電力総研 揖保川水系電力開発
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揖保川逍遙引原篇(20.10.03)
   
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20.10に2週間前に引き続き再訪。前回は見逃した音水川を調べた(一部20.9の画像あり。)

此処から音水川に沿って林道っぽい道を上がっていく。

数件の聚落があって広場がある。
20.10
因みに,昔,音水渓谷には鉄山があったそうな。此処は兵庫県の宍粟郡だから播磨国とは云え山陰の踏鞴(たたら)製鉄の影響を感じる。
音水鉄山跡
この地域において宝永年間(一七〇四)から明治三十二年(一八九九)までの間に鉄山の経営がなされていました。当時は約六〇戸の世帯があり鉄山で働いて生活をしていました。
金山神社(カナイゴサン)は慶応四年に当地鉄山の守護神として祀る(滝山・廣地・鍵掛・久保原山の各鉄山を十年から三十年毎に移動し最後に音水に祀り現在に至る)
波賀町教育委員会
と看板にはあった。

音水渓谷


音水川取水施設
暫く上がって見逃したかなと不安になる頃,取水設備が見えてくる


此処迄が舗装路の様だ。

此の穴から水はダムへ送られる様だ。意外に小さめ。



取水口付近


貯留量はないようだが,大雨の時の雨量を少々貯めといても良いのではないか。
このぐらいの小ぶりな堰でも設置したらどうか?(もっと谷を堰き止めるデカイやつでも良い。今のままでは取水口で余らせた水はそのまま排水されてしまう仕様に成ってゐる様子。)


なお見たかったのは利水標だったけど見当たらなかった。。
十津川にはしっかりあったのにねえ。。


引原ダム
上流には3つの発電所と安積発電所の西谷取水口を初めとする幾つかの取水口,そして引原ダムがある。
20.9
取水施設(原発電所へ送水)
20.9
2週間後に再訪。
もっと堰堤を写したつもりだったけど写真って難しい。ピントも完全に手前の樹の枝に合わさってるw
20.10

新旧の引原トンネル
戸倉や馬返し(九頭竜川),天辻トンネルと同じ様な狭さ。戸倉は一寸レベルが高いけど経路も直ぐ横。天辻だけ現役w
とは云え酷い写真で失敬。。

裏側の出口付近。奥まっていて現道からは見えない。廃屋もあってあれた雰囲気。
トンネルは巻立てがしてあって劣化してるのかも知れないけど車道としては狭いってだけで未だ未だしっかりした印象なんだけど。


おまけ

戸倉隧道兵庫側

入口は[場所]。此処からあからさまに狭くされて入りにくい印象にされている旧国道へ。直ぐに道幅は復活する。が,また半分になる。どうもヘアピンカーブ部のみ旧来の道幅を残した様だ。

廃道化処理されて道幅が半分になった旧29号線。旧中央分離帯の黄線が路側帯の白線みたいになっている。土砂が貯まったのではなく,明らかにわざわざ土砂を詰んで狭くした感じである。
20.10


暫く行くと広場になっていて行き止まり。
よく見ると廃道化の土盛りが此処では道半分ではなく全面的に施されてる様だ。
というか林道(明治道でもあるようだ)への分岐があるので此処迄廃道化は免れたと云う感じ。
土盛り側から旧国道を見る。取り残された兵庫県波賀町の看板が淋しげである。合併で今では波賀町はなく宍粟市となっている。

但し林道は立ち入り禁止。なんでも専用道新設工事中らしい。

廃道化された部分を延々と歩く覚悟で来たが直ぐにも隧道であった。[場所
南西を向いてる国土地理院の描画と違って,トンネル洞口は西向き(現地では北向きに思えたが地形図で判断するに)の斜面にあった。


1車線化もされてない旧道を快適に登っていくとどん詰まりになってそれ以上どこへ行けない鳥取側の方が有名で,通行止めながら林道への分かれ道がありそこから直ぐのこちらの方がマイナーである。
廃屋と化した戸倉トンネル管理事務等もあるけどあっけらかんとして明るい斜面にその体躯を晒す鳥取側に対して土砂で廃道化処理され山陰にひっそりと佇む兵庫側の方が人気が出ないのか?まあ行ったのは夕刻だったから余計そんな気がしたのかもしれないけど。。

いずれにしても鳥取側は八東川の水系となる。