奥伊吹発電所 起工のお知らせ [KANSO テクノス] 当社と奥伊吹観光株式会社(本社:滋賀県米原市、代表取締役:草野丈太)が出資して設立した奥伊吹水力発電合同会社(本社:滋賀県米原市)は2020年 7月29日に奥伊吹発電所の起工式を執り行いました。 奥伊吹発電所は、滋賀県米原市甲津原において発電出力199kWの水力発電所を、2020年7月より建設し、2022年6月(予定)から発電を開始する ものです。年間予定発電量は1,350MWhで、再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、発電した全電力量を20年間、関西電力株式会社へ売電い たします。 本事業の設計は当社が行い、土木工事および「奥伊吹発電所」の運営管理については奥伊吹観光株式会社が行います。 砂防ダムを利用した水力発電所、米原で起工 22年稼働へ 2020年7月31日 05時00分 (7月31日 05時00分更新) 会員限定 [中日新聞] 二〇二二年六月の稼働を目指す水力発電所の起工式が二十九日、米原市甲津原のグランスノー奥伊吹敷地内で行われた。工事を行うのは発電所建設などを行う KANSOテクノス(大阪市)とグランスノーを運営する奥伊吹観光(米原市)の合同で設立した奥伊吹水力発電合同会社。 発電所が設置されるのは同市甲津原の姉川支流の瀬戸谷川。砂防ダムを利用し、水が通る部分に取水設備を設置。下流に向け全長一・一キロ、高低差百五メー トルのパイプを埋設し、高低差を利用した水圧で発電を行う。 発電所の工事は既存ダムを利用しているため掘削などはなく濁水の流出もない。年間可能発電量は一千三百五十メガワット時で、一般家庭四百五十軒分に相当 し、奥伊吹観光の年間消費電力一千百五十メガワット時を超える。奥伊吹観光の草野丈太社長は「環境負荷を抑えるゼロ・エミッションの取り組みとしてやりが いがある。今後も地域に眠る電源を開発したい」と話した。 (磯貝元) 【「水力発電」をスタート。滋賀県米原市でスキー場(グランスノー奥伊吹)の運営を行う奥伊吹観光と関西電力グループのKANSOテクノスと合同で「奥伊 吹発電所」の新設運営へ。】 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000025847.html 滋賀県米原市でスキー場(グランスノー奥伊吹)の運営を行う奥伊吹観光株式会社と関西電力のグループの株式会社KANSOテクノスが合同で、淀川水系・姉 川支流 瀬戸谷川(滋賀県米原市甲津原瀬戸山124番地)に「奥伊吹発電所」の建設を開始。2020年2月14日設立の「奥伊吹水力発電合同会社」により、「水力 発電事業」を開始致します。 |
帰宅後調べて見たら3月に無事竣工していたらしい。 観光と環境の共生を 水力発電所、完工式に50人 米原 /滋賀 https://mainichi.jp/articles/20220429/ddl/k25/020/268000c 毎日新聞 2022/4/29 地方版 有料記事 496文字 米原市甲津原で建設が進んでいた水力発電所「奥伊吹発電所」の完工式が27日にあり、約50人が出席して完成を祝った。 スキー場などを運営する「奥伊吹観光」(米原市)と関西電力のグループ会社が出資して設立した「奥伊吹水力発電合同会社」が、2020年7月に起工、今 年3月から営業運転を始めている。 同発電所は1.1キロ上流にある取水設備から105メートルの水の落差を利用して発電する。最大出力は199キ… …同時に「奥伊吹第二発電所」の起工式もあった。今回完工した発電所とほぼ同規模で、約 800メートル下流に建設される。23年4月の運転開始を目指す。 |
昨日は姉川を逍遙。姉川ダムはダ ム調査久々だったせいかでデカく感じた。直下の水発用曲谷ダムは姉川ダムで水量安定したせいでゲートを廃止してしまって調整力でなくなってしまった。水門 壁にラジアルゲートの円弧型の跡が残る。課題だった起又谷の取水堰も確認。農閑期で乾上がった小田の分水工も見学 pic.twitter.com/dqv5zlTOfu
— とはずがたり (@tohazugatali1) November 7, 2022
