都道府県 | 海域 | エネルギーの種類 | 現状 |
---|---|---|---|
新潟県 | 粟島浦村沖 | 海流(潮流)、波力、浮体式洋上風力 | |
佐賀県 | 唐津市 加部島沖 | 潮流、浮体式洋上風力(三井海洋開発) | 2014.12.18浮体物沈没。。 |
長崎県 | 五島市 久賀島沖 | 潮流 | |
五島市 椛島沖 | 浮体式洋上風力(戸田建設) | 2016.4より近傍海域の崎山沖で営業運転開始 |
|
西海市 江島・平島沖 | 潮流 | ||
沖縄県 | 久米島町 | 海洋温度差 |
2014年04月17日 13時00分 海洋エネルギー:潮・波・海水でも発電、2050年には2200万世帯分にも |
2015年01月06日 07時00分 海流・潮流・波力発電に挑む、海洋エネルギーでコストを20円以下に |
発電種類 | 実証実験 | 賦存図 |
海洋温度差発電 | 沖縄県久米島 水深700m 50kW 実証実験 沖縄県がIHIプラント建設横河電機,環境ベンチャーのゼネシスに委託 10年前の建設 深さ600mから8.5℃の海洋深層水を1万3000t/日 表層水(水深30m付近)は夏29℃・冬22℃,平均26.5℃ 拡大し1~2MW級の商用設備を実用化する予定 |
海洋温度差発電を実施するためには、海面に
近い表層水と海中にある深
層水の温度差が20度以上になることが望ましい。 その条件を満たす海域は日本の周辺では太平洋側に広く分布している(図5)。 発電設備を陸上の海岸か、陸地に近い洋上に設置することを考えると、やはり沖縄や南九州の島が適している。 (→風力発電の適地が東北・北海道に多いことを考えると地域的補完性が働きそうである。) 図5 海洋温度差発電のポテンシャル分布。出典:NEDO ![]() |
潮流発電 |
佐賀県呼子町 風力で1MWの発電をしながら潮流でも50kWの発電をする。 ![]() 図3 佐賀県呼子町の沖合に設置する予定の潮流+風力発電設備の外観。出典:三井海洋開発 →長崎県五島列島・静岡県御前崎などに有望な候補地有り |
潮流発電になると、日本の近くでは候補
地が特定の海域に限られる。 潮の流れが速い場所は陸地にはさまれた海峡に多い(図6)。 特に本州と四国・九州に囲まれた瀬戸内海に十分な潮流エネルギーが存在する その他、九州西部の長崎県の半島や離島の周辺にも有望な海域が見られる。 ![]() 図6 潮流エネルギーのポテンシャル分布。出典:NEDO |
波力発電 | 新潟県粟島や静岡県御前崎で実施予定 | 日本近海のエネルギーの分布状況を解析したデータはなく、今後の調査が 待たれる所。 |
<想定或いは期待発電量・同発電規模>
温度差だけオーダーが小さい様だ。 図4 国内における海洋エネルギーの導入ロードマップ。 出典:NEDO(海洋エネルギー資源利用推進機構の資料をもとに ITメディアが作成したものを更にとはずがたりが整理) |
|
<規模別>
|
とはずがたりコメ: まあ例によって利潤機会欲しいメーカーと研究費確保しか考えてない工学研究者の取り合わせだからなー 適当な根拠引っ張っ てきて数字でっちあげた以上のものではないんだろうけど。。 けどこういう強引さがないと強大な原子力村の前に立ち向かって行けないんだろうな。。 |