電力総研 水力あれこれ
とはずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.9.18運開

江の川の電源開発!

全体像 下流域(柞木ダム(案)・両国発電所(案)[+18.7MW]・高梨ダム(案)・高梨発電所(案)[+12.5MW]・浜原ダム・明塚発電所・川本ダム(案)・川本発電所 (案)[+6.5MW]・川越ダム(案)・桜江発電所(案)[+17.0MW]) 新熊見ダムと生田川 神野瀬川・布野川 比和川・西城川

色々調べている内に下流に三箇所の開発計画を発見!
島根県・広島県江川水系各支流筋電源開発

江川は電源開発会社の調査河川に指定きれ,本流沿いに下記のような低落差大規模発電所の建設が目論まれ,同社の手ですでに地質調査も完了し ている。しかし水没
戸数が膨大な数に達するうえ,三江線(鉄道)の付替えという2種類の補償がともに政治問題に発展しているために,依然として着工が遅れている。 
出典:地質調査総合センター

別の箇所には「着工を待 つばかりとなつている本流筋低落差ダム地点,高梨・川本・川越の3カ所」という表現もあり。
この段階では新熊見PSはリプレース前で熊見であった。

出典:地質調査総合センター

明塚の放水位34.85mはほぼ川本,潮の放水位はほぼ明塚の取水位となっているので高梨の放水位は概ねEL.65m内外,川本の放水位は概ね24m程度 とみられる。

現在では放水位107mの新熊見であるので高梨の江川発電所が頓挫した後に詳細が策定された感じであろうか?
取水位を下げる必要はある。



江の川ダム


新熊見発電所
出力:23,300kW
水量:90m3/s
落差:30.35m
取水位:EL.141.3m
放水位:EL.107.0m

[私案]作木ダム[場 所
満水位:EL.109m

[私案]両国発電所
ダム水路式・調整池式
出力:18,700kW[+18.7MW]
落差:25m
水量:90m3/s
導水:6.2km
取水:EL.109m
放水:EL.81m

~角谷川~

JAしまね邑智(島根県農業組合) 角谷発電所[JA しまねJA しまね][島 根県][ス トビュウ][地 理院][イムール
運開: /更新運開:2018.10(2017.12着工)
水路式・流込式(推定)
出力:250kW
水量:0.60m3/s
有効落差:最大55.80m
水車:横軸単輪単流渦巻型フランシス水車
発電機:横軸形三相誘導発電機250kw 6,600V 60Hz
取水:角谷川?
放水:角谷川



~塩谷川~

JA雲南(島根県農協組合) 赤名発電所[水力] [島 根県][JA しまね
運開:1956?
水路式・流込式
出力:90kW
水量:0.27m3/s
落差:40m程度
取水:塩谷川
放水:塩谷川


JAしまね邑智(島根県農業組合) 都賀発電所[JA しまね][水力] [島 根県
運開: 1962年?/更新運開:2018.7
水路式・流込式
出力:190kW
水量:0.505m3/s→0.500m3/s
落差:45m程度→最大50.3m
水車:横軸単輪単流渦巻型フランシス水車
発電機;横軸形三相誘導発電機190kw 6,600V 60Hz
取水:塩谷川
放水:塩谷川



[私案]高梨ダム[こ の辺に
満水位:EL.83m(→この満水位だと都賀の原・本郷などが水没しない)

[私案]高梨発電所
ダム式・調整池式
出力:12,500kW[+12.5MW]
水量:100m3/s
落差:15m
取水位:江の川EL.83m
放水位:江の川EL.65m


浜原ダム



中国電力(株) 明塚発電所[水 力
運開:1953
出力:25,000kW[運開当時:5,690kW] 常時出力:2,100kW[8.4%]
水量:110m3/s
落差:27.14m
流域:3,000.0km2
取水:江の川[浜原ダム]65.00m
放水:江の川[川本ダム(案)]34.85m


[私案]川本ダム[こ の辺]→当初(案)[木路原なのでこ の辺?]でも人家の水没はほぼ無い様な。。三江線の付け替えのみが問題となったか?
満水位:35m

[私案]川本発電所
ダム式・調整池式
出力:6,500kW[+6.5MW]→ 当初(案)だと16.5MWもある。水量200m3/sとる野心的な感じ?
水量:110m3/s
落差:7m
取水:江の川[川本ダム(案)]35m
放水:江の川[川越ダム(案)]26m


[私案]川越ダム[こ の辺
満水位:26m

[私案]桜江発電所
ダム水路式・調整池式
出力:17,000kW[+17.0MW]
水量:120m3/s
落差:17m
導水:7.35km
取水:江の川[川越ダム]26m
放水:江の川6.0m