鹿
児島に国内最大の小水力発電、出力5万世帯分 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20120529-OYS1T00247.htm 鹿児島県内の自治体、企業、大学でつくる県小水力利用推進協議会(会長・池畑憲一県議) は 28日、2017年度までに県内約40か所に農業用水などを利用した小水力発電所を設置する計画を発表した。最大出力は計2万4000キロ・ワット、 一般 家庭5万世帯分で、国内最大規模という。総 事業費は240億円。1号機は年内に着工、来年の稼働を目指す。 同協議会によると、1基当たりの出力は 350~1600キロ・ワット。中山間地を中心に約50か所で現地調査を進めている。水 利権などの最終調整が終われば、同県霧島市 や大隅地 域の計4か所で年内に立地協定を結ぶ方針。発電した電力は、7月に施行される再生可能エネルギー特別措置法に基づき九州電力に売電する。 協議会は昨年11月、同県の伊佐、南さつ ま両市長や鹿児島大教授らがメンバーと なって発足し、今(2012) 年1月に事業会社「九州発電」を設立。企業からの出資や融資(↓の記事だと南国殖産や本坊 酒造)で事業費を調達する計画で、水路の維 持管理は地元に委託し、農山村の活性化にもつなげたいとしている。(2012 年5月29日 読売新聞) 小 水力に温故知新の目 小落差でも発電 新装置(エネルギーを拓く) 2012/7/26 12:30日本経済新聞 電子版 ttp://www.nikkei.com/article/DGXNZO44148990V20C12A7LX0000/ 5月下旬、鹿児島県内の有力企業2社が再生可能エネルギー事業で手 を結び、一大プロジェクトを打ち出した。エ ネルギー商社の南国殖産(鹿児島市)と酒類販売の本 坊商店(同)などが共同で「九州発電」(同)を設立。今後6年をかけて、県内の山あいに小水力発電施設を約40カ所建設 する。出力は合計2万4千キロワット、一般家庭5万世帯分の電力を賄う計画だ。 投資額は約240億円。「100億円を超える規模で(1万キロワ… |
号機 |
発電所名 |
最大 出力 (kw) |
場所 |
河川名など | 最大琉量 (㎥/s) |
有効落差 (m) |
年間発電量 (万kWh) |
運転開始 年 |
設置者・スキーム・総事業費 |
1 |
船間 | 995 | 肝付郡肝付町船間地区 | 馬口川 (普通河川) |
0.586 |
204.72 |
630 (72.2%) |
着工:2013.3 竣工:2014.7 |
鹿児島銀行と政投銀による協調融資>>785 約15億円 |
2 |
重久 |
980 |
霧島市重久地区 | 手篭(てご)川 | 1.2 |
110.0 |
530 |
着工:2013.7 竣工:2015.1 |
建設費14億円・ 鹿児島銀行と政投銀による協調融資>>860 |
3 |
大川 |
1,990 | 南大隅町佐多馬籠 | 大川 (普通河川) |
1.26 |
192 | 900 |
着工:2014.8 竣工:2016.8 |
建設費26億円 |
4 |
一ノ谷 |
990 |
肝属郡肝付町岸良 | 一ノ谷川 (普通河川) |
0.62 | 195.78 | 600 |
着工:2015.1 竣工:2017.2 |
約18億円 |
5 |
内之浦辺塚 |
800 | 肝属郡肝付町岸良 | 一ノ谷川・ (普通河川) |
1.10 |
88.27 |
400 |
着工:2015.5 竣工:2017.6 |
約11億円 一ノ谷発電所放流水も利用 |
6 |
七山滝川 |
990 |
佐賀県唐津市七山滝川 |
滝川 (2級河川) |
1.43 |
84.15 |
472.6 |
着工:2017.11 竣工:2019.11 |
約17億円 |
6,745 |