~ペンケニウプ川~ 仁宇布川発電所[水 力] ほくでんエコエナジー(株) 所在地:北海道中川郡美深町辺渓 運開:1920[北海道電灯(株)?] ・2003.4に北電から北海水力発電[現ほくでんエコエナジー]に移管・出力増加:2010.10(1930kW) 水路式・流込式 認可最大出力:1930kW(変更前1850kW) 常時出力: 480kW 最大使用水量:7.13m3/s 有効落差:32.42m 設備:水車 出力1950kW×1台 導水路:総延長3542.0m 流域面積:184.4平方キロメートル 取水:ペ ンケニウプ(辺渓仁宇布)川163.25m 放水:ペ ンケニウプ川124.72m 辺渓に仁宇布と云えば勿論日本一の赤字線国鉄美幸線であるけど川は辺渓仁宇布川というのか。 さて上流の歌登でこの降雨量 歌登 年ごとの値 年間降水量
北海道は基本的に雨が少ない島であるが,仁宇布止まりだった美幸線が伸びようとしてたのが歌登である。1300mm程度か。 [新設]仁宇布川第二発電所 出力:3,400kW[+3.4MW] 水量:4.12m3/s 落差:100m 導水:10.4km (0.327) →一寸低いけど北海道の地代は安いだろうからOK 取水:辺 渓仁宇布川267.0m 放水:辺 渓仁宇布川163.25m 面積:95.2m3/s 水量は9.52*13/30=4.12m3/s程度かな。おお,面積倍増の下流仁宇布川発電所に対して水量1/2程度になって良い感じだ。 |
~名寄川~ ~サンル川~ サンル発電所[ほくで んEE][北海道通産局] [電 力技術土木協会] ほくでんエコエナジー(株)■ 上川郡下川町北町970番地4先 貯水池式・ダム式(ダム直下流右岸) 最大使用水量毎秒:5.9m3 有効落差:21.50m 最大出力:1,100kW 年間予定発電量:約1,700世帯分 水車:横軸フランシス1台 http://protectingecology.org/report/9577 完成したサンルダム。サンル川は?サクラマスは?どうなるか。 サンルダム[便覧] [場 所] 北海道 目的:FNWP 堤高: 46m 流域面積/湛水面積 182.5km2 ( 全て直接流域 ) /380ha 総貯水容量/有効貯水容量 5,720.0万m3/5,020.0万m3 着手/竣工 1988/2018 |
~風連別川~ 忠烈布ダム[便覧] 河川 天塩川水系忠烈布川 目的/型式 A/アース 堤高/堤頂長/堤体積 18.5m/310m/70千m3 流域面積/湛水面積 22.5km2 ( 全て直接流域 ) /54ha 総貯水容量/有効貯水容量 2405千m3/2186千m3 ダム事業者 北海道 着手/竣工 1926/1930 |
~雨竜川~ 概念図 いったいどないなってんねんと思ったけど,朱鞠内川の水を三股取水堰から朱鞠内湖(雨竜ダム)へ発電用に揚水し(チッソの内谷第一でもやっている。)雨竜 発電所を通じて天塩川に放流し,一方,夏期の農業期には逆に朱鞠内湖から雨竜川に農業用水として放水していたが,この放流水も揚水ポンプ更新を機に発電も 出来る様にしたということのようだ。 出典:北電 雨竜発電所[水力] 北海道電力(株) 北 海道名寄市風連町西風連 運開:1943[雨竜電力(株)] ダム水路式・貯水池式 認可最大出力:51,000kW 常時出力:17,500kW 最大使用水量:44.20m3/s 常時使用水量:13.64m3/s 有効落差:139.91m 常時出力時有効落差:167.67m 水車:水車×3台 総出力21700kW 導水路:総延長6765.5m 取水位標高:284.00m 放水位標高:109.00m 流域面積:368.5平方キロメートル 取水:ウツナイ(宇津内)川[雨竜第二ダム]→(雨竜川[雨竜第一ダム]+天塩川水系フトカマベツ(太釜別)川[雨竜土堰堤])・朱鞠内川[朱鞠内発電所 から揚水] 放水:雨竜川 雨竜第一ダム[水力] 着手/竣工:1939/1943 堤高:45.5m 総貯水容量:244,653,000立方メートル 有効貯水容量:172,118,000立方メートル(案内板) 有効貯水容量:172,119,000立方メートル(ダム便覧) 流域面積:368.5 平方キロメートル 直接流域面積:202.5平方キロメートル 間接流域面積:166 