電 力総研 水 力あれこれ
と はずがたりな掲示板(利 水スレ電 力スレ)
20.11.17運開

穂高川の発電所

信濃川改め千曲川から分岐する犀川であるが,その発電上,観光上最有力な支流と云えば矢張り梓川であるが,高瀬川と並んで穂高川にもそれなりの発電所が立地している。
とは言え穂高そのものは直ぐに中房川と烏川に分かれて名前は消えてしまい,その両支流に跨がって発電所が立地している。

1.中房川 2.烏川 3.芦間川

1.中房川…殆ど開発し尽くされとる。。

中部電力(株) 中房第五発電所[水力
    昭和 2(1927)年6月  :運用開始
  水路式・流込式
    認可最大出力:2200kW      常時出力: 140kW
    最大使用水量:1.81立方メートル毎秒
    有効落差:150.10m
    水車:出力2290kW1台
    導水路:総延長3480.8m
    流域面積:30.5平方キロメートル
    取水:中房川(1330.89m)・中川谷(1340m)糠川谷(1364m)
    放水:糠川谷[中房第四](1167.68m)

中部電力(株) 中房第四発電所[水力
大正14(1925)年12月  :運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:7200kW  常時出力:2200kW
最大使用水量:2.78立方メートル毎秒
有効落差:304.56m
水車:出力7440kW1台
導水路:総延長3716.0m
流域面積:42.7平方キロメートル
取水:糠川谷[中房第五発電所]中房川1180.50m
放水:中房川[宮城第二] 849.20m

中部電力(株) 宮城第二発電所[水力
大正 7(1918)年6月  :運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:470kW      常時出力:290kW
最大使用水量:1.20立方メートル毎秒
有効落差:49.88m(以前は49.39m)
水車:出力500kW1台
   流域面積:52.0km2
    取水:中房川[宮城第四]849.59m
    放水:中房川[宮城第一]

上流の宮城第四1925運開の2.78m3/sに対してこの宮城第二1918運開は1.20m3/sしか使っておらず,流域面積52km2を考えると5m3/s程あっても良い。
また以下の発電所はいずれも小さくしょぼい。纏めて大改良が順当。

中部電力株式会社 宮城第一発電所[水力
現役では日本最古の発電機が稼動中(1号機:独ジーメンス社1902年製、500V、250kVA)
安曇電気株式会社[運開]    明治37(1904)年9月14日:運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:400kW      常時出力:140kW
最大使用水量:1.11立方メートル毎秒
有効落差:50.65m
水車:2台 総出力540kW
    取水位標高:796.59m
    放水位標高:742.07m
    流域面積:52.0平方キロメートル
    取水:中房川[宮城第二]
    放水:中房川[宮城第三]742.07m

中部電力(株) 宮城第三発電所[水力
    大正 9(1920)年12月  :運用開始
水路式・流込式
認可最大出力:720kW      常時出力:180kW
最大使用水量:2.23立方メートル毎秒
有効落差:44.55m
水車:出力746kW1台
    導水路:総延長445.1m
    流域面積:55.6平方キロメートル
    取水:中房川[宮城第一]741.80m・野辺沢からは取水出来そうだけどしてないのかな??
    放水:中房川693.32m

宮城第二・第一・第三を併せてリプレースが必要かと。

[リプレース案]中房川発電所(←宮城第二・第一・第三廃止[▲1,590kW])
出力:7,900kW[+6.31MW]
水量:5.0m3/s
落差:190m
流域:52.0km2
導水:4.5km
取水:中房川[宮城第四]849.59m
放水:中房川654m

日本最古の中房川第一がリプレースされちゃう前に早く実現せねば!!!

2.烏川

中部電力株式会社 烏川第三発電所[水力
    昭和60(1985)年10月:運用開始
発電の区分
    種別:一般水力
    発電形式(落差を得る方法):水路式
    流込式
出力
    認可最大出力:16400kW
      常時出力: 1500kW
水量
    最大使用水量:4.00立方メートル毎秒
落差
    有効落差:485.35m
設備
    水車:横軸ペルトン水車 出力16700kW1台
    導水路:総延長8459.8m
    流域面積:32.5平方キロメートル
河川
    取水:烏川1302m[一ノ沢1302m二の沢1302m本沢1297m崩沢1295m
    放水:烏川795m[須佐渡ダム]

烏川取水口[場所873.9m
送水:烏川第一発電所

須砂渡(すさど)砂防堰堤[水力][場所
    堤高:20m、堤頂長:136m

中部電力株式会社 須砂渡発電所[水力
10電力会社(電気事業連合会加盟会社)としては初めての砂防堰堤を利用した水力発電所となります。
    平成21(2009)年8月   :着工
    平成22(2010)年9月17日:運用開始
ダム式・    流込式
    認可最大出力:240kW      常時出力: 67kW
    最大使用水量:2.20立方メートル毎秒
    有効落差:14.60m
    水車:出力261kW1台
     取水位標高:785.24m
    放水位標高:768.90m
    流域面積:52.3平方キロメートル
    取水:鳥川[須砂渡砂防堰堤]
    放水:鳥川

中部電力株式会社 烏川第一発電所
http://www.suiryoku.com/gallery/nagano/karasu1/karasu1.html

    所有:長野電燈株式会社?[運開]
    大正10(1921)年12月  :運用開始
水路式・    流込式
    認可最大出力:1300kW      常時出力: 160kW
    最大使用水量:1.53立方メートル毎秒
    有効落差:103.67m
    水車:出力1320kW1台
    導水路:総延長1779.5m
    流域面積:50.9平方キロメートル
    取水:烏川(874.31m)・一ノ沢(869.9m)
    放水:烏川[烏川第二発電所]764.27m

北ノ沢(873m)から取水出来そう。但し4.3km2と面積僅少。。
0.4m3/s取れたとしても1,630kWとなって+330kWの為に増強するのかって事になる。約2.8kmの導水。ないなあ。。

流域面積に対して水量が少なくも思えるが,上流で烏川第三用に水を取られちゃってるので計算上ほぼきっちり使い込んでると云える。このまま放置かな。。

中部電力(株) 烏川第二発電所[水力
    所有:長野電燈株式会社?[運開]    大正10(1921)年10月  :運用開始
水路式・流込式
    認可最大出力:1200kW      常時出力: 230kW
    最大使用水量:2.23立方メートル毎秒
    有効落差:61.10m
    水車: 出力1200kW1台
    導水路:総延長2342.6m
    流域面積:65.6平方キロメートル
    取水:烏川烏川第一発電所小野沢(779.7m)
    放水:烏川[取水堰]


3.乳川・芦間川・和田川

[構想]芦間川発電所
出力:2,300kW[+2.3MW]
水量:1.1m3/s
落差:255m
流域:10.7km2
導水:3.1km
取水:芦間川924m支流926m
放水:芦間川684m

導水:

流域:


[構想]乳川発電所
出力:7.800kW[+7.8MW]
水量:3.2m3/s
落差:295m
流域:31.9km2
導水:6.8km
取水:乳川谷930m明沢932m白沢933m親沢(仮称)934m
放水:乳川630m

導水:

領域:


昭和電工(株) 常盤(和田川)発電所
こちら参照