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20.9.14運開

布目ダムの電源開発!と白砂川・須川

ご近所の(とは言え車は小一時間はかかる)布目ダムだが,洪水調整や不特定利水の非電源ダムだった。
改造計画しちゃる♪

基本資料:水資源機構https://www.water.go.jp/kansai/kizugawa/nunome/pamphlet/pdf/pamphlet2.pdf

布目川の水は布目川取水堰で取水され,緑ヶ丘浄水場へ流される様だ。

●水道用水
奈良市に最大1.1263m3/s、
山添村に最大0.0097m3/sを供給。
奈良市の水道使用量年間約4,800万m3 ※ のうち
布目ダムから約3,000万m3(63%)を供給

ダムの取水レベルは270mぐらいか?

布目ダム(278.2m)[場所]

下流172.6m[場所]付近には関電布目川発電所の取水口があって悩ましい(そんな自由に出来ない)が,下水道の取水口[場所]までは更に少なくとも1.1263m3/sの流れがある様だ。

布目川発電所のスペックは以下の如し:

布目川発電所[水力.com]
事業者:関電
運開:1908年
形式:水路式・流込式
認可最大出力:1,110kW・  常時出力:330kW
最大使用水量:1.39m3/s
有効落差:111.05m(事業者様データ)
有効落差:111.00m(水力発電所データベース)
水車:2台 総出力1500kW
流域面積:87.2km2
取水:布目川(169.17m)
放水:木津川(53.48m)

詰まり,布目川ダム─2.516m43/s─奈良市取水堰(─1.126m3/s→奈良市水道)─1.39m3/s─関電取水堰(─1.39m3/s→関電布目川発電所)----木津川という感じである。

因みに布目川取水堰で1.1253m3/s取水した後に,白砂川の取水口で0.64m3/sを取水(ちなみに施設の写真。俺行ったことあるわ,此処。ちゃんと写真撮っとくんだった…)し,更に須川ダムで取水して緑ヶ丘浄水場へ流れていく(奈良市)のだそうな。こんな感じ。こちらの地図には緑ヶ丘浄水場は載ってないが白砂川取水堰は載っている。

この白砂川,嘗ては小水力発電所があったようだ![サコタ]これもなんとか復活したい!!

白砂発電所
事業者;関電
出力:600kW
使用水量:0.64m3/s
有効落差:約127m
廃止:1967年

が,サコタさんの指摘を引用する迄も無く,
>現在は奈良県水道局が0.64m3/sの水利権を取り使用しており、ここの流域面積だととてもじゃないけど新規の発電計画は成り立ちません。
ということの様だ。。

ところが,である。色々,情報が入ってきた所で,そもそも布目ダムにも発電施設がある事が判明ww

放流水の流込2.2m3/sを利用しての発電だそうな。


布目ダム[水力.com] [ダム便覧]
事業者:水資源機構(2003迄は水資源開発公団)
着手/竣工:1975/1991
堤高:72.0m、堤頂長:450.0m、堤体積:601,000立方メートル
総貯水容量:1,730万立米  有効貯水容量:1,540万立米
流域面積:75km2  湛水面積: 0.95km2

布目ダム発電所
[水力]

所有:(独法)水資源機構
運開:1991
ダム式・流込式(河川維持流量式)
認可最大出力:990kW
最大使用水量:2.2m3/s
有効落差:56.87m
取水:布目川[布目ダム]
放水:布目川(231m)

布目川ダムのダム水路式の発電所での発電の夢は取り合えず潰えた様だw

しかし関電で1.39m3/sであり,奈良市1.1263m3/sを加えると2.516m3/sであり,発電に使わず流している量もあると云うことになりそうだ。
少なくとも2.5m3/s迄増やすと1,120kW(●+220kW)程迄増やせる。

今,ダム直下で現行の関電布目川発電所の使用量と同じ1.39m2/sを取水し,更に途中で柳生の奥の方からそこそこの流域面積で流れてくる打滝川(233m)で水を加え(まあ極小0.3m3/sとする)と以下のスペックに増強可・

布目川発電所
最大使用水量:1.69m3/s
有効落差:180m
最大出力:2,100kW(●+990kW)

水量ではなく有効落差の効果が割りとでかいことが解る。
やりように拠っては結構増えるな♪

木津川水系相楽発電所同様。執念で捻り出した1,210kWである(笑)