20.5.9作成
柿其渓谷(21.3・21.5訪問)
阿寺同様美しい渓谷である。向こうが大桑村なのに対してこちらは南木曾町にあ
る。
出
典:南
木曾町
現在では特に水力発電に使われていない阿寺渓谷と違って,柿其には2箇所ほど見所がある。
柿其水路橋
先ずは重文柿其水路橋である。
21.3
重文とのことだが古びてて余り大事にされてるという感じはないw
読書発電所が流込式だった時代の旧取水口が描かれている。調べてないな。。
一方で柿其水路橋付近への柿其渓谷からの取水は描かれていない。
今では読書発電所地上部(1~3号機)の発電に利水はしていない様子で
あるがwikiに拠ると
>1922年6月、木曽川本川からの取水を増加し支流阿寺川・柿其川からも新規に取水して使用水量を1,600立方尺毎秒(44.52立方メートル
毎秒)へと引き上げる許可を得ている[18]。
とあり,嘗て,読書ダムが出来る前の水路式の時代には柿其川からも取水していた様である。
新発電所に伴って取水口は撤去されたということか?特に現地ではその痕跡は見当たらなかったけどこの取水堰の給水先を変更したのかも知れぬ。
→二度目に行った時は積極的に探索してみた。
現地では苔むした水路の跡っぽいものが残されており,要領を得なかったがこれが取水設備なら地上から地上への送水はなくなったようである。
21.5
草生した溝。この脇に水路が流れてたっぽい。
嘗ては森林鉄道の基地であったものと思われる。
21.5
車庫には実際線路みたいなものが埋まってるようにも見えた!
21.3
営林署官舎っぽい建物
さて橋を渡ると直ぐに取水設備である
柿其川取水堰(仮称)
その奥に読書発電所4号機用の取水堰がある。正式な名前は不明。場所は岩倉川と柿其川が合流した直下にある。
直ぐ下には営林署の拠点っぽいものがあり,道の脇には廃橋の橋脚があった。
塔はサージタンク的な何か??
道も分岐しておりその辺で引き返してきた。脇道みたいに見えた方が柿其方面だったようだ。
21.3
取水量は1.11m3/sである。ここで息子の目が悪いことが発覚!望遠レンズで確認と相成った。
地
図から判断するに亦,水
力.comさんの記述を見るにこの堰は読書第二発電所,現在の読書発電所4号機へ給水している様である。
今では読書発電所地上部(1~3号機)の発電に利水はしていない様子であるがwikiに
拠ると
>1922年6月、木曽川本川からの取水を増加し支流阿寺川・柿其川からも新規に取水して使用水量を1,600立方尺毎秒(44.52立方メートル
毎秒)へと引き上げる許可を得ている[18]。
とあり,嘗て,読書ダムが出来る前の水路式の時代には柿其川からも取水していた様である。
というか
>柿其川にも取水堰があり[2]、支水路が水路橋の上流で本水路に合流する[7]。
ともあって現在でも取水してる可能性もある。
現地では特に何処へ送って居るかは判らなかったし,昔の取水堰跡に気付く訳でもなく,不明である。
空
撮写真(google)を見てみると営林署の裏手から辿り着けそうだった!溝見たいのも見えるしいつか逝ってみなくては。。
→居ても立っても居られなくなる中,決行!