電 力総研 水 力あれこれ(九 州)
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21.6.30運開

筑後川水系小石原川・佐田川の利水

筑後川北岸で久留米市と朝倉市が大刀洗町を挟む箇所があるが,その辺に筑後川から北 側へ分岐するのが下流から小石原川と佐田川である。
山間部では江川ダムと寺内ダムがそれぞれ既にあり,また更に小石原ダムが建設中というか最終局面の様である。本日(21.6.30)付け替え道路が完成し たようだ。
出典:水資源機 構


今日から筑後平野のかんがい期が本格的に始まります。
寺内ダムの直下流には、佐田川と小石原川の水融通を行う寺内導水という施設があります。
今日から、通称、逆送(小石原川から佐田川へ送水)により寺内導水を運用します。
昨日、確実に水をお届け出来るよう、寺内導水の点検を行いました。 pic.twitter.com/KuMTdmirJF

— 寺内ダム(水資源機構) (@jwa_terauchi) June 16, 2021

寺内導水
佐田川から小石原川への導水計画
https://www.water.go.jp/chikugo/koishi/project/role/conveyance.html


 佐田川にある寺内ダムは、小石原川にある江川ダムに比べて容量が小さいものの、流域面積が大きいという特徴があります。このため、寺内ダムは江川ダムに 比べると満水になりやすい傾向があります。
このことから、佐田川から江川ダムへ導水し、有効利用できる水量を今まで以上に増やします。


取水制限流量
 佐田川の流量が木和田地点で毎秒0.4立方メートル以下の場合は取水しません。 これにより、取水地点から寺内ダムまでの水利用や河川環境も守られると考えています。

取水の条件
 佐田川の取水地点で取水制限流量が流れている場合でも、江川ダムに空き容量がなければ取水しません。また、寺内ダム下流の佐田川の水利用を確保した上で 取水します。

両筑江川発電所[田 舎人
位置:福岡県朝倉市
管理者:両筑土地改良区
運転開始年月:平成2年6月
最大出力:1,110kW
年間発生電力量:2,846MWh
有効落差:69.0m
最大使用水量:2.0m3/s
発電方式:ダム式
水車形式:横軸フランシス水車
メーカー:富士電機(株)
発電機メーカー:富士電機(株)

両毛に引きずられて両+筑江川かと思ったが両筑+江川みたいだ。

出典:国 交省