平方キロメートル 湛水面積: 23.73平方キロメートル 満水位標高:284m 低水位標高:273m 雨竜土堰堤[水力] 着手/竣工:1939/1943 堤高:22m ダム湖諸元は雨竜第一参照 放水:温根別川 雨竜第二ダム[便覧][水力] 目的/型式 FP/重力式コンクリート 堤高/堤頂長/堤体積 35.7m/230m/93千m3 流域面積/湛水面積 km2 ( 直接:109.7km2 ) /176.657ha 総貯水容量/有効貯水容量 2,158.9万m3/1,135.8万m3 → 21600千m3/11400千m3 ダム事業者 北海道開発局建設部 着手/竣工 / 再開発着手/再開発竣工: 1939/1943 / 2018/ 満水位標高:285.4m 低水位標高:278 m 朱鞠内発電所[水力] [道電] 北海道電力(株) 所在地:北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内 昭和26(1951)年10月:揚水運転開始(朱鞠内揚水所) 平成25(2013)年 3月:発電運転開始、設備更新 平成25(2013)年 9月:発電出力増加(1120kW) ダム式・流込み式 認可最大出力:1120kW(発電開始当時880kW) 常時出力: kW 最大使用水量:4.36m3/s (発電開始当時4.20m3/s) 最大揚水量:2.75m3/s 有効落差:32.2m 揚程:37.5m 水車:横軸両吸込渦巻ポンプ/ポンプ逆転水車 水車出力632kW?×2台 流域面積:202.5平方キロメートル(発電) 河川(発電) 取水:ウツナイ(宇津内)川[雨竜第二ダム]→(雨竜川[雨竜第一ダム]+天塩川水系フトカマベツ(太釜別)川[雨竜土堰堤])284.00m 放水:雨竜川[三股取水堰]249.30m 河川(揚水) 取水:シュマリナイ(朱鞠内)川+ウツナイ(宇津内)川+雨竜川[三股取水堰] 放水:(雨竜川[雨竜第一ダム]+天塩川水系フトカマベツ(太釜別)川[雨竜土堰堤]) 夏は朱鞠内湖から朱鞠内川への潅漑放水,冬は逆の揚水だったが夏の放水量も発電に使う事にした。 三股取水堰[場 所] 河川:朱鞠内川・宇津内川[雨竜第二ダム]・太釜別川[雨竜第一ダム] |
~剣淵川~ ~犬牛別川~ 取水堰?(167m) 温根別ダム[便覧] [水辺遍路][場 所218m] 河川 天塩川水系犬牛別川 目的/型式 A/ロックフィル 堤高/堤頂長/堤体積 33.7m/178m/181千m3 流域面積/湛水面積 40.1km2 ( 全て直接流域 ) /136ha 総貯水容量/有効貯水容量 931.2万m3/859.0万m3 ダム事業者 北海道開発局農水部 本体施工者 前田建設工業・荒井建設(北海道) 着手/竣工 /1985 利水:潅漑用 5/2~5/12:0.095m3/s 5/13~5/26:1.493m3/s 5/27~6/30,7/11~8/31:1.692m3/s 7/1~7/10:2.419m3/s 年間総取水量:1,137.1万m3 年間にダム一杯半も使わない事になる。 減水期には集落の廃墟が現れるとも遍路さんは書いている。 9月以降は雪解け水貯め出す迄は水抜きしているのかも知れない。 北海道の農業用貯水池は冬場に完全水抜きをすることが多い[遍路]とも書いているが, 冬期使わないなら水力発電に使わせて貰えないだろうか? 勿論水抜きには意味があって,かいぼりと云って水質改善の為だそうだが発電と潅漑の多目的ダムもある訳で共存出来ない訳でもないだろう。 >かいぼりは、そもそも農業用の「ため池」の維持管理方法で、冬場の農閑期に*2 ため池の水を抜いて天日干しすることをいいます。 池底を掘り返して干すことで、土中の窒素は空気中に発散され、リンは水に溶け出しにくく変化します。 つまり水中の余分な養分が減ることで、水質が改善されるわけです。[N&S] 此処でも流域面積が40km2程あるので2m3/s程度は取水出来そう。一寸下流の頭首工っぽい場所に向けて放水して発電を試みる。 [私案]温根別ダム発電所 出力:780kW[+0.78MW] 水量:2.0m3/s 落差:47m 導水:3.8km (0.205) 取水:犬牛別川[恩根別ダム]218m 放水:犬牛別川167m 流石に発電規模が小さすぎるな。。 |