電 力総研 水 力あれこれ(北 海道)
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21.6.25運開
渚滑川

1.沿川概況
出典:国 交省

渚滑川の水利権(2013.5)
種別
件数
最大取水量
摘要
潅漑用水
1
0.886m3/s

水道用水
2
0.222m3/s

工業用水
1
0.029m3/s

その他
1
0.273m3/s

発電用水
(最大取水量)
2
6.620m3/s
滝上改修前データか?

6
8.030m3/s


2.沿川風景

(源流)

滝上芝ざくら発電所取水堰

ほくでんEE(株) 滝上芝ざくら発電所[水 力][DB] [wiki
所在地:北海道紋別郡滝上町旭町
    所有:滝上水力電氣株式会社(滝上発電所)
    大正14(1925)年12月   :運用開始
平成15(2003)年 4月 1日:所有者変更(北海水力発電→現ほくでんEE)
    平成25(2013)年12月20日:再開発及び発電所名変更(滝上芝ざくら発電所、250kW)
    平成26(2014)年 4月 1日:出力増加(260kW)
水路式・流込式
発電所出力 260kW(112kW、再開発前)      常時出力:     (90kW、再開発前)
年間発生電力量 約1,660MWh
    最大使用水量:4.40m3/s(再開発前)
    有効落差:6.97m(再開発前?)
 水車:立軸フランシス水車 出力131kW×1台・  発電機:立軸三相交流同期発電機×1台→水車形式:水中タービン発電機(水 車と発電機一体型らしい)
    流域面積:456.5km2
    取水:渚滑川 123.14m
    放水:渚滑川 113.74m

さて,2014年の改修で出力が倍増以上になった訳だが取水位を上げたのか水量を増やしたのか。
twに 拠ると取 水堰はこれ[地理院だと此 処EL122.9m]の様であるから改修の前後で取水位は変わってないと 思われる。となると最大使用水量が8.8~10.0m3/s程に増強された可能性が ある。流域面積は456.5km2なので10m3/s程は十分可能であるしなんなら少ない位ではなかろうか。

キモイ名前になってしまったがwikiに 拠ると
>北海道内の夕張市に同名で同じ1925年に運用を開始した水力発電所が別に存在していることから、改修して2013年12月に運転再開するのに合 わせて改名
だそうな。已む無しか。

ほくでんEE(株) 濁川発電所[水 力
所在地:北海道紋別郡滝上町新町
運開:1935.10[不明] 所有社変更:2003.4.1(北海水力発電)
水路式・流込式
認可最大出力:292kW  常時出力:288kW
最大使用水量:2.22m3/s
有効落差:18.72m
水車:横軸フランシス水車 出力330kW×1台
導水路:総延長1974.2m
流域面積:486.0km2
取水:渚滑川 113.38m
放水:渚滑川 92.17m

連檐しているが下流の水量が上流より少なくて無駄に放流している。水量を10m3/sにして出力を1200kW位には出来るのでは無いか??まあ小さいけ ど。。

(オホーツク海)

3.開発

上流でも開発出来そう。渚滑川など235m付近から取水,15km+3km程流下させてサクルー川との合流点の滝上芝ざくら発電所取水堰124mに放水出 来る。
10m3/s程行けるやろ。
落差100m程で8,300kW。
焦点は(滝上桜では推定したし未だ余力ありそうと判断したが)10m3/sも採れるかどうか,である。当たりは付いたので調べてみる。


面積:303.3km2
年間平均降水量:800mm[ソー ス]→げえ,少ないww
25%ぐらいとすると7.5m3/sも採れれば良い方かな。。

[私案]渚滑川発電所
出力:6,200kW[+6.2MW]
水量:7.5m3/s
落差:100m
流域:約300km2
導水:
取水:渚 滑川熊 手沢滝 西モ セカルシュナイ川サ クルー川原 子川矢 口川
放水:渚滑川[滝上桜PS]124m