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21,6,8運開
神流(かんな)川の電源開発
西毛の中心河川烏川から枝分かれする神流川。一定の開発がなされている。
鏑川同様可成り小雨帯に見えるが鏑川の開発が皆無なのに対してこちらは一定進んでゐる。何が違うのかねぇ。。
まあ云うても下久保ダムのみとも云える訳だけど。
出典:
利根川水系砂防事務所
(
)利根川分流
[
EL.48m
])
(
烏川分流
[
EL.54m
])
~神流川~
此 処(119m)
らに昔の上武鉄道西武化学前駅。今も朝日化学の工場がある。昔はニッケル工場だったそうな。大江山の加悦鉄道とかぶる。復活させた いがこちらは肥料工場になっちゃったのかな。
群馬県企業局 鬼石発電所[
水力
]
所在地:群馬県藤岡市鬼石
平成14(2002)年2月:運用開始
ダム水路式・調整池式
認可最大出力:790kW 常時出力: 40kW[5.1%]
最大使用水量:12.00m3/s[0.35]
最大有効落差:8.38m
流域面積:338.7km2
取水:神流川[神水ダム]142.30m
放水:神流川132.56m
下久保の逆調整ダムを利用して小さなダム式発電所。
神水(しんすい)ダム・ 逆調整ダム[
場 所144m
]
昭和43(1968)年4月:竣工
堤高:20.50m
有効貯水容量:200,000立方メートル
堤頂標高:148.50m
常時満水位標高:142.30m
水車中心標高:135.4 m
集水面積:338.68平方キロメートル
下久保発電所放流口[
場 所149m
]
下久保発電所[
水 力
]
運開:1968.12群馬県企業局
ダム式・貯水池式
認可最大出力:15,000kW 常時出力: 0kW
最大使用水量:12.00m3/s
最大有効落差:148.62m
水車:水車×1台 出力15500kW、500rpm
流域面積:322.9平方キロメートル
取水:神流川[下久保ダム]296.80m
放水:
神 流川144.80m
下久保第二発電所[
水 力
]
運開:2001.6 群馬県企業局
ダム式・流込式(河川維持流量式)
認可最大出力:270kW 常時出力:140kW
最大使用水量:0.323m3/s
最大有効落差:110.60m
水車:出力270kW×1台
取水:神流川[下久保ダム]296.80m
放水:神流川180.06m
下久保(しもくぼ)ダム[
水 力
][
便覧
]
(独法)水資源機構管轄
河川 利根川水系神流川
目的 FNWIP
堤高 129m
流域面積/湛水面積 322.9km2 ( 全て直接流域 ) /327ha
総貯水容量/有効貯水容量 1億3,000.0万m3/1億2,000.0万m3 ←でけえ!
ダム事業者 関東地建→水公団一工
着手/竣工 1959/1968
夏期制限水位期 利水発電容量: 85,000,000立方メートル
標高
堤頂標高:300.00m
常時満水位標高:296.80m
夏期制限水位標高:283.80m
低水位標高:223.70m
適当な上流からダム湖畔に水をぶち込んで5,000kWぐらいの奴が欲しい。だいたい水量×落差が600が目途となる。
また送水距離も12km以内でないと5MWには厳しい。
今,あれこれ調整して409mのここ,約13.65kmで到達。途中船子川で取水。さあ,流域面積120km2以上とれるか?
233.65km2。OKだ。面積比で個人的基準の半分でもこんだけ広いと10MW超えて来て導水距離の長さも目をつぶることができる。
[私案]中神流川発電所
出力:
10,100kW[+10.1MW]
水量:11.6m3/s[0.50]
落差:105m
流域:233.65km2
導水:13.65km
取水:
神 流川(叶山)
・
船 子川
410m
放水:神流川[下久保ダム]満水位300m
こ の辺(EL406m)
の南側,叶山は秩父セメント(太平洋セメント)の石灰石鉱山あり。
さて同じ様なことをしつつ10km程遡ると
上 野村楢原EL565m
。
先 程の神流川(叶山)
から150m程高度を稼いだので残るは面積である。4m3/sは欲しいので80km2以上有ればOK。
→118.9km2。OKだ。
[私案]上野発電所
出力:
7,300kW[+7.3MW]~
9,500kW[+9.5MW]
水量:5.9m3/s~7.5m3/s
落差:150m
流域:118.9km2
導水:10km (0.73)
取水:
神 流川(楢原)EL565m
。
放水:
神 流川(叶山)
410m
さて,更に上流に何かある。
結構新しい時期に結構小さめの発電所をしかも東京発電ではなく直営。名前もなんかのキャラみたいで,案件の匂いしかしない。上野ダムの維持流量発電とか?
調べて見ると当たらずといえども遠からずであった。土砂流入を嫌って関電の旭ダムにあるような迂回トンネル造ったんだな。
> 当発電所は、揚水発電所のダム上流の河川から取水し、調整池を迂回する水路を活用した当社として初めての水路式水力発電所となります。[
東電
]
東京電力RP(株) 虎王発電所[
水力
]
所在地:群馬県群馬郡多野郡上野村楢原←場所何処だ??
平成23(2011)年11月25日:運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:270kW 常時出力: kW
最大使用水量:0.35立方メートル毎秒
有効落差:101.10m
水車:1台
取水:神流川
放水:神流川
上野ダム[
便覧
]
河川 利根川水系神流川
目的 P
堤高/堤頂長 120m/350m
流域面積/湛水面積 31.2km2 ( 全て直接流域 ) /56ha
総貯水容量/有効貯水容量 18400千m3/12670千m3
ダム事業者 東京電力(株)
着手/竣工 1995/2005
送取水:
神流川発電所
[全体構想2,820MW](純揚水発電 所・上 池)→
千曲川はこちら
。
東京電力RP(株) 神流川発電所[
水力
]
平成17(2005)年12月 :一部運用開始
揚水式水力・純揚水式
認可最大出力:470,000kW(全台運用開始後:2,820,000kW予定)
最大使用水量:510.00m3/s(予定・現在85立方メートル毎秒) 最大揚水水量:360.00m3/s
有効落差:653.00m 最大落差:675.00m
水車:立軸単輪単流渦巻フランシスポンプ水車×1台(全台運用開始後6台) 水車出力470000kW
上部貯水池:信濃川水系南相木川[南相木ダム(流域:6.2km2)]1,527.0m
下部貯水池:神流川[上野ダム(流域:31.2km2)]814.0m
~千曲川~
南相木ダム[
便覧
]
東京電力(株)
目的:発電
堤高/堤頂長:136m/444m
流域面積/湛水面積 6.2km2 ( 全て直接流域 ) /59ha
総貯水容量/有効貯水容量 1,917.0万m3/1,267.0万m3
着手/竣工 1995/2005
送水:
神流川発電所
[全体構想2,820MW](純揚水発電 所・上 池)。