 整力および潮流抑制のための容量(マージン)を原則ゼロとし、すべての連系線容量を取引市場を通じて割り当てる仕組み。… |