東北北部エリア 電源接続案件募集プロセス
https://www.occto.or.jp/access/process/tohoku/tohoku_hokubu.html

東北北部エリアにおける
電源接続案件募集プロセス
https://www.occto.or.jp/access/process/tohoku/files/170403_tohokuhokubu_koiki.pdf
平成29年3月
電力広域的運営推進機関

【電源接続案件募集プロセスとは】

o系統連系希望者が、発電設備等を送電系統に連系等をするにあたり、一般送配電事業者等に接続検討申込みを行った結果、送電系統の容量が不足し、大規模な対策工事が必要な接続検討回答となる場合があります。
oこのような場合、仮に近隣に系統連系希望者がいたとしても、個々の計画に守秘性があることから、単独で連系等をすることを前提に接続検討を行うため、工事費負担金が高額となります。
oそのため、このようなエリアでは、工事費負担金を支払うことが困難であるとして、系統連系が進まない状況となることがあります。
oそこで、このような状況において、近隣の案件も含めた対策を立案し、それを共用する多数の系統連系希望者で対策工事費を負担することにより、効率的な設備形成と個々の系統連系希望者の工事費負担金の低減を図るのが『電源接続案件募集プロセス』です。





https://www.tohoku-epco.co.jp/jiyuka/04/tou.pdf

東北北部における系統状況変化について

【系統状況について】
当社管内では,これまでの電源の系統連系の申込みにより,現状設備の系統の空容量がないため連系希望の電源を受入れるこ
とができない系統制約エリア(図1着色部分)が複数点在しておりました。
今回の情報公表では,更なる系統連系の申込みにより,北部と南部を接続する基幹送電線の一つに熱容量超過が予想されること
となり,系統制約エリアの範囲が,北部3県全域と宮城県一部にまで拡大しております(図2参照)。
当社基幹系統は,北部と南部に大別されていますが,今般,系統制約エリアとなった北部(青森・岩手・秋田県全域と宮城県沿岸
北部)の送電設備は,環状系統を構成し,南部に向けて複数の基幹送電線に分流して送電しています(図3参照)。
このため,北部と南部を接続する基幹送電線に熱容量超過が予想されることの影響が環状系統全体に及び,ひいては北部全体
が系統制約エリアとなったものです。

【系統連系に必要な対応】
系統制約エリア(図2着色部分)においても,追加的に系統増強工事を行い,その費用をご負担頂くことで,系統連系が可能となり
ます。また,具体的な系統増強内容を含め,系統連系に必要となる事項は,系統アクセス検討をお申込み頂くことで,検討を行い回
答いたします。