「グランスノー奥伊吹」を運営する 奥伊吹観光株式会社 https://www.bbc-tv.co.jp/hensei/tv_economy/2022/0702.html びわ湖放送・滋賀経済NOW 2022年07月02日放送 米原で関西最大級のスキー場、グランスノー奥伊吹を運営する奥伊吹観光株式会社。 雪の無いシーズンも、地元に活気をもたらすリゾート企業として、事業の多角化を進めてきました。 今回、番組が取材したのはそのひとつの水力発電事業です。 奥伊吹水力発電合同会社は奥伊吹観光と関西電力グループのKANSOテクノスが出資して設立した合同会社です。 今年の3月に「奥伊吹発電所」を竣工。 すでに水力発電所の運転を開始し、電力の供給を行っています。まったく異なる分野に思えますが、スキー場を経営する奥伊吹観光にとって雪は重要な資源で す。 「自然を資源にする観光業・・・環境問題や地球温暖化、わが身に迫る課題として考えていた・・・」と草野丈太代表取締役は言います。 現在、第二 発電所を工事中、来年4月の運転開始を目指します。 多角化事業で蓄えたノウハウを活かし水力発電事業を推し進める奥伊吹観光株式会社、何年、何十年先も子どもたちがスキーを楽しめる未来を目指し前進を続け ます。 |
発電所名 所在地 営業運転開始日 水車形式 発電機形式 最大出力 最大使用水量 有効落差(最大) 発電電力量(年間) 建設費(税別) |
姉川ダム発電所 滋賀県米原市曲谷869 平成29(2017)年4月1日 横軸フランシス水車 三相誘導発電機 900kW 2.5m³/s 47.84m 4,700MWh (1,300世帯分) 916百万円 |
~起き又川~ 起又谷取水堰(仮称) 地 理院・空 撮 送水:曲谷ダム経由伊吹発電所 |
~足俣川~ 現地ではすっかり失念しててスルーしてしまったが,多分こ の辺(EL.429m)[G] で取水してこ の辺(EL.337m)[G・ 建屋と水圧管]で発電。もし取水点が合ってるとすると流域面積は約4.7km2程。0.3m3/sの取水量も(小水力にしては)なかなかの量と云 えるかな・・。 水管が埋設された林道はグーグル地図には載ってないようだ。(地理院は記載されてるようだ。) また足俣川を遡ると国見峠を経て岐阜側に出るが,そこは粕川流域で ある。 足俣川小水力発電所[滋賀県] 設置場所:米原市上板並 事業者:(株)クリハラント 設備容量:194kW 使用水量:0.30m3/s 有効落差:93.44m 年間発電量:147万kWh(約404世帯分) 稼働開始:2016年8月~ 落差は100m近くある。また用水路の直上で放水。設置容量は小さいがまあ調和はしてる。 |
この草野川結構懐深くて上流の流域面積40km2もある。 1.2m3/sぐらいは取れそう。姉川177.44m地点での水8.21m3/sと併せると9.41m3/s程にはなってそこそこ行けるが流石にこの形状 はないよなあ。。 で,この草野川,既に上流で発電してる様だ。取水堰が計 5箇所も!? 草野川発電所[水 力] 事業者名:関西電力(株) 運開:1939.12(宇治川電気) 水路式・調整池式 認可最大出力:2,300kW 常時出力:529kW 最大使用水量:1.39m3/s 有効落差:202.10m 水車:出力2400kW×1台 流域面積:11.6km2 取水:東俣谷川、白谷川?(地 理院・空 撮)・榧谷川??(地 理院・ス トビュウ)・霜谷川?(地 理院・空 撮)・千石谷川?(地 理院・空 撮)他計 5箇所(400.00m) 放水:草野川(225.66m) →来た♪というか事故のせいなのであんま来てないけどそれでも堰判明♪榧谷川は有って。千石谷川にはなくて,霜谷は二つあった。 また東俣谷川の堰堤名は深谷堰堤という様だ。 出典:関電 さて流域面積11.6km2で水量1.39m3/sはなかなか優秀。雨が良く降るのかな?草野川は別途纏 めた。琵琶湖畔の例に漏れず新規開発は難航。。 |
発
電所諸元 |
水源 |
導水管 距離 |
その他・摘要 | |||
出力 |
水量 |
落差 |
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奥伊吹水力発電(株) | 199kW | 砂防ダム | 2022年運開予・年間予想発電量:1350MWh | |||
いぶき水力発電(株) 姉川ダム発電所 |
900kW | 2.5m3/s | 姉川ダム河川維持放流量 | 年間予想発電量:4,700MWh | ||
関電・小泉発電所 | 966kW | 4.45m3/s | 28.03m | 姉川 | 足俣ダム建設で水量安定化を見込む分で増強 | |
関電・伊吹発電所 | 5,400kW | 3.76m3/s | 172.90m | 曲谷ダム(368.50m)・起又谷 | 9.6km既設 | |
関電・草野川発電所 | 2,300kW | 1.39m3/s | 202.10m | 東俣谷川他(400m) | ||
関電・高時川
発電所 |
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